夫のモラハラ行為は結構、精神的にもキツイ内容であることが多く、
耐えられない妻も多いはずです。

結婚する前は、このようなモラハラ夫だとは気づかなかったはずですので、
このようなモラハラ夫に出会ってしまったことは運が悪いことだと受け止めましょう。

結婚して子供がいるからといって、決して無理して夫の暴力に耐える必要はまったくありません。

大切なのはあなた自身です。あなたが悲しんでいる姿を子供はもうこれ以上見たくはないでしょう。

「モラハラ夫に耐えられない・・・」
そんなときに、あなたに必要なモラハラ夫への対処法について効果的な方法をご紹介していきます。

もし、あなたがモラハラ夫から逃げたいと考えているときには
手助けになれたら幸いです。

モラハラ夫の対処法・モラハラ夫から逃げる方法

夫からの、家庭でのモラハラに耐えきれず、モラハラ夫から逃れたいと考えたとき、確実に逃れるためには以下のような方法が考えられます。

・モラハラを受けている証拠を集める
・弁護士や自治体の相談窓口に、相談をする
・自分の実家に事情を話し、匿ってもらう
・近くに実家や頼れる知人がいない場合には、女性シェルターなどを利用する

モラハラを受けている証拠を集める

モラハラという行為は、外部の人間が計り知ることは難しいと言われています。

と言いますのも、モラハラ夫の大きな特徴として、『外面が良い』というものがありますので、むしろ周囲の人から見れば、「優しい紳士な旦那さんで羨ましい」と思われがちだからです。

ですので、妻が周囲の人に「夫のモラハラに困っている」と相談をしても、なかなか理解を得られないことも多くなってしまいます。

このような事にならないためにも、モラハラ夫の行為に耐えかねた妻は、自分自らモラハラの証拠を集めて、その証拠を元に周りに理解者を作り、もしも離婚となった際にも妻が有利な状況に持ち込めるような、モラハラ行為の『確かな証拠』が必要となります。

例えば、モラハラを受けた時のことを、その日の日付や出来事などと一緒に日記のような形で書き留め、モラハラを受けた辛い気持ちなども綴っておくと、信憑性が高くなってきます。

また、モラハラ夫が妻に対して罵倒や過度の叱咤をする場面を、録音しておいたりしますと、より証拠としての役割を果たします。

モラハラという行為は、身体的な暴力とは違い、目で見た形には残りにくいために、周りに気づいてもらえず妻が一人で辛い気持ちを抱え込む原因の1つとなります。

ですので、妻が自分自らが行動を起こし、モラハラの証拠を集めて周りにその事実に気づいてもらい、助けを借りることこそがモラハラ夫から逃れられる近道になります。

弁護士や自治体の相談窓口に、相談をする

モラハラ夫から逃れたいと考えた際に、妻はまず友人や知人など周囲の人物に相談をし、協力を求めるでしょう。

しかし、『周囲には良い顔をする』というモラハラ夫の特徴からみても、当事者に近しい人ほど、モラハラの事実を信じてくれない場合が多いです。

そのように、周りに味方が作れない場合に、信頼できる第三者としてまず挙げられるのが弁護士です。

弁護士は、最近では家庭内の暴力やモラハラを専門に扱う事務所も増えていて、それぞれの問題を迅速に解決するプロフェッショナルです。

また、弁護士は相談者である妻の味方となってくれますので、もしモラハラ夫から弁護士に「妻から何を相談されているのか」などを聞かれたとしても、秘密はしっかりと守ってくれるため、信頼度はかなり高いです。

さらに、もし万が一、モラハラ夫との離婚が裁判を起こすほどの問題となった際には、兼ねてから相談をしていた弁護士が、裁判で一緒に戦ってくれた方が、これまでの経緯やモラハラの証拠なども掴んでいる可能性が高いですので、非常に妻としては有利になるでしょう。

