律儀な人はとにかく真面目という印象があり、学校や職場でも信頼を得ることができる素晴らしい人柄です。

信頼を得ることはとても難しいことなので、やはり真面目という気質は非常に良い気質といえます。

また、律儀な人が近くにいるあなたはラッキーです。

このような人に相談することで真剣に考えてもらえるので悩みが解決したりするでしょう。

はっきりいってしまうと、律儀な人はパーフェクトで非の打ちどころがない性格と言っても過言ではありません。

では、どのような人が律儀な人といえるでしょうか。見極めるのもなかなか大変ですよね。

そこで、今回は律儀な人の特徴を挙げていきたいと思います。

律儀な人の意味とは

律儀とは、「実直」や「誠実」という義理堅い様を指す言葉です。

そして、律儀な人は人から信頼されて尊敬される存在とも言えます。

このような律儀な行為は、出先で一時的にすることは可能かもしれません。

しかし、日頃から周囲に対して誠実であり続けることは、なかなか簡単なことではありません。

また、律儀な人は周囲からも信頼されて共感を呼ぶ存在になりますので、このような人になりたいと思う人はたくさんいると思いますが、根本から律儀な性格になるということは難しいことです。

このように、みんなから信頼される正直で素直な性格は、簡単になりたいと思ってなれるわけではないでしょう。

律儀な人の特徴

律儀な人の特徴は以下の通りです。

・正直な人・嘘をつかない人
・損得感情無い・見返りを求めない人
・感謝の心がある・感謝の気持ちを持っている
・挨拶が出来る人
・気が利く
・誠実・真面目な人
・人望がある
・融通が利かない人
・マメな性格である
・謙虚・謙虚な人
・絶対に遅刻しない人
・有言実行な人

律儀な人の特徴:正直な人・嘘をつかない人

律儀な人には、正直でうそをつかないという特徴があります。

たとえば、外で食事をした際に店員さんが食べたものを計上していなかったり、コンビ
ニで買い物をしてお釣りを多く渡されたときに、律儀な人は迷わずに指摘をして正しいお会計をしてもらったり、正しいお釣りを受け取ったりします。

このような場面に出くわしますと、「黙ってお釣りを多くもらってしまう」とか「気づかないフリをしてお会計をしてしまう」という人も少なくはないでしょう。

また、ほとんどの人は一度、このまま気づかないふりをするべきか心の中で葛藤するのではないでしょうか。

しかし、律儀な人は迷わずにすぐオーダーミスを指摘したり、お釣りが多い分を返したりということをその場でパッとできてしまう正直さがあります。

律儀な人の特徴:損得感情無い・見返りを求めない人

損得感情で物事を考えたり見返りを求めたりしないことも、律儀な人の特徴の1つです。

と言いますのも、普段わたしたちは相手になにかをしてあげる際には、気づかないうちに見返りを求めて行動していることが多いです。

たとえば、日本の文化であるお中元やお歳暮は、相手から送られてきたものと同等かそれ以上の物を返すという考えをする人が多いです。

そして、こちらが贈ったものよりも、はるかに安いお返しが贈られてきますと、心のどこかで『期待外れだ』と思ってしまうものです。

しかし律儀な人は、たとえ自分が贈ったものよりも安いものでも、お返しをしてくれたという気持ちをありがたいと思えるような損得を考えない感情を持っています。

律儀な人の特徴:感謝の心がある・感謝の気持ちを持っている

律儀な人は、常に相手に対して感謝の気持ちを持って接していることが多いです。

また、その感謝の気持ちを自然に相手に伝えることが非常に上手です。

たとえば、同僚のミスが原因で残業をしているときに、その同僚から缶コーヒーの差し入れをもらった際などにも、当たり前と思わずに心から「ありがとう」と言うことができます。

そして、同僚がミスをしたことを責めることもなく、自分のできる仕事をしっかりとこなすのも律儀な人の長所と言えるでしょう。

このように、律儀な人は相手から助けてもらったり何かをしてもらったりした時はもちろん、たとえ自分が迷惑を被った場合でも、相手からの好意に対してはしっかりと感謝の気持ちを持つことができます。

律儀な人の特徴:挨拶が出来る人

律儀な人は、相手から声をかけられる前に自分から挨拶ができる人が多いです。

たとえば、一度顔を合わせたことのある人を街中で見かけた際など、声をかけようか迷ってしまう経験をしたことがある人も少なくはないでしょう。

なぜならば、自分は相手のことを覚えていたとしましても、相手が自分のことを覚えているかは分からないからです。

しかし、そのような場面でも律儀な人は、相手を見かけますと自分から挨拶をしに行きます。

そして、もしも相手が自分のことを覚えていなかったとしましても気にすることなく、改めて自己紹介をした上で交流をする社交的な面を持っています。

律儀な人の特徴:気が利く

周囲に対して非常に気が利くことも、律儀な人の特徴の1つです。

このような特徴は、律儀な性格であるがゆえの特徴であるとも言えます。

たとえば、グループでの飲み会の場などですと、盛り上がっている人もいる一方で具合が悪そうな人や、時には1人になってしまっている人もいるでしょう。

その際に、律儀な人はたとえ自分が盛り上がっているグループの中にいたとしましても、具合が悪そうな人や1人になってしまっている人のところに行って、声をかけてあげる気遣いを忘れません。

