モラハラ夫には、いくつかの特徴があります。

誰しも、モラハラ夫と生涯を共にしたいとは思わないはずです。

もしもモラハラの特徴を知っていたならモラハラ男と結婚する確率も低くなります。

モラハラ夫の特徴の一つとしてあげられる例に、外面が良いというものがあります。

妻に対しては威張って高圧的な態度をとる夫でも、一歩外に出れば隣の奥さんには優しかったり、重い荷物を持っていようものなら、すぐに手を差し伸べたりするなどのケースはよくある話です。

もちろん妻に対してはそのような優しい面は全くと言って良いほど見られません。

裏を返せば、モラハラの対象とならないうちは普通の人よりも気が利いて優しく紳士な男性であることが多いです。

モラハラの対象となる人の多くは、モラハラ夫にとってより身近な存在である人物です。

それがすなわち妻であったり、あるいは子どもが対象となってしまったりすることもあり得ます。

つまり、モラハラ夫にとってそこまで近い存在でない時、例えば付き合っている時や仕事の同僚や先輩後輩関係にある時などは、むしろ優しくて親しみやすい良い人という位置付けになりやすいといえます。

この人なら生涯を共にしたいと考え、結婚を決意した瞬間、夫にとっては近い存在となりモラハラの対象となってしまう場合があります。

もちろんすぐにモラハラが始まる場合もありますが、徐々にひどくなっていくという例もあり、度合いはその人によっても異なります。

また、モラハラという言葉が生まれる前からモラハラ夫との夫婦生活をしていて、自分がモラハラを受けていると気付いていない人も中にはいたりします。

モラハラは立派な離婚の理由となり、実際にモラハラに耐えかねて離婚をしたという例も日本でも多く報告されています。

モラハラ夫が妻に対して行う行動や態度を知ることで、理不尽な叱咤などで気落ちしていた生活から解放されることもできたりします。

このように、まずはモラハラ夫と結婚することを出来るだけ避けるために、モラハラ夫の態度の特徴を押さえておく必要があります。

モラハラ夫にありがちな14個の特徴

まず、モラハラ夫の特徴として以下のように挙げられます。

・無視をする
・外面が良い・他人の評価が気になる
・ケチ
・自分が正しい・自分の非を認めない
・妻に厳しく自分に甘い・自己中・俺様
・同情を誘う
・嘘をつく
・束縛してくる・外出を嫌う・しつこい
・妻の悪口を言う・捨て台詞を言う・ダメ出ししてくる・デリカシーが無い・常に上から目線・責め立てる・思いやりが無い
・責任転嫁する
・共感してくれない
・急に優しくなる・突然謝ってくる
・子供には優しい
・打たれ弱い・傷つきやすい

モラハラ夫の特徴:無視をする

モラハラ夫は、自分の思い通りに物事が進まないと、妻に対して悪びれることもなく無視をすることが多いです。

さっきまでケンカをしていたから、会話がしづらくて話さないなどの理由があるわけではないので、妻としてはなにが原因で無視をされているかわかりづらい傾向があります。

あくまでもモラハラ夫にとって気に食わないことがあったという理由での無視であることが多いです。

ですので、妻としてはなにがあったのか、どうして無視するのかと質問をしてみたくなりますよね。

ですが、その質問をしてしまうと、なぜ無視されているのかもわからないのか、そんなことも言われなければわからないのか、と言って激怒される場合もあります。

そして結果的には無視された理由は言われずじまいですので、妻としても改善のしようがなくモラハラ夫の無視は長引いてしまいます。

また、無視されているからと諦めて相手をしないと、ブツブツと聞こえるか聞こえないかという声量で愚痴を言ったり、物に当たったりと、さも自分は怒っていますよという態度を取り始めることもあります。

このような態度をとったことが原因で妻が傷ついたり気落ちしたりしたとしても、心配している夫はほとんどいないと考えられます。

夫にしてみれば、このようにひどい態度を取ったとしても、逆に、無視されるようなことをした妻が悪いという考えですので謝ることや非を認めることはほとんどないでしょう。

そうなってくると妻としても、より気持ちが沈んでしまいますし、わかってあげられない自分が悪いのだろうかという錯覚に陥ってしまうこともあるでしょう。

妻が傷つき、これ以上怒らせないように言いなりになるのが、モラハラ夫としては思惑通りなので、モラハラ夫の策略に乗らないようにしたいところです。

モラハラ夫の特徴:外面が良い・他人の評価が気になる

モラハラ夫は、基本的には自分が優位に立つことを重視していますので、悪口や嫌がらせなどをすることによって妻を恐縮させ、モラハラ夫の言いなりになるように仕向ける方法をよく使います。