このように弁護士は、モラハラ夫から逃れたいと思った時点で相談をすることで、離婚交渉や裁判では非常に強い味方となる存在です。

しかし、弁護士を雇うにはかなりの費用がかかります。

まして、金銭的な実権も夫に握られているケースが多いモラハラの環境下では、弁護士を雇える費用を妻が持ち合わせていないことの方が多いです。

このような場合も考慮して、各自治体では無料で家庭内の問題を相談できる相談窓口を設置しています。

ここ最近では、家庭内の暴力やモラハラの相談も増えていることから、各都道府県に最低でも1つは『婦人相談所』というものを設置することが義務付けられました。

婦人相談所とは、具体的には女性が悩む家庭内での暴力やモラハラ、子育てに関してなど幅広い相談ができる施設です。

この施設は、それぞれのジャンルごとに専門のカウンセラーがいますので、相談に対してもより深い理解を得られ、より良い解決法を一緒に見つけることができます。

相談をするために、自ら足を運ぶこともできますし、電話での相談をすることもできます。

また、婦人相談所などの施設は、相談内容や家庭環境などはしっかりと記録をしてくれています。

ですので、相談をした経験がある人には、定期的に連絡をして生活が改善できるようにアフターケアも行ってくれますし、何度も相談がある家庭には、職員が訪問をしてくれる場合もあります。

このようなしっかりとした対応がなされていますと、モラハラ夫に悩む妻としても、心強い支えとなりますし、モラハラの事実を信じて対処してくれようとする人がいるだけでも、妻としてはとても心強く感じられることでしょう。

自分の実家に事情を話し、匿ってもらう

夫からのモラハラに悩んでいるものの、妻から離婚を切り出して夫の怒りを増強させてしまうのが怖い、という状況におかれている人も多いでしょう。

だからと言って、このまま夫婦生活を続けていることも妻が精神的にも辛いと感じてきたら、一度妻自身の実家に事情を話し、匿ってもらうという手段も考えられます。

いくらモラハラ夫の外面が良いとはいえ、やはり実親は娘の主張を第一に信じて考えてくれます。

ですので、実親でしたら家庭内で妻がモラハラに遭い、悩んでいるという話も聞き入れてくれるでしょう。

さらに、もし万が一、モラハラ夫から実家や妻自身に連絡が来たとしても、娘(モラハラ夫の妻)を守るために匿ってくれるすべを考えてくれるはずです。

このように、家庭から逃れてモラハラの環境下にない状態で、相談に乗ってくれる相手とともにモラハラ夫の打開策を考える時間を持つことも大切です。

また、モラハラ夫が時に優しくなることで、離婚を踏みとどまっては、また辛い思いをするモラハラサイクルの中にいては、妻は冷静な判断はできません。

ですので、妻には『冷静に考えられる時間』と、『安心して相談ができる相手』という存在が必要となります。

ですが、モラハラ夫自身も知っているであろう妻の実家に逃げるのであれば、やはり夫が妻を探しに来るということも想定していなくてはなりません。

このような事態にも備えて、もしもモラハラ夫が不法に妻の実家に侵入したり、嫌がらせの手紙を書いたりなどの違法行為を行うようでしたら、早めに警察や弁護士に相談をすることをおすすめします。

近くに実家や頼れる知人がいない場合には、女性シェルターなどを利用する

モラハラ夫から物理的に逃れることを考えた場合、妻自身の話を信用し、相談に乗ってくれる人物に頼ることが賢明です。

ですが、人によっては仕事の転勤などによって実家や友人が近くにいなかったり、実家の事情で簡単に頼ることができなかったりする場合も少なくはありません。

このように、近くに逃れられる場所がない女性のために、行政が運営する女性シェルターというものが存在します。

女性シェルターは、夫の肉体的、または精神的な暴力から逃げ出した女性や子供が一定期間の入居を許された公的施設です。

このようなシェルターの生活環境は、その施設によって異なりますが、着の身着のままで逃げ出したような女性や子供でも生活ができるように、住居や食事は確実に保証されています。

しかし、夫の暴力から逃れた人が逃げ込むシェルターですので、当然ではありますが外出や外部との連絡などはかなりの制限がされてしまいます。

例えば、ケータイの持ち込みが禁止されたり、実の親にすら居場所を教えることができないなどのような厳しい制限が存在します。

このように、夫以外にも外部との接触をほとんど無くすことによって、妻をモラハラ夫から守る対応をしてくれるのが、女性シェルターです。

ですので、モラハラ夫以外の家族や友人との連絡が取れなくなることも承知の上で、それでも助けを求めたいというほどの辛い気持ちを抱えた妻や子供たちの、最後とも言える砦として扱われます。