そして、もし相当具合がわるそうでしたらタクシーを呼んだりと、すぐに帰れるような手配をしてあげるような非常に気が利く行動を自然にすることができます。

律儀な人の特徴:誠実・真面目な人

律儀な人の多くが、周囲から誠実で真面目な人という印象を持たれます。

また、誠実で真面目な印象が強いために、周囲から非常に厚い信頼を寄せられていることが多いです。

そして、その真面目な性格から周囲にお願い事や頼まれ事をされることもよくあり、そのようなこともしっかりとこなしてあげるところが、律儀な人の良いところです。

さらに、仕事が早く終わって帰れるような場合でも、まだ終わってない人はいないかをしっかりと見て、もし終わっていない人がいましたら最後まで手伝ってあげるという真面目で、なおかつ優しい気遣いができます。

このように、律儀な人は周囲に対して真面目で誠実な姿勢で付き合うことができます。

律儀な人の特徴:人望がある

律儀な人は前述のとおり、真面目で気が利き、常に相手に対して感謝の気持ちを忘れないという特徴があります。

ですので、それ故に周囲からの人望はかなり厚いものになるでしょう。

そして、律儀な人は自分に人望があるとしても、そのことを自慢したり利用したりすることなく、「自分のことを頼ってくれてありがとう」という感謝の気持ちを持っている人が多いです。

そして律儀な人は、いざ自分が困った時や助けて欲しい時に、何も言わなくてもすぐに駆けつけて助けてくれる友人や知人がたくさんいます。

このようなことからも、律儀な人は周囲からの人望が厚くて人に好かれることが多いと言えるでしょう。

律儀な人の特徴:融通が利かない人

律儀な人と言われますと、非常に実直で信頼できる良い人というプラスのイメージが強いですが、その性格から時にマイナスのイメージになってしまうケースもあります。

たとえば、律儀な人はインタビューなどを受ける時には事前に用意された質問に対する答えを決めていきますので、アドリブで入れられた質問に答えることは非常に苦手です。

このように、突然のアドリブに対応することができない融通の利かなさが律儀な人の短所とも言えるでしょう。

しかし、このような問題は事前に準備を整えておきますと防ぐことができる場合が多いですので、『融通が利かない』という特徴を『決められたことはしっかりとこなせる』という考え方に変えますと、長所として捉えることもできます。

律儀な人の特徴:マメな性格である

律儀な人は、常に周囲に対して気を配ったり気遣いをしたりするために、非常にマメな性格である人が多いです。

たとえば、近しい友人や職場関係の人の誕生日は必ず覚えていて、その日にはお祝いの言葉をかけてあげたり、さりげなくプレゼントを用意していたりすることもあります。

さらに、そのプレゼントも相手が欲しいものをしっかりとリサーチした上で、相手が気を使わない程度のちょうど良い品を選ぶという抜け目のなさがあります。

また、日頃の連絡なども非常にマメで、誰かが体調不良で仕事を休んだ際には心配のメールやLINEを入れて、時には差し入れを持ってお見舞いに行ってあげるような優しさも兼ね備えています。

律儀な人の特徴:謙虚・謙虚な人

何事にもでしゃばらず、常に謙虚で腰が低い人だと周囲に思われることも、律儀な人の特徴の1つです。

たとえば、仕事で大きな成果をあげたり個人的な成績が良かったりしますと、誰しも自分のがんばりが認められたことを喜び、周囲から褒められることを当たり前と思うことは当然の反応です。

しかし、律儀な人はたとえ自分が挙げた成果だったとしましても、『周囲の助けがあったからこその成果』というようなコメントができる謙虚さを持っています。

さらに、そのコメントは口先だけではなく自分の心の底から思っていることを口にしていることが多いです。

ですので、自分は周囲の支え合っての存在であるという気持ちを常に持っている謙虚さがあると言えるでしょう。

律儀な人の特徴:絶対に遅刻しない人

律儀な人は、相手との約束ごとには絶対に遅刻をしない人がほとんどです。

そして、律儀な人は急用でもない限り、約束の5分前には必ず待ち合わせ場所に到着しています。

なぜならば、もしも相手が少し早く着いてしまったら待たせてしまうことになりますので、それを防ぐためには自分が待つことが良いと考えるからです。

また、中には約束の1時間近くも早く待ち合わせ場所に着いて、近くのカフェで時間を潰すような、かなり時間に余裕を持って行動をしたいと考える人もいると言います。

このように、律儀な人は相手よりも先に待ち合わせ場所に着くことを当然と考えていますので、遅刻をすることはよほどの理由がない限りありえないでしょう。

律儀な人の特徴:有言実行な人

律儀な人は、自分がした約束は守りたいと考えますし、自分が言ったことには最後まで責任を持ちたいと考えています。

ですので、一度口にした目標や夢は有言実行をする努力は惜しみませんし、実際に言った通りに物事を進めることができる人がほとんどです。

また、律儀な人は自分の言葉で周囲に迷惑をかけることは好みませんので、できないことは最初から言わないケースが多いです。

もしも、自分が出来もしないことを言って相手に期待を持たせてしまいますと、相手をがっかりさせてしまうことにもつながります。

ですので、そのようなことがないように出来ないことは最初から出来ないという意思表示をしっかりとできることも、律儀な人の特徴です。