ほとんどのカップルは1年以内に別れてしまうといわれています。その原因のほとんどは倦怠期によるものです。

倦怠期(けんたいき)はカップルが別れやすくなる時期であり、カップルにとって最大の試練といえるでしょう。

この倦怠期を乗り越えられると、ほんとの意味でベストカップルになることができるのではないでしょうか。

そこで、今回はどうしたら倦怠期を乗り越えることができるのか、その方法についてご紹介していきます。

倦怠期とは何か

倦怠期とは、パートナーへの『飽き』や『慣れ』の気持ちが強くなることで、相手の嫌な面が増えてしまうことを指します。

ですので、たとえば一緒にいることが当たり前と感じるようになってきたカップルは、付き合った当初のドキドキやワクワクといった感情がなくなってしまい、刺激や緊張感がなくなってしまう状態に陥ってしまいます。

また、倦怠期はカップルのみではなく夫婦にも訪れる場合があり、むしろ夫婦の方が長い時間を一緒に過ごすために倦怠期が訪れやすいとも考えられます。

そして、この倦怠期が原因で別れるカップルや離婚する夫婦は非常に多く、さらに一定の期間をおきますと、多かれ少なかれ倦怠期はカップルの元に何度か訪れます。

倦怠期を乗り越えるための方法

倦怠期は、相手への安心や落ち着きからくる『慣れ』や『飽き』が原因で訪れる場合が多いです。

ですので、倦怠期を乗り越えるためにはいつもと違うことをすることが大切です。

と言いますのも、長く付き合っているカップルや夫婦は、パートナーがいることが当たり前になっていて、その安心感や信頼感が逆に慣れや飽きを生んでしまっていると考えられます。

そして、すでにパートナーがいる自分は着飾る必要もないですし、相手も見慣れているからという理由で家の中をだらしない服装で過ごしたりしますと、お互いに新鮮な気持ちがなくなってしまいます。

ですので、長く付き合いがある相手がいる人こそ、相手に認められるような努力をすることが大切です。

倦怠期を乗り越える方法として具体的な方法は以下の点が挙げられます。

・1人になれる時間を確保する
・一緒に成し遂げられることを見つける
・非日常感を取り入れる
・初心に返る

倦怠期を乗り越える方法:1人になれる時間を確保する

倦怠期を乗り越えるためには、1人になれる時間を確保することは非常に大切です。

と言いますのも、いくら仲が良いカップルだったとしても、ずっと2人で行動していますと相手に対して飽きてしまったり、自分が本当にしたいことができなくて不満を持ってしまったりする可能性があります。

ですので、たまには1人の時間を作ってパートナーがいないことの寂しさを実感したり相手が知らない自分を作ったりすることも必要です。

このように、自分が一人の時間を持つことができますと、物事を冷静になって考えることができる時間も増えますので自分を磨く良いタイミングにもなりますし、お互いの存在の大きさを改めて実感することもできるようになるでしょう。

1人になれる時間を確保して倦怠期を乗り越える:自分磨きする

倦怠期を乗り越えるためには、パートナーへの慣れを感じすぎないために1人の時間を作ることは非常に大切です。

そして、この期間に自分磨きをしてみますと一味変わった自分を相手にアピールすることができて、お互いに新鮮な気持ちになることができます。

たとえば、1人の時間にエステやヘアサロンに行って容姿を整えてみたり料理や裁縫などの技術を上げる努力をしてみたりしますと、自分の人間力も上がりますし相手にもいつもとは違う自分をアピールすることができます。

このように、自分磨きをする際には自分の外面でもない面でも良いので、今までの自分からスキルアップできるようにしますと、上手に倦怠期を乗り越えることができるでしょう。

1人になれる時間を確保して倦怠期を乗り越える:別れたときのことを想像する

お互いに1人の時間ができますと相手の大切さを再確認することができます。

また、一時的に距離を置いて連絡も取らないような期間ができますと、もし別れてしまったときの気持ちを想像することもできるでしょう。

ですので、無理に仲を取り持とうとして連絡を取ったり会おうとしたりしないで、別々で過ごす時間を持つことで上手に倦怠期を乗り越えることができる場合もあります。

そして、倦怠期を乗り越えたカップルは相手の大切さを再確認して、より一層、パートナーのことを大切に思うことができます。

このように、倦怠期はお互いにとって嫌な期間にはなりますが、逆にお互いの大切さなどを実感することができる大切な期間だとも言えるでしょう。

1人になれる時間を確保して倦怠期を乗り越える:ふたりの未来を想像する

パートナーの大切さや存在の大きさを見失ってしまう倦怠期には、1人の時間を持つことでふたりの未来を思い浮かべると良いです。

このように、先の将来を想像しますと今お互いに抱えている悩みや相手の嫌な部分も、寛大に考えることができます。

たとえば、付き合っているカップルに倦怠期が訪れて、相手の大切さが分からなくなってきた時には、ふたりの間に子どもが産まれた時や、結婚式をしている時などを想像してみると良いです。