モラハラ夫の対処法:モラハラ夫への接し方を変える

自分の夫がモラハラ夫だと気づいた時、すぐに離婚を考えるのは、時期尚早かもしれません。

せっかく縁あって結婚をしたわけですから、夫のモラハラから逃げるのではなく、妻から歩み寄ることから始めることで、夫のモラハラを最小限にとどめられる可能性もあります。

まずは、夫のモラハラが性格であり個性だと思えるうちに、妻側が思考を変えてその性格とうまく付き合っていく方法を見出す努力をすることが大切です。

モラハラ夫への接し方を以下のように変えると、夫のモラハラが軽減される可能性が考えられます。

・夫を立てるようにする
・過度の暴言は受け流す
・早いうちに自身にモラハラを気付かせる

夫を立てるようにする

モラハラ夫は、家庭内で自分が一番上の立場に立ち、全てにおいて主導権を握ることで満足感を得られます。

そのため、夫が知らないことを妻が知っていたり、妻が主導権を握って話を進めたりしますと、モラハラ夫の機嫌を損ねることにつながってしまいます。

そこで、まずは妻が下手に出てモラハラ夫を立てるように、言葉や行動を改善をしてみましょう。

すると、モラハラ夫は家庭内のすべてに関して自分が優位に立っていると思いますので、結果的にモラハラ夫の機嫌は良くなることが多くなります。

このような妻がモラハラ夫を立てる行為は、表面上だけの行動で構いません。

むしろ、心の中では「自分が夫を上手く手の上で転がしているのだ」と言うくらいの気持ちでいたほうが、妻の精神的にもストレスを抱えづらくなります。

逆に妻が、心の底からモラハラ夫がえらい、素晴らしいと思ってしまいますと、モラハラからなかなか抜け出せない、酷い場合にはモラハラを受けていることにすら気づけないという場合も出てきてしまいます。

過度の暴言は受け流す

モラハラ夫は、かなりの確率で妻に対して暴言を吐くという特徴を持っています。

モラハラ夫が吐く暴言は、妻が起こした行動についての非難や、自分の要求が通らなかったなど、最初のうちは意味があるものである場合が多いです。

ですので、このような際に妻は、ひとまず夫を立てる形を取り、表面上だけで良いので話を聞き入れるようにしますと、モラハラ夫の機嫌を損ねづらくなります。

しかし、モラハラ夫の機嫌が何かをきっかけに非常に悪くなってしまったり、自分の言うことを否定されたりしますと、モラハラ夫は妻に対して過度の暴言を吐くようになってきます。

このような場合のモラハラ夫の暴言は、「こうしてほしい」という明確な要求はない場合がほとんどです。

では、どのような理由で暴言を吐くのかと言いますと、ただ妻を自分の支配下に置きたい、妻を自分のいいなりにさせたいが為の行為であることが多いです。

そして、暴言の内容も『妻の過去の話を掘り返す』や、『妻の人格自体の否定』など、いちいち真に受けていては精神的に参ってしまうような内容ばかりです。

ですので、このようにモラハラ夫による過度の暴言が始まったと感じましたら、妻は全く関係のないことを考えるなどして、夫の暴言を受け流すことが大切です。

早いうちに自身にモラハラを気付かせる

モラハラは、妻に対して結婚前から行われることはほとんどありません。

モラハラ体質の人は、外面が良いと言う特徴を持っていますので、むしろ交際中は夫に対して、非常に優しく紳士な男性という印象を持ってしまいがちです。

モラハラの順番としましては、結婚をして妻がモラハラ夫のものとなった途端に、モラハラが開始するケースが多いです。

そして、日々の生活を重ねていくうちに、妻に対するモラハラはドンドンと強くなって行くようになります。

つまり、モラハラは放置すればするほど、より過度な嫌がらせにつながってしまうと言うことです。

そこで、夫のモラハラが軽い悪口や嫌味程度の軽度なうちに、『その言葉を言われることで妻がどれだけ傷ついたのか』ということを、妻自身が夫に伝えてみましょう。

このように、夫のモラハラが軽度なうちなら、「このような言葉は妻を傷つけるのだ」と気づき、改心してくれる可能性もあります。

ここで注意したいポイントとしましては、夫に対して「それはモラハラだからやめてくれ」と言ったように、夫の行為がモラハラであると、妻からはっきりと言うことはおすすめできません。

