おしゃべりな人は一日中しゃべり続けていないと気が済まない傾向があります。こういった人の多くはどんなにしゃべり続けても疲れることがありません。

むしろ、たくさんしゃべることでストレスが発散できて、満足感に浸り続けるのでやめられません。

それに対して、おしゃべりな人の話を聞かされる人は聞き役に徹することが多く、興味が無い話を聞かされ続けられるとうんざりすることでしょう。

このようなおしゃべりな人の特徴と黙ってほしいときに黙ってもらう方法をご紹介していきます。

おしゃべり好きな人の特徴

おしゃべり好きな人の特徴は以下の通りです。

・性格が明るい
・ネタをたくさん持っている
・聞くことも上手い
・黙っていることができない
・構ってほしい
・ストレスをためこみやすい
・社交的な性格をしている
・孤独が嫌い
・秘密を守れない
・じつは親友と呼べる仲間がいない
・自己中心的
・ポジティブ
・頭の回転が速い
・みんなの輪の中心になりたい
・負けず嫌いで自分を正当化したい

おしゃべり好きな人の特徴:性格が明るい

おしゃべり好きな人は、性格が非常に明るい場合が多いです。

そのため、たいていは周りの人も明るくて楽しい気持ちにすることができます。

もちろん、おしゃべり好きな人は自分が話をすることで周りの人にも明るい気分になって楽しんでもらいたいとか、
笑ってもらいたいという考え方が非常に強いので周囲の人がにこにこするとさらに勢いにのります。

こういうキャラの持ち主は周りの人が辛い時や苦しんでいる時こそ、
周りの人に楽しい話をしたり面白い話をしたりして、明るく接することで相手の気持ちを盛り上げようとしますので
クラスのムードメーカー的な存在になりやすいでしょう。

おしゃべり好きな人の特徴:ネタをたくさん持っている

おしゃべり好きな人は、いつでもみんなのことを楽しませるためのネタをたくさん持っている傾向があります。

こういったネタはいくら話しても尽きることはなく、どのような話でも周りの人のことを楽しませることができる話し上手な一面があります。

また、他の人が話している話を広げることも非常に上手で、話が盛り上がるように上手に質問をしたり
相槌を打って感嘆の声をあげたりすることで、話している相手の気持ちを盛り上げることもできます。

このように、話のネタが豊富な人は話を上手に盛り上げるために知識や経験も豊富であることが多いです。

おしゃべり好きな人の特徴:聞くことも上手い

おしゃべり好きな人は、自分が話をすることも上手ですが、相手の話を聞くことも、とても上手です。

と言いますのも、おしゃべり好きな人は自分が話題を提供することもありますが、
他人の話を広げながら会話をしていくことを楽しむこともできます。

ですので、相手の話にしっかりと耳を傾けながら、話を上手に引き出すような質問をしたり、
相手が気持ちよく話を進められるように相槌を打ったりすることができます。

このように、おしゃべり好きな人は話を盛り上げるために、
相手の話もしっかりと聞いてあげることができる人が多いです。

おしゃべり好きな人の特徴:黙っていることができない

人と一緒にいるときに沈黙の時間が出来ることを嫌だと感じる人は黙っていることができない場合もあります。

たとえば、恋人や友人とドライブを楽しんでいる際に最初は話も盛り上がりますが、
だんだん時間が立つほど会話が無くなってしまうという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

このような沈黙になる時間を、あまり得意としない人は何かを話していなくては落ち着かない場合が多いです。

ですので、沈黙にならないように間を持たせるために話をしている結果、
相手からはよくしゃべる人だと思われがちです。

おしゃべり好きな人の特徴:構ってほしい

おしゃべり好きな人は、構ってほしいという気持ちを話すことで表している場合もあります。

いわゆる”かまってちゃん”といわれるようなタイプです。

”かまってちゃん”タイプは精神年齢が子供というイメージがありますが、
なんといっても寂しがり屋な面が影響しているので
自分からたくさん話をすることで相手はその話に興味を示して、
進んで会話をしてくれることを望んでいるのです。

おしゃべり好きな人の特徴:ストレスをためこみやすい

おしゃべりな人は、意外かもしれませんがストレスをためこみやすいというケースもあります。

普通なら話をたくさんすることでストレスを発散していると思われがちです。

しかし、おしゃべりな人は自分が話をしたいから、たくさん話をしているとは限りません。

たとえば、2人きりの空間で沈黙が気まずいと感じている場合や、飲み会などで周りの雰囲気が盛り上がっていないと感じた際に、
その場を盛り上げるためにおしゃべりになっている場合もあり得ます。