そうしますと、今とは違う非日常的な気分を味わうことができて、パートナーと迎えるその日を楽しみにしながら過ごすことを楽しみとして考えることができますので、パートナーへの慣れや飽きが軽減されるでしょう。

1人になれる時間を確保して倦怠期を乗り越える:時間が経てば解決すると前向きに考える

倦怠期は、一人の時間を持って適度な距離感を保つことで上手に乗り越えることができる場合もあります。

また、倦怠期は一時的な気の持ち方による変化だとも言えますので、時間が解決してくれることもあるでしょう。

ですので、倦怠期が訪れたカップルは無理に仲を取り持とうとはしないで、会うことや連絡を取ることを一時的にやめて適度な距離を置くことも大切です。

このように、お互いが近くにいない期間を設けますと、時間が経つごとに相手の大切さや必要性を改めて実感できるでしょう。

そうしますと、自然と相手との距離感も縮まって改めて連絡を取り合ったり、会ったりすることができるようになり倦怠期を乗り越えることができるようになります。

倦怠期を乗り越える方法:一緒に成し遂げられることを見つける

倦怠期の時は、パートナーに安心感を覚えすぎてお互いに自由に行動をしすぎている場合にも訪れます。

たとえば、仕事ですれ違いの生活が続いていたり、お互いに別々の趣味を持っていたりしますと、パートナーと過ごす時間の大切さが分からなくなってしまうこともあります。

ですので、このような時にパートナーとの距離を置くような対処をしてしまいますと、より一層、相手との距離感が開いてしまう可能性があります。

そこで、仕事や趣味の相違などでお互いに離れている時間がもともと多いことが理由で、倦怠期をむかえてしまったカップルの場合は一緒になにかを共有できる時間を作りますと、上手に倦怠期を乗り越えることができるかもしれません。

一緒に成し遂げられることを見つけて倦怠期を乗り越える:共通の趣味を作る

お互いに違う趣味を楽しんでいたり、片方だけが深く趣味に没頭していたりして、パートナーのことをいつも置いて遊びに行ってしまうようなカップルは、別々の時間を過ごしすぎていることで、倦怠期をむかえている可能性があります。

ですので、そのようなカップルはなにか共通の趣味を持つことで、倦怠期を乗り越えることかできるかもしれません。

たとえば、2人で新たに没頭できる事柄を見つけても良いですし、パートナーがもともとハマっている趣味に、興味を示してあげることもひとつの手段でしょう。

このように、お互いが相手の気持ちに歩み寄る姿勢を示すことで、一緒に没頭できる趣味ができて、一緒に過ごす楽しい時間を共有できるようになります。

一緒に成し遂げられることを見つけて倦怠期を乗り越える:部屋の模様替えする

部屋の模様替えをしますと、自分の気持ちに変化ができて相手への飽きや慣れのような倦怠期特有の気持ちがなくなる可能性があります。

このように、模様替えをすることで倦怠期を乗り越えることができるカップルは、主に同棲しているカップルや一緒に生活している夫婦が多いと考えられます。

と言いますのも、一緒に生活をしている空間に変化が現れることで、特になにをしたわけではなくても、ふたりの気持ちに変化が訪れることもあり得るでしょう。

ですので、家具の配置を変えてみたり、カーテンやカーペットを買い変えてみたりするだけでも、見慣れた生活空間に変化を感じることができますので、倦怠期も乗り越えることができる可能性があります。

倦怠期を乗り越える方法:非日常的なことを取り入れる

倦怠期を乗り越えるためには、非日常感を取り入れると良いです。

たとえば、パートナーと旅行をすることはいつもとは違う場所で仕事や家事から解放された環境を実感することができます。

そうしますと、パートナーに対する慣れや飽きはもちろんのこと、日頃のストレスや疲労からも解放されることができるでしょう。

そして、自分の気持ちが解放されることで相手に対する気持ちも新たに持つことができますので、付き合いたての新鮮な気持ちを思い出すこともできるかもしれません。

このように、倦怠期になった時こそ非日常的な行動や考え方を持つことで、相手の大切さを再確認することができて、倦怠期を上手に乗り越えることができるようになります。

非日常的なことを取り入れて倦怠期を乗り越える:デートや旅行プランを考える

倦怠期を乗り越えるためには、いつもと違うデートをしてみると非日常的な気分を味わうことができる場合があります。

と言いますのも、いつも同じ場所で食事をして同じ場所を歩くデートコースでは、お互いに飽きてしまいますし次になにがあるのか、どこに行くのかということが想像できてしまい、つまらないデートになってしまいます。