なぜならば、軽度であってもモラハラ体質の人は基本的に、『自分が正しい、正論だ』と考えている為、社会的問題となっている行為(モラハラ)を自分がしているなんて指摘を受けてしまうと、逆上して怒りをかうことが予測されるからです。

そして、モラハラ夫はこのような指摘によって、自分の人格を否定されたととらえてしまい、改心とは真逆に、モラハラが悪化してしまうことも考えられます。

ですので、妻はモラハラという行為を指摘するのではなく、「さっきの言葉は傷ついた」とか、「このような態度をとられると悲しくなる」などのように、ひとつひとつの行為についての指摘をすることが、軽度のモラハラ夫に自分の気持ちを伝える為の近道となります。

モラハラ夫の対処法:モラハラ夫の弱点をつく

モラハラ夫の扱い方には、非常に頭を悩ませる妻が多いですが、モラハラ夫ならではの弱点というものが存在します。

以下のようなモラハラ夫ならではの弱点をつくことで、モラハラの軽減、もしくは円満な離婚に持ち込める可能性が高くなります。

・義両親の力を借りる
・第三者の力を借りる
・全てに対して無視をする

義両親の力を借りる

モラハラ夫の、過度の暴言などに悩んだ際に、ひとつの対処法として『モラハラ夫の両親に話をする』という方法があります。

モラハラ夫は、子供の頃は優等生を演じているという特徴があります。

ですので、義両親を挟んでの話し合いをした場合、モラハラ夫は自分の親の言うことには耳を傾けることが多いです。

また、モラハラ夫はずっと優等生として生活をして来た為、両親からある程度強く怒られたとしても、言い返したり自分の意見を押し通したりするようなことはほとんどありません。

夫にモラハラについて外部から諭し、説得をしてもらうことを望むのでしたら、義両親の力を借りることが非常に有効な方法と言えます。

ここで気をつけたいことは、義両親が妻の味方として話をしてくれる人たちがどうかと言う点です。

モラハラ夫は、前述のとおり幼少期から優等生を演じていることが多いです。

ですので、妻が夫のモラハラについての相談をしても「うちの子に限ってそんなことをするはずがない。あなた(妻)がおかしいのではないか?」と言うように、自分の息子を信じ切った意見を言われてしまう可能性もあります。

こうなってしまいますと、モラハラ夫としては信頼する両親にも『自分の意見は正しい』と認めてもらえて、『おかしい妻を持って自分は大変だアピール』が出来てしまいますので、モラハラ夫の思うがままに話が進んでしまいます。

また、夫がモラハラ体質になった原因が、義実家自体がモラハラの環境下であったためという可能性もあり得ます。

このように、もし、義実家もモラハラの環境下であった場合には、夫のモラハラについて妻が相談をしても逆効果になってしまいます。

ですので、この義両親の力を借りると言う方法は、あくまでも義両親が妻の味方をしてくれる人たちである場合にのみ、 試す価値がある方法だと言えます。

第三者の力を借りる

まず、前述のとおり、モラハラ夫の大きな特徴として、外面が良いという特徴があります。

そこで、夫のモラハラについて理解ある共通の友人などを間に挟み、暴言や意見の押し付けをされると辛いということを、その友人にそれとなく伝えてもらうという方法が使えます。

例えば、「最近よくテレビで、家庭内での過度の暴言に悩む女性がふえてるみたいだよね、可哀想だよね」などのように、遠回しにモラハラ夫が妻に対して、している行為についての否定をしてもらいます。

