学校や職場で仲の良い人ができたと思っても油断して陰口をしてはなりません。なぜなら、告げ口をされてしまいトラブルになってしまう傾向があるからです。

「親友だからきっと黙ってくれるだろう・・・」とこのように思っても口が軽い人に話してしまうと黙っていてくれることはまずないでしょう。

まず、学校や職場において口が軽い人を見極めなくてはなりません。といっても、非常に難しいです。この人なら一番信用できると思える人のほうが口が軽い傾向があるのです。

では、どのようにしたら口が軽い人を見極めることができるのでしょうか。ここでは口が軽い人の特徴や対処法をご紹介していきます。

口が軽い人の特徴・心理

口が軽い人の特徴と心理は以下の通りです。

・知りたがりで噂話が好き
・群れるのが好き
・目立ちたい
・おせっかい
・他の人の内緒話を、平気で話す
・ひそひそ話をする
・おしゃべり好き
・本当の親友がいない
・無駄に聞き上手
・自分の話はめったにしない
・真剣に話を聞こうとしない
・自慢話をする

口が軽い人の特徴・心理:知りたがりで噂話が好き

他人の話をやたらと知りたがるような人は、口が軽い傾向があります。

と言いますのも、口が軽い人は周りの人と噂話をしたいために、他人のことをやたらと詮索したりしつこく聞いてきたりします。

ですので、他人から聞いた話は相手から『内緒だよ』と言われた話や相手からの相談ごとであっても、平気で周りの人に話してしまう口の軽さがあります。

このように、噂好きな人は常に周りの人と噂話をするために、情報収集をしていることが多いですので、自分の悩みや内緒の話は聞かれてもあまり答えないようにすることが賢明でしょう。

口が軽い人の特徴・心理:群れるのが好き

口が軽い人は、ひとりで行動することができなくて常に周りの人たちと大人数で群れるのが好きな傾向があります。

なぜならば、大人数で群れていた方が得られる情報は多いですし、自分が話した噂話などもみんなで共感できて盛り上がることができるからです。

ですので、自分が何か面白い噂話を入手しましたら、みんながいるところに飛んでいき、その噂話を周りの人に楽しげに披露して注目を集めようとします。

また、周りの人が集まって噂話をしているところをみかけましたら、すぐに自分も加わろうとするのも口が軽い人の大きな特徴のひとつです。

口が軽い人の特徴・心理:目立ちたい

口が軽い人は、自分が目立ちたいために他人の話をペラペラと周りの人に話していると考えられます。

ですので、このように目立ちたがりな人が話す話は、誰かのスキャンダルだったり絶対に他の人には知られたくないであろうことだったりします。

たとえば、「好きな人はいるの?」などを聞かれたときにうっかり話してしまうと、いいネタを手に入れたと思われ、すぐにその話を周囲の人に報告するでしょう。

さらに、目立ちたがり屋な人は他人から聞いたままの話だけではなく、時には話を盛ったり嘘の話をでっち上げて周りに話したりすることもありますので、口が軽い人の話は基本的に信用できない部分があります。

口が軽い人の特徴・心理:おせっかい

周りに対しておせっかいを焼いてくることも、口が軽い人の大きな特徴のひとつです。

と言いますのも、おせっかいな人は自分が周りの人に情報を流してあげることで、周りの人から感謝されていると思っているケースが非常に多いです。

そして、口が軽い人はグループの中でも自分が重要な人物になりたいと考えているので、みんなが知らない情報を入手して話すことで人気者になろうとします。

ですので、誰も求めていないにもかかわらずたくさん情報を入手してきて、みんなにもその情報を教えてあげようとする、おせっかい焼きな行為をしてしまいます。

口が軽い人の特徴・心理:他の人の内緒話を、平気で話す

口が軽い人は、他人の内緒話を平気で周りの人に話してしまう傾向があります。

また、口が軽い人は内緒話を周りの人に話したくなってしまう気持ちが大きくなるので、誰かの内緒の話を知ってしまった時点で周りの人に『大スクープ』と言わんばかりの勢いで話してしまいます。

そして、口が軽い人は他の人から『知らなかった』とか『よくそんな話知ってるね』というような言葉をかけられることに喜びを感じます。

ですので、口が軽い人には自分の内緒話や周りに知られたくない相談などは絶対に話さないようにすることが賢明でしょう。

口が軽い人の特徴・心理:ひそひそ話をする

口が軽い人は、自分が入手した情報を大声で話したい気持ちを抑えて、ひそひそ話をする傾向があります。

と言いますのも、口が軽い人は周りの人が見ている前でわざと誰かにひそひそ話をすることで、他の人からも『聞きたい』とか『教えて』と言われることを期待しています。

そして、その思惑通り周りの人が自分の持っている情報を聞くために群がってくることで、自分は人気者なのだという気持ちを持ってしまいます。

このように、わざとひそひそ話をして周りの注目を集めようとする人は、いつも誰かに注目をしていてほしい寂しがり屋な傾向もあります。

口が軽い人の特徴・心理:おしゃべり好き

おしゃべり好きな人は、話しているうちに口が軽くなっていってしまうことも多いです。

たとえば、誰かの内緒話を知っていたとしても他の人に話してはいけないことは重々承知していても、おしゃべりに夢中になって気づかないうちに他人の内緒話もペラペラと話してしまっているということは、おしゃべり好きな人にはよくある話です。

また、まだ友人とおしゃべりをしていたいけれど、話す話題が尽きてしまった際などには、悪いと思いながらも他人の内緒話を話題として出してしまうケースも、おしゃべり好きな人には少なくありません。