このような方法により、妻は、「自分が道徳的、社会的におかしいのだろうか」と不安に思い、周囲に相談することもあるでしょう。

ところが、周囲に相談をすることによってより妻自身を追い込んでしまうこともあり得ます。

それは、どういうことかといいますと、モラハラ夫は周囲に対しての外面が非常に良く、周囲からはモラハラとは正反対の『とても気が効く紳士な男性』というイメージをすでに持たれてしまっているからです。

さらに、妻が思っていることとは正反対に、むしろ『理想の夫』というように周りから思われてしまっているんですね。

ですので、 妻がモラハラ夫についての相談や愚痴を周囲に話したとしても、共感してもらえたり相談に乗ってもらえたりするよりもむしろ、「あんなにいい夫を持って何言っているの?高望みしすぎよ」と周りに理解してもらえず、より一層自分がおかしいのではないかと悩んでしまうことが増えてしまいます。

このようにモラハラ夫は、一歩家を出ると『良い夫、良い男性』を演じて自分の評価を高くしようとする傾向があります。

もちろん、モラハラ夫にとって大切なのは、『演じている良い夫、良い男性』に対する周りからの実際の評価です。

世間では、理想の夫像を演じているわけですから、当然、世間から評価は高くなりますよね。

もちろん、モラハラ夫は、その良い評価が自分自身の耳に入ることを望んでいます。

ですが、周囲から「あなたは良い夫ですね、とても気が効く方ですね」などのように改めて面と向かって本人を褒めることは、あまりありません。

多くの場合が、モラハラ夫への褒め言葉は世間話の中で妻に伝えられます。

ですから、モラハラ夫は最近、自分についての評価が周りから聞こえてこないと感じたら、妻に「最近自分についての話を近所の人や友人とした?」などのように遠回しに話を振ってきます。

その際に、妻が「あなたのこと良く言っていたよ」などの話をすれば、モラハラ夫は「そうだろう、そうだろう」と自分の行いに高評価を受けたことに対して満足をします。

反対に、妻が「あなたのことけなしていたよ」といった話をすれば、モラハラ夫の機嫌を損ねることは言わずもがなですので、もちろん妻は悪い話はモラハラ夫には報告しないでしょう。

結果的に、モラハラ夫の耳には、自分についての良い評価しか入ってきません。

よって、モラハラ夫は、自分の行いが周りから見ても全て正しいと評価されたと勘違いをしてしまいます。

もちろん、モラハラ夫が『理想の夫』を演じているときは、正しいことをしているかもしれません。

ですが、周りから全てを肯定されたと思ってしまっているモラハラ夫は、家の中で妻に対して行なっている、妻への嫌がらせやいじめも夫として当然の行動だと思い込んでしまいます。

モラハラの行為をも肯定されたと勘違いしたモラハラ夫は、より一層、自分が行なっている行為は正しいと思い込み、妻に対するモラハラはよりヒートアップしていくという、負の連鎖に陥ってしまいます。

モラハラ夫の特徴:ケチ

モラハラ夫は、妻のお金の使い方に関して、非常に厳しく監視し、お金の使い道を言及する傾向にあります。

特に、メイク道具のように、妻の個人的な買い物に関しては、モラハラ夫は異常なまでに購入理由を聞いてきたり、報告なく購入をしたりすると、「なぜ相談もなく購入したのか」などと激怒する場合も多いです。

さらに、夫婦で食べる食料品を、妻とモラハラ夫が一緒に買いに行ったとしても、「これは何を作るために購入するのか」と、いちいち用途を尋ねられるケースもあります。

そして、このような場合、その商品がモラハラ夫にとって必要ないと判断されれば、妻に相談なく商品は売り場に返されてしまいます。

また、家に友人が訪ねてくることを想定して、妻が茶菓子などの購入をしようとしたならば、「こんなものは必要ない」と、モラハラ夫に一蹴されてしまうこともあります。

ですが、このように妻がする買い物に関しては、ケチで監視が厳しい反面、自分に対しては甘いモラハラ夫は、自分の好物のものや、自分が必要と感じた物に関しては、妻に相談することもなく購入を決定することがよくあるケースです。

また、ひどいケースとなると、他人には良い顔をしたい、という願望の強いモラハラ夫は、飲み会などでは人よりも多くお金を払ったり、時には後輩に奢ったりすることもあったりします。