ここで大変なのは、モラハラ夫自身への否定をしてはいけないというところです。

モラハラ夫は、自分の行為や思考自体を否定されることを、非常に嫌う傾向にあります。

また、モラハラ夫は自分自身が、妻に対してモラハラをしているという自覚がない場合も多いです。

ですので、あくまでも「世間にはこのような妻に強く当たる夫がいる、妻が可哀想だ」のような、他人事を話すようにモラハラ夫に伝えてみます。

このような方法をとってみると、モラハラ夫は自分の行為を思い返し、自分が同じようなことをしていることに気づくかもしれません。

さらに、モラハラ夫はその行為が世間的に非難される行為であるということを、第三者の口から聞かされることで、より深く実感を得るかもしれません。

また、モラハラ夫は自分が尊敬をしている人の言葉に対しては、鵜呑みにしてしまうほど信頼を寄せていることが多いです。

ですので、モラハラ夫が尊敬している人が身近な人の場合には、そのような人に協力をしてもらうことも非常に効果的な方法といえます。

全てに対して無視をする

モラハラ夫への対策として、非常に有効な方法として、妻も夫のことを無視するという手段があります。

まず、こちらも前述のとおり、モラハラ夫には『長期間にわたって妻を無視する』という特徴があります。

特に、自分にとって都合が悪いこと、言われたくないことを指摘されたときなどに、モラハラ夫は妻を無視をする傾向があります。

ですので、妻も理不尽な叱咤や暴言が始まったと感じたら、モラハラ夫と同様に無視をしてみると、モラハラ夫は自分の無視という行いがどれほど嫌なものかということに気づくかもしれません。

ここで注意すべき点は、妻が無視をしたことでモラハラ夫の怒りをかった場合についてです。

妻がモラハラ夫に対して無視をすると、モラハラ夫は自分自身の行いを反省する可能性もありますが、反面、妻が無視をしたことに対して怒りを表す可能性も高いです。

そうしますと、モラハラ夫は妻が返事をするまで、いつにも増して酷い暴言や叱咤を延々と繰り返すと考えられます。

このような際に、妻がモラハラ夫の暴言に耐えきれずに、万が一、謝罪をしてしまいますと、夫のモラハラがさらにエスカレートすることはまず間違いありません。

ですので、妻はモラハラ夫にいくら酷いことを言われ続けたとしても、無視を決め込む自信がある場合にのみ、この方法を試すことをおすすめします。

また、モラハラ夫からの暴言は、無視をしていても自然に耳に入ってきてしまいますので、無視をしている間、妻は、他のことを考えていたり、テレビを見ることに集中するなどして極力、耳に入れないことが大切です。

モラハラ夫の対処法:話し合いに第三者を入れる

外面が良いという特徴を持つモラハラ夫との話し合いを望む場合には、夫と妻以外の第三者を間に挟むことが効果的です。

しかし、第三者に協力を仰ぐということは、家庭内での問題を表面化させるということになります。

ですので、妻はモラハラ夫と話し合うことでどのような結果を望むかによって、間に挟む第三者を誰にするかを選択する必要が出てきます。

話し合いで間に入ってもらう人物としては、以下の人たちが挙げられます。

・義両親もしくは実両親
・共通の友人
・弁護士やカウンセラーなどの専門家

義両親もしくは実両親

妻が、自分の力ではモラハラ夫に対応しきれないと感じた際に、真っ先に頼るのは義両親もしくは実両親である場合がかなり多いです。

そして、妻が結果的にどのような結末を望むかによって、どちらの実家に相談をするかは変わってくるでしょう。

まず、妻自身の実家に相談をして、実両親の同席のもとモラハラ夫と話し合いをする場合を考えます。

この場合、妻はあらかじめ、モラハラ夫がいない場面で実両親に相談をしている場合が多いです。

そして、妻の話を聞いた上で、実両親が「夫の行動は限度を超えている」と判断した際に、妻がモラハラ夫に話をしても、まともに取り合ってもらえないことを、実両親の口から説得してもらうという手順を踏まえると効果的です。

そうでなければ、突然、夫婦の間に実両親を呼んで妻が助けを求めたとしても、口のうまいモラハラ夫は「娘さん(妻)が家事もロクにしない、しかも遊びまわられて困っている」と、さも自分が被害者かのように装われて、話の収集が付かなくなってしまいます。

そこで、もし「娘の育て方が悪かった、迷惑をかけてすまない」と、実両親がモラハラ夫に謝罪をしてしまいますと、モラハラ夫は自分が正当化されたことに満足をして、妻に対するモラハラはよりエスカレートしてしまいます。