ですので、おしゃべり好きな人は実は空気を読んで、たくさん話をしている可能性もありますので、
周りに気を遣いすぎてストレスをためてしまうこともよくあるのです。

おしゃべり好きな人の特徴:社交的な性格をしている

おしゃべり好きな人は、周囲の人とすぐに交流を深めることができる社交的な性格をしている人が多いです。

と言いますのも、相手との交流を持つためには積極的に話をすることは不可決です。

ですので、誰に対しても話をすることができる社交的な人は相手が誰であったとしても、
その人にあった話題を提供することができるおしゃべり上手である傾向があります。

また、おしゃべり好きな人は相手や場に適した話題や話し方をすることができますので、
大人数の中で話をする際にも、周りに引けを取らない話をすることができます。

このようなタイプは陽キャというグループに属することが多いですね。

おしゃべり好きな人の特徴:孤独が嫌い

おしゃべり好きな人は、先述にもありましたが、”かまってちゃん”タイプの場合は
孤独でいることを好まないために、よくしゃべってしまう傾向があります。

そして、常に誰かにそばにいて欲しいという気持ちが大きいですので、
よくしゃべることで周りの人と常に交流を持とうとします。

このように、孤独が嫌いな人は話をする相手は比較的、話せる人なら誰でも良いですので
自分と一緒にいてくれる人や楽しく話をしてくれる人を探しています。

おしゃべり好きな人の特徴:秘密を守れない

おしゃべり好きな人は、周りの人に話したいという気持ちが先行してしまうことで、
相手の秘密を守ることができない場合も少なくありません。

口が軽いタイプともいえるでしょう。

そして、たとえ相手の秘密を周りの人に話してしまったとしても、
その罪悪感よりも話が盛り上がったことに対する喜びが優ってしまうこともよくあります。

そうなると、気が付かないうちに秘密を暴露された相手からは信頼を失われ、恨まれる原因になります。

しかしながら、おしゃべりが大好きな人は秘密をバラしてしまったことに対する謝罪の気持ちが薄く、
むしろ内緒話をされた時こそ、周りの人に話してしまいたいと考える癖をやめられないので非常に注意が必要です。

このように、おしゃべり好きな人の中には余計なことまで周りに喋ってしまう人も多いですので、
人の悪口などの内緒話などは絶対にしないことをおすすめします。

おしゃべり好きな人の特徴:親友と呼べる仲間がいない

おしゃべり好きな人は、付き合いが広く浅い場合が多いですが、親友がいないことが多いです。

なぜならば、おしゃべり好きな人の明るく楽しい雰囲気には、多くの人が近寄ってきますが、
その反面、他人の噂話が好きな性格を信頼できない人だと感じる人も多いからです。

ですので、おしゃべり好きな人の話が聞きたくて近寄っていく人はいますが、
自分の大切な話をしようとする人はあまりいないでしょう。

そうしますと、話し相手は多いですが深い話はすることができないような広く浅い付き合いになってしまいます。

おしゃべり好きな人の特徴:自己中心的

おしゃべり好きな人の話題は、他人の噂話や内緒話などが非常に多いです。

しかし、その反面、自分の話を進んですることはほとんどありません。

なぜならば、他人の話を面白おかしく話すことには抵抗がありませんが、
自分の話をネタにされることはあまり好まないという自己中心的な考え方が非常に強いからです。

ですので、他人の噂話のように自分が話したい話は無理やり広げてでも話そうとしますが、
自分自身の触れられたくない話や聞かれたくない質問には全く興味を示さないで、
受け流したり無視したりする自己中心的な一面もあります。

このような人物は一見親しくしがちですが、罠ですので関わらない方が無難でしょう。

おしゃべり好きな人の特徴:ポジティブ

ポジティブな性格は、おしゃべり好きな人にはよく見られる特徴のひとつです。

と言いますのも、他人に対しておしゃべりをする理由は、
人に聞いてもらいたいような楽しい話があるからだと考えられます。

ですので、『自分が話す話は相手に喜んでもらえるはずだ』というポジティブな気持ちがなくては、
相手に対してたくさん話をすることはできません。

そして、たとえ自分の話が相手に喜んでもらえなくても『次の話は気に入ってもらえるかも』と考えて、
次々と話題を提供する前向きな気持ちが強いです。

このようなポジティブな人は、たくさんおしゃべりをすることで盛り上げることができますが
ついつい何でも話してしまうのでトラブルの原因にもなってしまいます。

おしゃべり好きな人の特徴:頭の回転が速い

おしゃべりな人は、頭の回転が非常に速いですので、次々と話題を提供したり話を広げたりすることができます。

また、会話が盛り上がっている時に話を広げることはもちろんですが、
その場が盛り上がっていない時にも、おしゃべりな人はどのような話をすれば盛り上がることができるのかということを
瞬時に考えることができるので、頭の回転が速いと言えるでしょう。