結果的に、妻が行う買い物に関しては非常に厳しいモラハラ夫ですが、自分が決めるお金の使い道は際限ないというのが、モラハラ夫の特徴です。

モラハラ夫の特徴:自分が正しい・自分の非を認めない

モラハラ夫は、妻に対してはもちろん、周囲の人に対しても自己中心的な考え方をする傾向があります。

そして、モラハラ夫は自分が常識人である、自分と違う考えの人は妻以外であっても非常識な人であると考える傾向にあります。

ですので、モラハラ夫は自分と異なる意見を言われた時、その相手が妻であれば「お前(妻)はおかしい、非常識だ」と、直接罵倒をして自分の意見を振りかざします。

そして、モラハラ夫は周囲の人によく思われたいという願望もあります。

なので、非難したい相手が妻以外の周囲の人であった場合、周りの人には嫌な顔をされたくないと考えるモラハラ夫は、その場では「そうだね、その通りですね。」と、同意するような意見を述べます。

そして、その後、家に帰った段階で、モラハラ夫は妻に対して、「あいつ(先ほど、モラハラ夫とは違う考えの意見を述べた人)の考えは非常識だ。他のみんなも嫌な顔をしていたのをみたか?」などと話します。

このように、場をあらためてモラハラ夫とは違う考えの意見を述べた人のことを、本人ではなく妻に対して非難し、その非難に対する共感を妻に強要します。

妻から見れば、「あなた(モラハラ夫)が違う考えならば、その場で反対意見を言った方が良いのではないか」と言いたくなりますよね。

ですが、妻がモラハラ夫にこのようなことを言うと、「だからお前(妻)は常識がないと言っているのだ。あの場で反対意見を言ったならば、場の空気を乱してしまう。自分は空気を読んで、非常識な意見に不服ながらも賛同をしたのだ」というような言い分を述べます。

モラハラ夫は、自分と違う意見を持つ人に対して、「あくまでも相手が非常識なことを言っている、そして、その場の雰囲気を崩さないように配慮した自分は素晴らしい」というような言い方を妻にしてきます。

他にも、モラハラ夫が職場や親戚の集まりなどでも、モラハラ夫の述べる意見が非難されることも、もちろんあり得ます。

このような場合、モラハラ夫は非難された時点では「そうですね、自分が間違えていました」と素直に認めます。

モラハラ夫が、このようにすぐに認めるのは、モラハラ夫が自分の意見を押し通す、自己中心的な人であるという印象を周りの人に持たれたくないからです。

このようにして、肯定することで、一旦はその場を収めたモラハラ夫ですが、家に帰るなり自分の意見を否定した相手について妻に、「どう考えても自分の考えが正しい。人前で否定をするような協調性のない奴の方が非常識だ」などと、相手の人格を否定するような言い方をします。

このように、モラハラ夫は誰がどうみてもモラハラ夫の意見がおかしかったとしても妻の前では決して非は認めず、『モラハラ夫の意見を人前で否定をしたこと』などについての言及をすることで、どうにか自分を正当化しようと仕向けます。

そして、周りの人が非常識であり、自分が常識人であると妻に話すモラハラ夫は、「あなた(モラハラ夫)の意見が一番正しいですよ」と妻から賛同を得ることを期待しています。

モラハラ夫の特徴:妻に厳しく自分に甘い・自己中・俺様

モラハラ夫は、自分以外の他人に対して、
何事に関しても評価が厳しくなる傾向があります。

さらに、モラハラ夫による、その厳しい評価は、一緒にいる時間の長い妻に対しては、より一層強くなる傾向があります。

この厳しい評価というのは、あくまでもモラハラ夫独自のルールからくる評価のことということになります。

ですので、このモラハラ夫独自のルールと少しでも異なる意見を言う人がいると、モラハラ夫は気に入らないと感じたり、相手が完全に間違っていると判断したりします。

さらに、その相手が妻であれば、妻は、より厳しく責め立てられてしまいます。

このように、他人への評価が厳しく、特に妻に対しては妻の考えや行動の全てがおかしいと主張し、自分の考えを押し付けるモラハラ夫ですが、自分自身に対しては驚くほど評価が甘いことが多いです。

ですから、例えばモラハラ夫が、上司から注意を受けたとしても、自分の意見と異なることで注意をされた場合には、口では謝っていたとしても、心の中では上司の意見なんて気にもとめず、深い反省をすることはあまりありません。