このように、実妻の両親に事情を話した上で、間に入って話をしてもらうという手段はリスクを伴いますが、「夫婦生活を続けるために、自分の意見に耳を傾けてほしい」という願いから、妻が起こす行動である場合が多いです。

次に、義両親を夫婦の間に挟んで話をするケースを考えます。

この場合は、あらかじめ妻が義両親に話をしておくということは難しいかもしれません。

ですので、しっかりと強い気持ちを持って、モラハラ夫を擁護するような言葉をかけられることはある程度、想定した中で話し合いに臨む必要があります。

誰しも、自分の子供というのは何歳になってもかわいく、大切な宝物です。

そして妻は、その宝物(モラハラ夫)が起こしている行為について、本人がいる前で非難をして、改善を求めるような話をするわけです。

なので、もし、義両親に理解をしてもらえないうえに、改善もしてくれないときには、後には引き返せないことから、最悪、『離婚も辞さない』という強い意志を持つ必要がでてきます。

このように、義両親が実の息子(モラハラ夫)を改心させてくれる『最後の砦』と考えて相談をしてみたけど、結局、妻の話は聞いてもらえなかったことがきっかけで、離婚に踏み切ったというケースは、モラハラによる離婚の理由として非常に多い話です。

共通の友人

外面が良いモラハラ夫を説得するには、共通の友人に間に入ってもらい、話をしてもらうことも、1つの手です。

いつもは夫婦で話し合いをしようとしても、夫の意見を押し付けられてしまいがちで、妻は発言すらできないことも多いです。

そこで、その場に第三者(共通の友人)を交えることで、モラハラ夫の前で、妻の意見を最後まで主張できるようになります。

さらに、その妻の意見に共通の友人が賛同してくれれば、モラハラ夫もそれが世間の意見なのだと感じ取り、妻の意見を受け入れてくれる可能性もあります。

また、友人を間に挟むタイミングは『友人と一緒に飲みに行った時』や、『友人が遊びに来た時』など、わざわざ話し合いのために場を設けるような、堅苦しいこともしなくて良いので、妻もとてもリラックスして話ができます。

このように、友人に仲介役を頼む場合は、実両親もしくは義両親を仲介として話をするときよりも、夫婦仲が悪化してない状況であることが多いです。

ですので、『今後の夫婦生活の行方』を話し合うようなものではなく、『自分の意見も取り入れてほしい』という、妻の希望を叶えるための話し合いであるケースが多いです。

ただ、このケースで気を付けていただきたいことが一つあります。

それは、第三者として招く共通の友人と言うのは、できれば女性であることが望ましいということです。

なぜならば、前述のとおりモラハラ夫には『束縛が激しい・嫉妬深い』という特徴がありますので、共通の友人とはいえ、男性を妻の味方として招くことは、おすすめできないからです。

もし、男性の友人が必要以上に妻の肩を持っているように、モラハラ夫の目に映ってしまいますと、以後、妻はその友人との連絡をすることを禁止されることもあり得ます。

さらに、その友人だけでなく他の友人との連絡や、外出なども極度に制限がかけられてしまうことも考えられます。

このようなモラハラ夫の嫉妬を防ぐためにも、話し合いの場に招く友人は、女性を選ぶことがよいでしょう。

弁護士やカウンセラーなどの専門家

モラハラ夫に意見を押し付けられることなく、妻の意見も尊重して聞き入れてもらうためには、第三者に間に入ってもらうことが効果的です。

このような時に、真っ先に思い浮かぶのは前述で挙げたような『義両親もしくは実両親』や、『共通の友人』などです。

しかし、知人を間に挟んで話し合いをしますと、モラハラ夫に対しての先入観やイメージなどから、仲介役である知人も正しい判断やアドバイスができない可能性があります。

このような際に、夫婦に対して何の先入観もイメージも持たない、信頼できる第三者機関に頼ることも1つの手段です。

第三者機関の例としては、法律事務所や弁護士などが挙げられます。

最近は、家庭内での夫からの暴力やモラハラに悩み、相談をする妻が増えているため、このような問題を専門に扱う弁護士も増えています。

弁護士を雇うと言われると、離婚調停や親権問題などの相談を思い浮かべる人も多いかと思います。

ですが、弁護士はそれ以外にも、夫婦の話し合いの仲介役や、夫と妻の双方の意見を聞いた上で、アドバイスなどもしてくれます。

ですので、知人に頼むよりも、より夫婦平等な意見の提案をしてくれることが期待できます。

さらに、もし弁護士に相談後、離婚をするという選択肢になったとしますと、家庭内のこれまでの経緯を知っている弁護士がいる方が、より円滑に離婚を進められるようになります。