口が軽い人の特徴・心理:本当の親友がいない

口が軽い人の信用できない人はじっくり疑って観察していると、すぐに見抜くことができるでしょう。

そして、周囲の人も同じように察します。多くの人は自分の話を周りの人にむやみにバラされたくないですので、口が軽い人に対してはあまり深い話や真面目な話をしようと思うことも少なく、深い交流を持つことができる友人はあまりいない場合が多いです。

ですが、口が軽い人から面白い話を聞きたいというような人が周りに集まってくることはよくありますので、交友関係は広い傾向があります。

このように、口が軽い人の交友関係は広く浅い場合が多くて、周りの人からは軽い会話をする程度の相手という認識を持たれがちです。その結果、本当に困ったときに助けてくれるような親友がいないのが現実です。

口が軽い人の特徴・心理:無駄に聞き上手

口が軽い人は、他人からの話を親身になって聞いて、その話を周りの人に話すことを楽しみにしています。

ですので、口が軽い人は聞き上手な人が多くて、相槌を打ったり上手に質問したりすることで、人から上手に話を引き出すことができます。

このように、聞き上手な人は相手の話を親身になって聞く姿勢を示しますので、話し相手は話す予定がなかった話まで、つい話してしまうこともよくあります。

ですので、口が軽い人の性格を知らない人は、親身になって話を聞かれているようで気づかないうちに話のネタにされる情報を収集されている可能性がありますので注意が必要です。

口が軽い人の特徴・心理:自分の話はめったにしない

口が軽い人は、相手の話はやたらと聞き出そうとする一方で、自分の話はめったにしたがらない傾向があります。

と言いますのも、口が軽い人は自分が他人の話をネタにしている分、自分の話をネタにして面白おかしく周りの人に話されることは嫌がります。

ですので、相手から質問されたり話を聞かれたりしますと、話を流したり上手にごまかしたりして他の話に切り替えるような対応をします。

このように、口が軽い人は相手の話はすぐに周りに話してネタにしますが、自分の話を他人に面白おかしく話されることは、非常に嫌う場合が多いです。

口が軽い人の特徴・心理:真剣に話を聞こうとしない

口が軽い人は、相手の話を真剣に聞こうとしない場合が多いです。

なぜならば、人の話を他人にバラす際に、話の内容や経緯はあまり大切に考えていない場合が多いからです。

たとえば、友人が彼氏と別れたという話を聞きましたら、その後の別れた理由や経緯はそこまで真剣に聞きません。

そして、周りの人に友人が別れた話をする際には、別れた事実を述べた上で適当に周囲が盛り上がるように話をでっち上げたり盛ったりして伝えてしまいます。

ですので、口が軽い人が話したことは、真実とは違う内容で周りの人に広まってしまっていることも少なくありません。

口が軽い人の特徴・心理:自慢話をする

口が軽い人は、自分自身の話をすることはあまり好みませんが、自慢話は好んでする傾向があります。

また、その自慢話は周りの人には公言してはいけないことでも、自信満々に言ってしまいがちです。

たとえば、自分が仕事の新しい企画を任された際に、まだ周りの人には公言をしないように上司から口止めをされていても、口が軽い人は自分の自慢話として周りの人に話をしてしまいます。

このように、口が軽い人は自分の自慢話は公言を避けるように言われていても隠すことができなくて、すぐに周りの人に話して自慢してしまう傾向が強いです。

口が軽い人の対処法・見分け方

口が軽い人の対処法と見分け方は以下の通りです。

・話す相手を慎重に選ぶ
・相手に話させる
・うまく話をかわして中断してしまう

口が軽い人の対処法・見分け方:話す相手を慎重に選ぶ

口が軽い人に対しては、基本的に自分の秘密の話や相談事などはあまり話さない方が良いでしょう。

と言いますのも、口が軽い人にはどれだけ口止めをしても、こちらが見ていないところで他の人にこっそりと話してしまうケースが多いです。

ですので、特に内緒話や相談などは話す相手を自分の目でしっかりと慎重に選ぶことが大切です。

たとえば、周りの人から『あの人は口が軽いよ』と言われている人や、よく他人の噂話をしている人は、かなりの確率で口が軽いと考えられますので、このような人には自分の大切な話は絶対にしない方が良いでしょう。

口が軽い人の対処法・見分け方:相手に話させる

口が軽い人は、自分の話はあまりしないですが相手のことは執拗に詮索してきたり、しつこく聞いてきたりする傾向があります。

このように、こちらの話をやたらと聞き出そうとしてくる人に対しては、逆に質問したり会話を短く終わらせたりすることで相手に話をさせるようにしてみましょう。

そうしますと、自分の話をしたくない人は上手くごまかして話を反らすなどして、気まずそうにその場を去っていくでしょう。

ですので、あまりにもしつこく詮索をされて話を聞き出そうとするような人に対しては、逆に相手に話させるように仕向けますと、相手を困らせることができます。

口が軽い人の対処法・見分け方:うまく話をかわして中断してしまう

口が軽い人から、しつこく話を聞かれたり詮索をされたりする際には、うまく話をかわして中断してしまうと良いです。

すると、口が軽い人の聞き上手な特徴に騙されて、いらないことを話してしまうことを防ぐことができます。

たとえば、口が軽い人から恋人との関係を詮索された場合には、わざと電話にでるフリをしたり急いでいるフリをしたりして話を中断して、その場から立ち去ってしまうと良いでしょう。

そうしますと、口が軽い人でもさすがに追いかけて来てまでは話を続けようとはしませんので、相手を不快にさせることもなく上手に話を中断させることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。あまり疑い深くなる自分が嫌になるかもしれませんが、人の口に戸は立てられないとは、よく言ったもので昔からの経験でできた言葉なのでしょう。

どんなに親友だと思ったとしても、大事な話はしないほうが、身のためです。