ですが、モラハラ夫は、自分が尊敬する人物からの言葉は鵜呑みにして、その人の生き様を真似しようとする傾向があります。

また、その尊敬する人物の言葉などを、自分の考えとして使い、自分独自のルールとして定めることが多いです。

つまり、このような意見を否定された時にはとくに、モラハラ夫からすれば、『モラハラ夫自身』と、『モラハラ夫が尊敬する人物』の双方を否定されたという解釈になってしまい、妻に対する怒りは倍増してしまいがちです。

モラハラ夫の特徴:同情を誘う

モラハラ夫は、自分の生い立ちや育った環境などが、辛い経験であったということを他人に話すことで、同情を誘おうとする傾向があります。

このように、辛い経験を経て来たという話をすることで、モラハラ夫は『かわいそうな自分』の存在を、周囲にアピールしようとします。

モラハラ夫は、辛い経験を経ても頑張って仕事をして結婚資金を貯めてきた結果、結婚をして家庭を持っていることなどを、『えらい』とか『よくグレずに頑張ったね』と、他人から評価してほしいので、このような自分の辛い過去について、話をすると考えられます。

ところが、モラハラ夫の周囲に話す辛い経験は、大部分が作り話であることが多いと言われています。

もちろん、本当にモラハラ夫が過去に辛い経験をしている場合も考えられます。

たしかに、モラハラ夫となってしまう原因のひとつには、育った家庭環境や過去の辛い思いが影響しているとは言われています。

ですので、完全にモラハラ夫が嘘をついているとは言い切ることはできません。

しかし、モラハラ夫は自分の過去の辛い経験を話し、周りからより多くの同情を誘うために、事実である話を大きくして話してしまう傾向があります。

ですので、モラハラ夫が語る過去の苦労話は、事実とは食い違う話もでてきてしまいがちです。

特に、妻は結婚をすると夫の実家に行ったり、ご両親と関わったりすることも増えていきますので、その際にモラハラ夫の家庭に対して、「あれ、夫から聞く話よりもよほど円満なご夫婦じゃないの?」と感じることもあったりします。

このように、モラハラ夫が妻に過去の話を大げさに語ったり、通常ではありえない話をしたり、大変な家庭環境の友人の話を、さも自分のことのように語ったりすることも実際にあったりします。

このようにモラハラ夫は、巧妙な嘘をつきますし、少しの矛盾であれば、他人に指摘されてもうまく言い逃れる術を持っています。

ですので、モラハラ夫が、不幸話を、まるで本当の話であるかのように他人に話することで、その話を聞いた人に、モラハラ夫のことを「大変な思いをして育った人なんだ」と同情させてしまうケースもよくある話です。

モラハラ夫の特徴:嘘をつく

モラハラ夫は、日常的に家の中でも外でも嘘をつくことが多いです。

その嘘は、モラハラの対象である妻に対して直接言う嘘もあります。

また、モラハラ夫は妻を陥れるかのような嘘を周りに話し、自分は妻のせいで苦労をしているという同情をかうようなことを言う場合もあります。

例えば、妻に対し直接いう嘘でしたら、専業主婦である妻に、「自分は1人働きだから家計を支えるために誰よりも残業をしている」などのように働いていない妻に対して罪悪感を与えるような言い方をします。

ですが、モラハラ夫は本当は、同僚と飲み会に行っていたりカラオケなどで気晴らしをしたりしていて、残業の事実はほとんどないことが多いです。

また、妻について嘘の事実を周りに話す例では、毎食、食事をしっかりと作っている妻に対して、「うちの妻は料理も作らずいつもスーパーの惣菜ばかりが夕飯に並ぶ」などと言ったありもしないことを言いふらされてしまいます。

しかも、残念なことに実際に家の中を見ていない周りの人からしてみると、夫の話は本当のこととして受け入れられてしまうことが多いです。

こうなってしまうと、仕事から疲れて帰っても手の抜かれた食事しか用意してもらえない気の毒だという、ダメな妻、可哀想な夫というイメージがついてしまいます。

このようにして、妻本人につく嘘だとしても周りにつく嘘だとしても、結果的には自分が同情を買い、優位に立つように話が作られてしまいます。

ただし、ありもしない嘘ですので、いずれはバレたり嘘を指摘されることももちろんあるでしょう。

先ほどの例で言いますと、残業をしていないことを妻に指摘されたなら、妻に対しては、「残業なんて言っていない、聞き間違い、勘違いではないか」と話自体がなかったこととされることが多いです。

