30代から40代のいい年した妻が長年、浮気し続けていたことがある日突然、発覚することがあります。そのときが妻のことを気持ち悪いと思うきっかけになりやすいです。

一度、妻のことを気持ち悪いと思ってしまうとスキンシップをされるのも嫌悪感が生じますし、セックスもしたくなくなります。生理的に無理という言葉がありますが、まさにそんな状況になってしまいます。

普通なら即離婚という選択をされる方も多い事態なのですが、子供がいたり、新築を立てたばかりだとどうしても分かれるわけにもいかず、どうしたらいいのかわからないまま時間が過ぎてしまっているという方も結構います。

浮気発覚のきっかけとしてよくあるのはなんといっても妻の携帯やスマホのメールをふと覗き込んだときです。

メールには妻と浮気相手のメールのやり取りがたくさん。二人のメールのやり取りの過去の内容をくまなく調べてみると、驚くことに何年も前から浮気されていたことが判明。

そのメールの生々しい内容を読むと、「これまでに妻に対して尽くしてきた自分は何だったのか・・・」「自分に対する優しい行動の裏側でこんなことをしていたのか・・・」とショックと怒りさらに嫌悪感の感情が止まらない。

そして、その日以来、妻のことを抱けなくなったという夫は数知れず。

その理由はやっぱり素直に妻を気持ち悪いと思うようになってしまったから。今回はそのように気持ち悪いと思ってしまう理由と今後どうしたらいいのか対処法について解説していきます。

そもそも妻のことを気持ち悪いと思ってしまう感情は何が原因となって生じるのか?

妻のことを気持ち悪いと思ってしまう理由は以下の通りです。

・妻の心と身体を汚らわしい存在として見るようになってしまったから
・すでにいい年なのに子供を放ってまで性欲を優先する姿をみてあきれてしまったから
・自分だけを愛してくれていると信じていたのに裏切られたという思いが強いから
・妻がまったく悪びれる様子がないから

妻の心と身体を汚らわしい存在として見るようになってしまったから

なんといっても妻のことを一番気持ち悪いと思う理由は、あまり言いたくないことかもしれませんが、妻の心と身体が汚らわしいと思ってしまうからです。

このように思う方は心根が純粋で素直に人の心を大切にするロマンチストな男性に多いです。特にそのような男性にとって結婚という儀式はそもそも神聖なものだと考えがちです。

そして妻と結婚した時点で、あなたが「妻の心も身体も自分だけのものだし妻と自分は運命共同体」と思うはずです。

ところが、結婚している間、ずっとあなたは妻を愛していて、妻もあなたのことを愛してくれていたと思っていたはずだったのに、あなたの知らないところで妻がほかの男性に笑みを浮かべながらずっと抱かれ続けてきたとなれば怒りの感情が沸いて当然です。

さらに、その浮気相手の男の愛液が妻の身体についていると思うと吐き気がするのは当然かもしれません。

そのことを考えると、どうしても妻を抱くことができないようになってしまい、それ以来ずっとセックスレスに陥ってしまいます。

ただ、実際には、あなたの妻はあなたと出会う前からもこっそり、いろんな男性と付き合ってきた可能性も否定できません。

特に世の中が経験人数が1人だけというのは恥ずかしいという風潮がありますので、多くの女性は結婚するまでに、いろんな男性と付き合っているのが普通です。

ですが、世の中にはお互いが初めての相手でそのまま結婚までゴールインしたというまるでカップルの鏡というような夫婦もなかにはいます。

あなたと妻がそういう夫婦だった場合、通常よりもあなたの心と妻の心の結びつきは強いと考えているはずですので、妻の浮気が発覚すれば、青春時代からずっとプラトニックな関係を妻と築いてきただけに妻のことを心から気持ち悪いと思ってしまうのも無理はありません。

やっぱり、このご時世なら特に初めてのセックスの相手とそのまま結婚してずっと一緒にいるというのは男性女性問わずあこがれを持つ人も少なからずいますので、そこに浮気相手の男性が割り込んできたとなると怒り心頭になっても不思議ではありません。

・すでにいい年なのに子供を放ってまで性欲を優先する姿をみてあきれてしまったから

30代または40代で子供が大きくなっているのにもかかわらず、浮気をしてしまう妻の様子をみると、正直あきれてしまう方も多いのではないでしょうか。

男性は30代半ばを過ぎていくと徐々に性欲減退する傾向がありますが、女性は30代から40代は性欲が強くなる時期といわれていますので、もし、あなたが妻のことを抱く余裕がなくてセックスレスになっていると、妻は女としての自分を取り戻したいために浮気してしまうことがあります。

・自分だけを愛してくれていると信じていたのに裏切られたという思いが強いから

夫が妻に対して信頼を寄せていれば寄せているほど、浮気されて裏切られた時のショックは計り知れません。

結婚以来、ずっと妻のために自分の人生をささげると心に誓ってきたのに浮気相手の男性に夢中になってしまったとしたら、そのやるせない気持ちはどんなに泣いても癒えることは難しいでしょう。

まして、夫と妻が初めてのセックス相手で結婚までゴールインしてお互いが運命で結ばれた唯一の存在としてずっと夫婦生活してきたとすると、余計に裏切られた時の反動は大きいかと思います。

・妻がまったく悪びれる様子がないから

浮気をしても全く謝ろうとしない妻の姿をみると、どうして悪いことをしているのに謝らないのかと気持ち悪さや苛立ちを抱くケースもあります。

特に妻の性格を重視して結婚した方は特に、妻の悪びれた様子がない姿を見ると幻滅して
こんな女とずっと同じ家で暮らすのは嫌だと悲壮感を抱くこともあります。

今後、妻とはどう接していけばいい?