このように、おしゃべりな人は、ただ思いついたことを話しているのではなく、
その場の雰囲気や相手に応じた会話の内容を瞬時に考えて話をしていますので、
相手は話していても楽しいですし、その場も盛り上がる一面もあります。

おしゃべり好きな人の特徴:みんなの輪の中心になりたい

非常におしゃべり好きな人には常にみんなの輪の中心にいることを望んでいることが多いです。

そのため、みんなの興味がある話をすることで注目を集めようとします。

誰かの噂話や内緒話のように誰にも知られたくないような話を入手しますと、
みんなの前でその話をして注目を集めることでおしゃべり好きな人は満足感を得ようとします。

しかし、人の知られたくない話を話題にして注目を集めようとする人に対しては、
周りの人からの信頼が非常に薄いですので、一時的にしか輪の中心にいることはできないでしょう。

おしゃべり好きな人の特徴:負けず嫌いで自分を正当化したい

おしゃべり好きな人は、自分のことを正当化するために自分の話を聞いて欲しいと考えている場合があります。

このような考え方が強いおしゃべりが好きな人は、自分が話したいことはたくさん話をする一方で、相手の話には全く興味がありません。

ですので、相手が話している途中で水を差したり無理やり自分の話に切り替えたりしようとする傾向があります。

このように、自分のことを正当化したいために、よくしゃべるおしゃべりな人は周りと強調しようとする気持ちが非常に薄くて、
とにかく自分の話を聞いて欲しいと考える自己中心的な人が多いです。

おしゃべり好きな人を黙らせる方法

あまりにもおしゃべりが過ぎる人を黙ってもらうためには、以下の方法が考えられます。

・相手がおしゃべりな性格だと分かっているとき
・相手が初対面なとき
・相手が突然おしゃべりになってしまったとき

相手がおしゃべりな性格だと分かっているとき

相手が過度のおしゃべり好きな人だと、あらかじめ気づいている場合には必要最低限の話だけを聞いて、
余計なおしゃべりをし始める前に相手の話からうまく逃げてしまうのが一番です。

と言いますのも、おしゃべりな人は話し始めると止まりませんし、
話し上手で聞き上手な相手に対しては、こちらもなかなか話の途中でフェードアウトすることは難しいです。

ですので、相手の話の流れに乗せられてしまう前に、「今日は〇〇に行かなければいけない」などといって逃げてしまうことが、
おしゃべり好きな人に対しては一番効果的な対処法と言えるでしょう。

相手が初対面なとき

相手がおしゃべりな人だということが、あらかじめ気づいている場合には重要なことだけを聞いて後は逃げることもできますが、
相手が初対面で相手のことをまだあまりわからない段階ですと、それは難しいかもしれません。

ですので、そのような時にはある程度、相手の話に付き合った上で話しが長くなりそうだったら
キリの良いところで何かしら理由をつけて話をさえぎると良いです。

たとえば、急ぎの用事を思い出したフリをしたり電話がかかってきたフリをしたりしますと、
おしゃべり好きな人も追いかけてきてまで話をすることはないでしょう。

また、少しでも話を聞いてもらいますと満足する可能性もありますので、時間や気持ちに余裕がある時には、
おしゃべり好きな人の話に少し付き合ってあげるのも良いかもしれません。

ただ、こちらからは、自分の話はしないようにしましょう。
先述にもありますが、うっかり話してしまうと周囲の人にばらされるリスクがありますので注意が必要です。

相手が突然おしゃべりになってしまったとき

普段はおとなしくてあまりしゃべらない人が、ある時に何かがきっかけでおしゃべりが止まらなくなってしまう事があります。

たとえば、学生時代の話になったときに自分の自慢話や武勇伝などがある人はなつかしいとばかりに永遠と話し続けしまう傾向があり、
こちらが聞いていようがいまいが、話していることで満足感を得ようとします。こういった話は真面目に聞いていると疲れてしまいます。

ですので、相手が自分勝手に話をしていると感じましたら、話を真面目に聞くのをやめて
別のことを考えたり他のことに意識を集中させたりするのも1つの手段です。