また、奥さんが惣菜ではなく食材をスーパーで買っているのを目撃したと周りから指摘されたとします。

このような時には、「自分が注意したから妻が気をつけるようはなったが、まだスーパーの惣菜が出てくる頻度の方が高い」などのようにあくまでも話したことは本当のことで、自分が注意をしたから妻の欠点が直ってきたという夫なりの自分勝手な言い分で押し通してきます。

そして、夫が妻に対して注意したにも関わらずあまり改善されてはいないというような嘘をさらに重ねることで、さらに妻を陥れ、自分は優位な立場に立つように仕向ける傾向にあります。

モラハラ夫の特徴:束縛してくる・外出を嫌う・しつこい

一般的に、妻や彼女などに対して束縛が激しい男性は、男性が妻や彼女を愛しているがゆえの行動というイメージがあります。

一方、妻を虐めたり嫌がらせをするモラハラ夫は、一見、妻を愛してないように見えますので、妻を束縛をしたり、妻の予定をしつこく尋ねて来たりするということは、イメージがしづらいかもしれません。

ですが、妻を虐めたり嫌がらせしたりするモラハラ夫でも妻の束縛をしてくる場合があります。

モラハラ夫が、妻を束縛したり、妻の外出の予定をしつこく聞いて来たりする理由は、多くの場合が妻の自由を奪うためです。

このような、モラハラ夫からの過度の束縛ですが、最初は妻も『愛されているがゆえの束縛』だとかわいく思えるかもしれません。

しかし、妻がモラハラ夫の提示する過度な束縛を受け入れていくと、徐々に束縛はより激しくなり、いずれ理不尽なルールとなっていってしまいます。

例えば、モラハラ夫から「妻は自分以外の男とは話すな、妻の携帯に入っている男性の連絡先は全て消せ」や、「外出先では、妻は自分以外の男性とは目を合わせるな」など、極端に妻を、モラハラ夫以外の男性から遠ざけるような要求をしてきます。

そして、モラハラ夫と妻が一緒に外出をしている際に、妻がモラハラ夫以外の男性と目があってしまっただけでも激怒したり、モラハラ夫が妻の携帯の中のメールや連絡先を勝手にチェックしたりすることもあり得ます。

モラハラ夫は、妻の携帯の中身をチェックすることで、妻が自分以外の男性と連絡を取っていないかをチェックするだけではなく、モラハラ夫が一緒にいない、妻が1人でいる時間の行動をも把握しておこうとしてきます。

そして、妻のメールやSNSなどに少しでも怪しいと感じたことがあったり、妻から自分に報告のない外出をしていたりしたことが分かってしまうと、モラハラ夫は妻に対して外出の禁止を強制することもあります。

モラハラ夫は、妻が自分以外の男性と交流を持つことを異常なほど嫌います。

なので、モラハラ夫を伴わない妻だけでの外出すらもよくは思わず、妻の外出を抑制することで、妻が外部と接触することを避けるように仕向けます。

このようにして、モラハラ夫は妻が自分の思うように行動し、妻がモラハラ夫の言いなりになることを望みます。

モラハラ夫の特徴:妻の悪口を言う・捨て台詞を言う・ダメ出ししてくる・デリカシーが無い・常に上から目線・責め立てる・思いやりが無い

モラハラ夫は、自分の行動や思考の全てが世間の常識と考え、その考えを妻に対して振りかざす傾向があります。

さらに、モラハラ夫が思う常識に妻が反すると、「お前(妻)は本当に常識を知らない」とか「お前(妻)が世間知らずだから、一緒にいる自分も恥ずかしい思いをする」と言った暴言をはいたりすることもよくあります。

ですが、モラハラ夫が常識と考えている事柄は、モラハラ夫独自のルールであることが多いですので、必ずしも社会としての常識であるとは限らない場合もあり得ます。

ですから、妻の側からしますと夫の言っていることの方が非常識だと感じたときには、間違いを注意をしたいところなのですが、モラハラ夫に対して妻が注意をしたなら、より一層の怒りをかってしまうために、モラハラ夫の対応に、妻は頭を悩ませてしまいます。

また、反論されることを嫌うモラハラ夫は、妻に対して一方的に意見を振りかざしたい時には、妻が言い返すことすらもできないタイミングで嫌味をいうことは、よくある話です。

例えば、部屋のドアを閉める間際など、妻が追いかけてきてまでは反論しないことを見越して、ドアが閉まりかける瞬間に、モラハラ夫は捨て台詞をはいてきたりします。

反論されないことで、モラハラ夫は『自分の意見を言い切った』という満足感を得られる反面、妻の立場にたってみると、言いたいことだけ言われて反論ができないと、意見のやり場に困ってしまい、不満だけが溜まる一方です。