ですので、たとえば、いつもと同じデートコースではなく、いつもとは違うプランのデートをしてみたり旅行に力を入れてみたりしますとデートプランを考える楽しさや、いつもとは違うデートに新鮮さを見いだすことができます。

このように、非日常的を大切にすることで倦怠期を乗り越えることができると考えられます。

非日常感を取り入れて倦怠期を乗り越える:イメチェンしてみる

倦怠期を上手に乗り越えるためにはイメチェンをしてみることをおすすめします。

と言いますのも、服やメイクを変えてみたり、いつもはしないようなおしゃれをしてみたりしますと、相手もいつもと違う雰囲気に気持ちが高ぶるでしょうし自分自身もいつもとは違う自分に対して良い気持ちの変化を感じることができるでしょう。

ですので、いつもはクールな女性が可愛らしいスカートを履いてみたり、いつもは頼りない男性がデートプランを立ててリードしたりしますと相手は雰囲気の変化に驚くとともに非日常的な気分を味わうことができます。

そして、イメチェンした相手のことを見ることで、いつもの相手の雰囲気のよさも改めて実感することもできます。

倦怠期を乗り越える方法:初心に返る

初心に返って、相手との出会った時の緊張感やワクワクした気持ちを思い出すことは、慣れや飽きに悩む倦怠期には非常に大切な時間になるでしょう。

とは言いましても、過去を思い出だそうとしてもなかなか、その時の気持ちや緊張感までは思い出すことができないでしょう。

そこで、ふたりの思い出の場所を一緒に訪れてみたり、その頃の写真や思い出の品を見直したりしてみることで、出会った頃の気持ちや楽しかったエピソードなどを、鮮明に思い出すことができるかもしれません。

また、改めて相手の良いところを考えたり、それを口にしたりすることで相手の大切さを再確認することができて、相手に対して感謝したり尊敬したりすることもできるようになります。

初心に返って倦怠期を乗り越える:思い出の場所へ行く

初心に返ることで倦怠期を乗り越えるためには、思い出の場所を訪れてみると良いです。

と言いますのも、人は記憶の中の出来事を思い出すよりも、実際の場所を訪れたり映像をみたりした方が、より鮮明に記憶を取り戻すことができるからです。

ですので、たとえばふたりが出会った場所を訪れてみたり、プロポーズされたお店で食事をしてみたりしますと、初心に返ることができるようになります。

また、思い出の場所が遠方で行くことが困難でも、その時に撮った写真や思い出の品を見返すことで、その時の気持ちや出来事を思い出すことが可能になります。

このように、思い出の場所を訪れることで初心に返ることができて倦怠期を乗り越えられるかもしれません。

初心に返って倦怠期を乗り越える:相手のいいところを見つけて褒める

パートナーと長く付き合っているほど、相手の良いところや優しい面が当たり前のことだと思いがちになってしまいます。

しかし、倦怠期を乗り越えるためには相手の好意は当たり前と思ってはいけませんし、相手に対して感謝をしなくてはならない部分でもあるでしょう。

ですので、倦怠期を乗り越えるためには、パートナーの良いところを今一度、考え直すことで今までしてもらっていた行為は、当たり前のことではないのだということを理解しなくてはなりません。

そして、パートナーの良いところを本人に直接、褒めてあげることも、こちらがパートナーの良さに気づいてあげていることを伝えて、お互いに存在価値を認め合うための大切な手段になります。

初心に返って倦怠期を乗り越える:感謝を伝える

相手に対して感謝を伝えることは、お互いが初心に返るためには欠かせない行為です。

と言いますのも、カップルが倦怠期となってしまう大きな理由は、相手に何かをしてもらうことを当たり前だと感じてしまう気持ちの慣れが原因となる場合が非常に多いです。

ですので、相手になにかをしてもらうことに感謝をしていた初心に戻り、『ありがとう』の気持ちを相手に伝えることで、倦怠期を乗り越えることができる場合もあります。

たとえば、直接言葉で感謝の気持ちを伝えることも良いですし、改めて言うことが恥ずかしい場合にはメールや手紙などで、感謝を伝えることも良い手段です。

このように、相手に改めて感謝の気持ちを持つことは非常に大切です。

初心に返って倦怠期を乗り越える:会話を増やす

カップルが倦怠期を乗り越えるためには会話をする機会を増やすと良いです。

と言いますのも、付き合いたてのカップルの多くは自分のことや趣味のことなどを相手に知ってもらいたいと思って、たくさん話をしている事が多いです。

しかし、時間が経つにつれて相手の知っている部分が増えますと、なかなか相手に興味を持ったり話をしたいと思ったりしなくなってしまうこともあります。

ですので、パートナーとの会話が少ないとか最近パートナーがなにをしているのかということを知らないと感じたら話し合う機会を持つと良いです。

そうしますと、新たに相手のことを知るきっかけにもなりますし、より一層、相手に対して興味を持つきっかけにもなります。