このように、夫のモラハラ問題についての相談から離婚相談までを同じ人物に頼ることができるというのは、妻とすれば非常に心強く信頼もできるので、弁護士を通して話し合いをすることは、とてもおすすめです。

また、弁護士と同様に信頼ができる第三者としては、カウンセラーなども挙げられます。

夫のモラハラにより心が病んでしまった妻が、精神科医を訪ねて、心理カウンセラーに相談をすることはよくある話です。

このような場合、カウンセラーは妻の味方となって話をしてくれることが多いです。

すると妻は、モラハラ夫についての話を聞いてもらい、同情をしてもらうだけでもとても気持ちが軽くなっていきます。

さらに、妻があまりにも精神的に病んでいたり、摂食障害や睡眠障害などのような症状が出たりしている場合には、モラハラ夫をカウンセリングに呼び、モラハラについて注意喚起を促してくれる場合もあります。

それでも、妻の状態が改善に向かう兆しがなかったり、それ以降、妻との連絡が取れなくなったりするなどの場合には、病院側から警察や市区町村の生活安全課などに、『注意家庭』として登録を要請してくれるという配慮もあります。

また、モラハラ夫は、公的機関からのアドバイスや注意などに関しては、比較的、耳を傾ける傾向があります。

ですので、妻が弁護士やカウンセラーに相談をしていることが分かれば、「自分は妻に対して、暴力やモラハラはしていない」というアピールをするために、モラハラが解消されることもあり得ます。

このように、知人などを頼っても、夫のモラハラが無くならないようでしたら、弁護士などモラハラに対する専門家を頼ることが、問題解決への近道になります。

モラハラ夫の対処法:合法的な仕返し・ギャフンと言わせる

日常的に、過度の叱咤や暴言が繰り返されるモラハラ夫と暮らす生活は、妻としてはストレスも溜まりますし、疲れてしまう一方ですよね。

そして、時にはモラハラを繰り返す夫に対して、仕返しをしたい、少し辛い思いを経験させたいと感じることもあるでしょう。

しかし、妻がモラハラ夫に仕返しをするということは、同時に、妻からの仕返しに気づいた夫から、より酷いモラハラをされることを覚悟しなくてはなりません。

その覚悟の上で、モラハラ夫に仕返しをしたいと考えた場合、以下の方法が、モラハラ夫にとって効果的です。

・夫のモラハラの事実を周囲に話す
・一度、家出をしてみる
・離婚する

夫のモラハラの事実を周囲に話す

モラハラ夫は、前述のとおり『外面がよい、周りの評価を気にする』という特徴がありますので、周囲に対しては非常に優しく紳士な理想の男性像を演じています。

そして、モラハラ夫は周囲から、そのようなイメージが自分についていることに満足をしています。

ですので、世間的に理想の男性を演じている夫が、実は家庭内では妻に対してモラハラをしているということを周囲にバラされることは、モラハラ夫とすればかなりのダメージになることが予想されます。