このように、意見をするタイミングさえ奪われてしまうようになると、妻もモラハラ夫に対して優しくされることや、相談相手になってほしいという期待をすることも減ってきてしまいます。

残念なことに、妻がモラハラ夫に対して、諦めが出てきてしまうと、モラハラ夫としては『妻から尊敬されない自分』に苛立ち、より一層、自分の意見を妻に振りかざそうとしてしまいがちです。

こうなってしまいますと、『より自分の意見を振りかざす夫』と、『相手をするだけ無駄と考える妻』という関係性になりますので、モラハラも悪化してしまい、円満な関係に戻ることが難しくなってきてしまいます。

モラハラ夫の特徴:責任転嫁する

モラハラ夫は、『妻よりも自分が優位に立ちたい、周囲から見られる自分の評価を下げたくない』という考えが強いです。

そのため、モラハラ夫は何かしら選択を迫られたときにその選択が間違っていた場合、モラハラ夫のプライドはひどく傷つき、その怒りの矛先が妻に向いてしまうことがあります。

例えば、モラハラ夫が夫側の親戚にお歳暮を贈るとなった場合に、モラハラ夫が妻に対して、「ビールを贈ろうと思うのだがお前(妻)どう思う?」などのように、自分の意見を述べた上で妻へ意見を求めます。

妻は当然、夫側の親戚ですので、親戚はお酒が好きな方だとわかって夫はビールを選んだのだとおもうでしょうし、モラハラ夫の機嫌を損ねたくない妻は、「良いのではないか」という賛成の意見をするでしょう。

ですが、もしその親戚がお酒があまり飲めない人だったとの話が、あとで別の親戚を通じてモラハラ夫の耳に入った場合、どうなるでしょうか。

モラハラ夫にしてみると、ひどくメンツを潰されたと感じてしまいます。

そして、モラハラ夫はその責任を、『ビールを贈る』という提案について賛成をした妻に負わせようとします。

例えば、モラハラ夫は「お酒が飲めない人にビールを贈るなんて、とんだ失礼をすることになってしまった」や、「お前(妻)が、ビールを贈ると言ったからこのようなことになってしまった」などのように言ってくるでしょう。

このようにしてモラハラ夫は、自分が提案したにもかかわらず、あくまでも賛成をした妻に責任転嫁をしてくる傾向があります。

そして、もしこのように責任をなすりつけられて納得のいかない妻が、「夫側の親戚だから、親戚の方の好みを知ってお酒を提案したのだと思った」などのように反論した場合、

モラハラ夫は、「夫側も妻側もない。親戚の好みくらい知っておけ」というような形で、結果的には妻が賛成したこと、その親戚がお酒が飲めないということを知らなかったこと全てが、妻が悪いということでまとめられてしまいます。

この件で一番厄介なことは、モラハラ夫は『自分にある責任を妻に押し付けている』という感覚がないところです。

ですが、モラハラ夫は全て自分のせいになることで周りからの自分への評価が下がるという考えが先行することから、まずは妻に意見を求め、自分の考えが正しいことを確かめます。

そして、モラハラ夫はその考えが間違っていたと分かった時点で、悪いのは反対をしなかった妻だと思い込んでしまいます。

このようにモラハラ夫は、自分自身の過ちを認めずに妻に責任転嫁をすることで、自分の地位を守ろうとする傾向にあります。

モラハラ夫の特徴:共感してくれない

モラハラ夫は、妻に対しても周囲に対しても、自分の考えが正しく、自分と異なる意見を述べる人は非常識だと言う、自己中心的な考えが強いです。

ですので、モラハラ夫は自分以外の他人に対して『共感をする』ということが難しく、相手に対して、モラハラ夫独自のルールを押し付けてしまいがちです。

特に、モラハラ夫独自のルールを押し付けられがちなのは、やはり、身近な存在である妻であることが多いです。

例えば、専業主婦である妻が「子どもが夜泣きをして大変だ。昼間も家事が溜まっていて、眠る時間がない」などの悩みを、モラハラ夫に相談した場合を考えます。

夜泣きする子どもを、夜通しあやして、昼間は家事をする妻は、眠る時間もわずかで、疲れやストレスも溜まるでしょう。

ところが、このような妻の悩みに対してモラハラ夫は、「母親はみんなそうだ。仕事をしていない妻は、日中は家にいるだけなのだから、家事くらいして当たり前」などのような反応をします。