今後、あなたがとれる選択肢は以下の通りです。

・夫婦関係の修復
・離婚

これらのどちらの場合でも、慰謝料を請求することができます。
それぞれ慰謝料請求の相場も違いますし、対処法も異なります。

詳しく説明していきます。

妻と夫婦関係の修復をしたい。

子供がいるし、妻への愛情はいまだあるので夫婦関係をやり直したいというときには、まず浮気相手の男性との関係を断ってもらうのが先決です。

妻から浮気相手の存在がなくならない限り、平穏な生活は戻ってきません。あなたも、妻の影に浮気相手の存在がちらついている場合、気持ち悪く思ってしまい、いつまでも抱く気にはなれないはずです。

ですが、一度、浮気してしまうと妻から浮気相手の男性を別れさせるのは容易ではありません。

浮気相手の男性も妻に対して「いずれ一緒になろう!」とかアプローチをしている可能性が高いので、きちんと法的に立証できる不貞の証拠(ふていのしょうこ)がないと、あの手この手で嘘をついたり、ごまかしたりしてでも浮気相手の男性との関係を続けようとしてきますので、まずは証拠の確保をすることが大切です。

不貞の証拠はあなたの妻と浮気相手の男性に肉体関係があったことを法的に立証するための映像的証拠のことです。ここで勘違いしやすいのが携帯やスマホに保存してある写メが法律でも通用する証拠だと思ってしまうことです。

実際には、携帯やスマホの写真画像やデジカメの画像はねつ造しようと思えばできてしまうといわれていますので、法的な証拠としてはそれだけでは不十分です。

法的に十分な証拠とは具体的にいいますと、以下の通りです。

ねつ造できない映像機材を使用して、あなたの妻と浮気相手の男性の顔がはっきりと映った状態で、二人が会ってからホテルにたどり着くまでずっと尾行しながら撮影を続け、

さらにホテル内でエッチをしている間も行為に及んでいる時間がわかるようにずっとホテルの入り口で撮影しながら、ホテルからででてきたときの二人の着衣の乱れがわかるように撮影しつつ、帰宅までの様子を撮影した数日分の証拠。

この証拠をあなたの妻と浮気相手の男性にばれないように撮影するのは相当難易度が高いことは想像できるかと思います。

ですが、こういう撮影を仕事として行っているプロがいます。それが探偵です。

探偵の浮気調査を依頼するとあなたの妻と浮気相手の男性が浮気していた場合、不貞の証拠をしっかりと掴んでくれて、浮気調査報告書というものを作成してくれます。

この浮気調査報告書こそが法的にも裁判でも通用する証拠なので、この証拠さえ掴んでしまえば、あなたの妻も浮気相手の男性も浮気を認めざるを得なくなります。

また、夫婦関係修復をする場合、離婚はしないわけなのですが、そういう場合でも浮気相手の男性に精神的な苦痛をうけたとして慰謝料請求することができます。

その場合の慰謝料の請求金額の相場は50~100万円です。

特に当サイトでご紹介の原一探偵事務所では夫婦関係修復のために浮気調査をする人もかなりいますので、気になった方は無料相談してみると悩みの解決策が見えてくるかと思います。

妻と離婚したい。

すでに妻のことを気持ち悪いと思ってしまっている場合、生理的に無理という感覚そのものですので、どうしても妻と離婚したいという方も多いかと思います。

もし、妻と離婚をしたいときには、離婚するための理由が必要です。その理由を正当化するためには確固たる証拠つまり不貞の証拠(ふていのしょうこ)が必要です。

夫婦関係修復したい場合の項目でもご紹介しましたとおり、この不貞の証拠は裁判でも通用する証拠なので、この証拠さえ確保してしまえば、あなたの妻も浮気相手の男性も反論できなくなり、あなたが非常に有利な状況で離婚することができます。

たとえば、浮気が原因で離婚することになった場合、妻や浮気相手の男性に対して慰謝料を請求するかと思いますが、離婚の場合の慰謝料請求相場は200~300万円となっているので、妻や浮気相手の男性に多額の金銭的負担をさせることであなたがこれまでに受けてきた屈辱を晴らすことができます。

ただ、もしあなたに子供がいるときには子供の親権を確保したり、養育費を妻に要求したりしたいかと思いますが、妻に浮気されたからといって子供の話はまったくの別問題なので、決して有利になるわけではない点に注意が必要です。

また、財産分与も浮気とは無関係な話なので、そこも注意しておいたほうがいいでしょう。