ただし、モラハラ夫は今まで理想の男性を演じてきていますし、口も上手いですので、周囲から問いただされた時に、うまく言い逃れをすることも充分に考えられます。

ですので、妻が話す『実はモラハラ夫である』という主張は、必ずしも周囲のみんなが信じるわけではないということは理解しておく必要があります。

それでも、妻の主張を信じ、モラハラ夫を見る目が変わる人も中にはいるはずです。

モラハラ夫は、誰か一人にでも悪く思われたり、家庭内でのモラハラが外部に知られることをひどく嫌ったりする傾向があります。

そのため、妻の主張は万人に受け入れられる必要はありません。

たとえ、ごく僅かの人でも、家庭内でのモラハラの事実を知ってもらうだけで、モラハラ夫にとっては非常に辛いと感じるでしょう。

一度、家出をしてみる

モラハラ夫は、自分の弱い心を隠すために、妻に対して強気で傲慢な態度を取る傾向があります。

また、モラハラ夫には、前述のとおり『本当は傷つきやすく、周囲からの評価を気にする』という特徴があります。

ですので、このような特徴を踏まえますと、妻が一度、家出をしてみるのは非常に効果的な仕返しの方法と言えます。

もしも、妻が家出をしたことに気づいたら、モラハラ夫はどのように感じるでしょうか。

おそらくモラハラ夫は、妻に対しで怒りを感じる反面、「一番身近な存在である妻に捨てられた、見放された」とも感じるでしょう。

すると、自分が見放されることを嫌うモラハラ夫は、ひどく落ち込み、もしかしたら日頃の妻への態度を、反省することもあり得るかもしれません。

また、周囲からの評価を気にするモラハラ夫は、妻が家を出て行ったという事実が周囲に知られることも避けたいと考えます。

ですので、モラハラ夫は妻に対して怒りを露わにするよりも、周囲に妻の家出が知られる前に、妻が家に帰って来ることを望むはずです。

そして、妻が家に帰って来てくれるためには、モラハラ夫は妻に対して謝罪もしてくれるでしょう。

通常、妻が家出をすると仮定しますと、真っ先に思いつく家出先は、多くの人が妻の実家であると思います。

つまり、周囲に妻の家出が知られる前に、妻を連れて帰ることができたとしても、妻の実家には既にバレてしまっていることになります。

たとえ、だれか一人にでも家庭内のトラブルを知られることを嫌うモラハラ夫にとっては、妻が実家や友人の家に家出をするという行為は、モラハラ夫に大きな痛手を負わせることのできる効果的な手段となります。

離婚する

モラハラ夫は、妻を怒りのはけ口とすることで、自分自身の精神状態を保っています。

ですので、妻が居なくなってしまいますと、急に不安になって憔悴してしまうケースも多いです。

とはいいましても、モラハラ夫の精神状態を守るために、妻が神経をすり減らしながらモラハラ夫と生活をしていては、妻が憔悴してしまいます。

なので、もしも、モラハラ夫の過度の暴言などによって、耐えきれないと感じた場合には、離婚を考えることも必要になってきます。

また、モラハラという行為は、妻を精神的に追い込むことで、妻が夫の思い通りになることを目的とします。

ですので、そのような生活を続けていては、いずれ妻は精神的にストレスを抱えて、精神疾患を患ってしまう可能性もあり得ます。

こうなってしまいますと、妻自身も夫から逃れる意欲も湧かなくなってしまい、家庭内でモラハラがエスカレートしてしまうことが予想されます。

このように、妻にはっきりとした意思がなくなってしまう前に、離婚について妻は自分から行動をする必要があります。

もし、妻から離婚を切り出された場合、モラハラ夫は自分のプライドを傷つけられると同時に、身近な存在であった妻に捨てられるという恐怖心や、周囲に離婚をするほど家庭環境が悪かったのだと思われることに嫌悪感を覚えるでしょう。

このようなことから、モラハラ夫は妻から離婚を切り出された時に、急に優しく接して来ることが予想されます。

しかし、モラハラ夫が急に優しくなるということは、モラハラ夫の代表的な特徴ですし、我慢に我慢を重ねた妻が、ついに夫婦生活をしていくのが難しいと判断して、離婚を決断したわけですので、妻はこの際にモラハラ夫の優しさを受け入れてはいけません。

おそらく妻も、いくらモラハラ夫とはいえ夫婦として生活をしてきたパートナーですから、情が湧いてしまうことも仕方のないことだとは思います。

ですが、妻は離婚をすると決断をしたら心を鬼にして、モラハラ夫の優しさにも騙されることなく話を進めていかなくてはなりません。

もしも、離婚を決意しながら、一度でもモラハラ夫の優しさに負けてやり直すことを選択してしまいますと、夫のモラハラはよりエスカレートしてしまいます。

ですので、妻は、夫のモラハラに耐えかねて離婚を決断したのでしたら、何を言われても強気に出る必要があります。

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