モラハラ夫は、共感してくれないばかりか、感謝の言葉の一つすらも、かけてくれないことが多いです。

それどころか、モラハラ夫は、「その夜泣きのせいで自分も眠れない。仕事から疲れて帰ってきても、子どもが泣いていては身体も休まらない」などのように、自分も被害を被っている、辛いというアピールを、妻に対してしてきます。

このように、ひとたび自分の興味のない話題になりますと、全く無関心で、あいづちすらうってくれない場合も多くあります。

それにもかかわらず、モラハラ夫は、自分の興味の深いものに対しては、妻や周りの人に共感を得ることを求めます。

モラハラ夫の特徴:急に優しくなる・突然謝ってくる

モラハラ夫は、常に妻に対して偉そうであったり、傲慢な態度を取ったりしているようなイメージが強いです。

しかし、常に上から目線のモラハラ夫がたまに妻に対して、突然優しくなったり、「さっきは悪かった」と、謝罪したりしてくることがあります。

このように、基本的には妻に対して強気なモラハラ夫が、急に下手に出るような態度をとるのは、『妻に対して激怒した後』または『物に当たって壊した後』などのタイミングが多いです。

つまり、モラハラ夫の行動が妻に対して、恐怖心を感じさせたタイミングに夫の態度が軟化することを意味しています。

ですが、モラハラ夫が急に優しくなったり、謝ったりするという行動の理由は、『モラハラ夫が妻に対して恐怖心を与えた』ことに対しての、償いの気持ちからではありません。

では、どういう理由から、このような行動にでるのかといいますと、ついさっきまでモラハラ夫が激昂していたことによって、萎縮していた妻の心に、モラハラ夫自らが寄り添うことで、「本当は夫は優しい人なのだ」という考えを持たせるように仕向けるためです。

そのため妻は、「本当は優しい夫を怒らせてしまう自分がいけないのだ」と思い込んでしまう傾向にあります。

このようにして、モラハラ夫は妻に対しての、『飴と鞭』の使い方が非常に上手く、あくまでも「夫ではなく自分自身が悪いのだ」と、妻の意識に植え込みます。

ですが、いくらモラハラ夫が『飴と鞭』の両方を持っているからとはいいましても、やはり日常生活の中では、確実に妻に対しての『鞭』をつかう頻度の方が確実に多くなってしまいます。

ですので、妻が夫の『鞭』の部分である、暴言や無視などの酷い態度にストレスを抱え、精神的に苦しんでしまうことに変わりはありません。

モラハラ夫の特徴:子供には優しい

モラハラ夫は、自分自身の子どもに対しても、他人の子どもに対しても、優しい態度をとる傾向があります。

このようなモラハラ夫の子どもに対する態度は、妻に対してみせる態度からは想像もつかないほど、おおらかで優しい対応であることが多いです。

なぜ、モラハラ夫が子どもに対しては優しい態度をとるのかと言いますと、モラハラ夫の基本的な考えとして、「周囲から優しい夫、優しい父親である見られたい」とか「自分のような夫(父親)を持っていることを周囲から羨まれたい」という願望があるためであると考えられます。

そのため、モラハラ夫は周りから見ると、『子煩悩な父親である』という印象を持たれやすいです。

しかし、モラハラ夫が子どもに対して優しいのは、ほとんどの場合が子どもが幼少期の頃に限られます。

なぜかと言いますと、自分の子どもが成長して大きくなって行くと、子どもはモラハラ夫にとって、妻と同様に身近な存在である、モラハラの対象と変わってしまうためと考えられます。

通常、子どもは大きくなるにつれて、自分の意思を持つように成長していきます。

ですが、子どもが意思を持ち、自分の意見を主張するようになってくると、モラハラ夫にとっては『自分の思い通りに行かない存在』という位置付けに変わってしまいます。

すると、モラハラ夫は子どもに対して、自分の意見を押し通し、反論されないために、妻に対する態度同様に、一方的で傲慢な態度をとるように変わってきます。

また、モラハラ夫は子どもが生まれた頃から世話をしているという感覚から、妻に対して以上に子どもを自分の所有物として考えている場合も多いです。

すると、子どもに対するモラハラ夫の傲慢な態度は、妻以上にひどいものになるというのも、モラハラ夫のいる家庭ではよくある話です。

モラハラ夫の特徴:打たれ弱い・傷つきやすい

モラハラ夫は、妻に見せる強気で傲慢な態度からも『多少の嫌なことは気にしない』『辛いことがあっても割り切って考える』というようなイメージがあります。

ですが、実際のところモラハラ夫は、他人から受ける悪口や低評価に対して、非常に打たれ弱く、傷つきやすい傾向にあります。

妻に対して、モラハラをする原因の一つは、元々モラハラ夫の性格として、メンタル面が非常に弱いという理由が挙げられます。

ですので、モラハラ夫は、自分のメンタルを守ることを優先させるという、保身の気持ちが強くなりがちです。

また、モラハラ夫の特徴として、『自分の非を認めない』というものがあります。

このように自分の非をみとめないことは結果的に、モラハラ夫が『メンタルが弱く傷つきやすい』という部分にもつながります。

なぜかといいますと、モラハラ夫は自分の非を認めてしまうと、自分自身が傷ついてしまうからです。

なので、モラハラ夫は、あくまでも自分の考えは正しいのだと、もっともな理由をつけて自分の考えを正当化しようとして、自分の意見を押し通すようになります。

そして、他人から反論されることを嫌うモラハラ夫は、自分と異なる意見を言う人を、極端に敬遠するようになります。

また、身近な存在である妻に対しては、モラハラ夫の意見に共感することを強要し、反論されることを防ぐことで、モラハラ夫自身が傷つかないように仕向けるようになります。

このようにして、モラハラ夫は、妻に対しては自分の意見を押し通し、他の意見をいう他人とは一定の距離を保つことで、モラハラ夫自身は精神状態を維持します。

しかし、妻からすると妻の意見は押し潰され、モラハラ夫の意見ばかりを押し通される夫婦生活は、非常に過ごしにくく、ストレスの溜まる日々になってしまうことでしょう。

モラハラ夫が、仕事でミスをしたなどの理由で傷ついている時に、妻は間違えた慰め方をしてしまうと、夫のモラハラをより増強させてしまうこともあります。

もちろん、夫婦ですので落ち込んでいる時には、夫と妻は、悩みを共有して助け合うことが大切です。

ですが、もし夫がモラハラ夫だと言う実感があるのなら、妻は「ミスはあなた(モラハラ夫)のせいではない」などのように、モラハラ夫には、全く責任がないと言うような慰め方をしてはいけません。

このように、夫が全く悪くないというような言い方を、妻がしてしまうと、モラハラ夫は、「そうか、自分は悪くないのか、怒った上司がおかしいのか」というとらえかたをしてしまいます。

すると、モラハラ夫の『自分の意見が全て正しい』『違う意見を言う周りがおかしいのだ』という考え方は強くなり、モラハラは、より一層強くなっていってしまいます。

妻としては、「大変だったね、いつもお疲れ様です」などのように、夫が怒られた内容などには極力触れず、日頃の頑張りに感謝をするような慰め方をするようにすると良いです。

このように、詳しい内容には触れず、夫に対する妻からの感謝を伝えることで、モラハラ夫は日頃の頑張りを妻に評価されたことに満足します。

結果的に、妻から仕事の頑張りを評価されたと感じたモラハラ夫は、仕事で起きた問題に対して、自分が悪かったのかどうかなどの追求を妻にする可能性も、かなり低くなることと考えられます。

まとめ

以上のように、モラハラ夫には多くの代表的な特徴があります。

家庭内で、長年モラハラの環境下にいますと、自分が夫からモラハラを受けているということにすら気づいていない妻も少なくありません。

ですので、自分の夫が上記のような特徴にいくつも当てはまると感じたら、モラハラ夫である可能性が高いです。

もし、夫からのモラハラに気づき、モラハラ夫から解放されたいと感じた際には、妻は精神的にストレスを抱える前に行動を起こすことが必要です。

具体的には、まず第一に、別居をすることでモラハラの環境から抜け出し、信頼して相談ができる相手がいる場所に逃れることで、自分も冷静な判断が取れるようになります。

また、モラハラ夫と話し合いをする際には、夫と妻だけではなく第三者を挟んでの話し合いをすることをおすすめします。

さらに、その話し合いが離婚に関わる話し合いの時には、プロである弁護士のような第三者の協力を得ることが、迅速な問題解決につながります。

特に、モラハラ夫は簡単には離婚に応じてくれないケースが多いですので、裁判を起こした際に妻が有利になれる体制にするためにも、自分自身でも証拠集めをした上で、弁護士に相談をしますと、よりスムーズに話が進むでしょう。

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