あなたは、舌を出す仕草に可愛らしさを感じますか?
それとも、苛立ちを感じますか?
舌を出す行為は、その時と場合、そして相手によって意味合いが180度異なる仕草です。
ここでは、舌を出す人の心理について見ていきます。
この記事を読んだら、明日からあなたも舌を出す相手の心理を上手に読み取ることができるようになるでしょう。
もしかしたら、あなたに好意を寄せている相手の気持ちに気付くことができるかもしれませんね。それでは早速みていきましょう。
舌を出す意味
舌を出す仕草は、人がつい無意識に行ってしまう癖の中の1つに挙げられます。
舌を出す理由は、その時と場合、そして相手によっても異なりますが、好意を持っている相手や気を許している相手に対して自分の気持ちをアピールしたい時に、舌を出すことが多いです。
このような時には、舌を出しながら笑顔で相手の顔を見る傾向があり、相手から見ますと可愛らしさや人懐っこさを感じるでしょう。
また、逆に相手に対して敵意を持って舌を出すこともあります。
このような場合には、舌を出している人は怒ったり不機嫌そうな表情をしたりしながら、相手を威嚇するような表情で相手に対して接します。
このように、甘えたかったり自分をアピールしたかったりするような可愛らしい理由で舌を出すこともあれば、相手への敵意をむき出しにしている時に舌を出して威嚇することもあります。
舌を出す人の心理
舌を出す人の心理は以下の通りです。
・人に甘えたい
・安心感を感じている
・親近感を感じている・気を許している
・嘘をついている
・相手に媚びたい
・可愛さをアピールしたい
・甘えている
・かわいい子ぶっている
・照れ隠し
・異性に対して好意がある・異性を誘っている
・敵意を持っている
舌を出す人の心理:人に甘えたい
舌を出す人は、相手に甘えたがっている可能性が高いです。
その理由は、舌を出す仕草は笑顔で明るい表情でされますと、相手には非常に可愛らしくて愛おしく見えるからです。
そのため、相手に甘えたい時に舌を出して可愛らしい表情をしますと、相手も甘えさせてくれやすくなります。
このように、舌を出して相手に甘えるような仕草をする人は、自分が好意を寄せている相手や気を許している相手に対して甘えたい時に、舌をペロッと出して愛らしい表情をする傾向があります。
そうすることで、相手のことを『仕方がないな』という甘やかしたくなる気持ちにさせるのだと考えられます。
舌を出す人の心理:安心感を感じている
舌を出して可愛らしい表情をする人は、相手に対して安心感を感じている場合が多いです。
たとえば、長く付き合っている恋人や気を許している友人に対しては、舌を出す仕草をする傾向が強いです。
なぜならば、舌を出す仕草は相手や場合によっては失礼に当たってしまうこともあるからです。
そのため、舌をペロッと出す仕草をして甘えたり媚びたりすることができる相手だという確証がなくては、このような表情をすることは難しいです。
つまり、自分の感情を表情に出したりミスを誤魔化したりするときに舌を出す仕草をする人は、自分に対して安心感を感じていると言えるでしょう。
このように、舌を出す仕草は相手に対して安心感を感じている証拠だと言えます。
ただし、職場の上司や目上の人に対しては安心感を持っていても、舌を出す仕草は失礼にあたってしまうこともありますので、時と場合を考えることは非常に大切です。
舌を出す人の心理:親近感を感じている・気を許している
舌を出す仕草をする人は、相手に対して親近感を感じている場合が考えられます。
なぜならば、相手に対して舌を出すという行為は可愛らしい表情だとはいえ、目上の人や交流が少ない人に対しては失礼にあたってしまう可能性があるからです。
また、相手に対して舌を出すことで自分の感情を表情したりアピールしたりする行為は、気を許した相手でなくては、なかなか簡単にすることはできないでしょう。
そのため、舌を出す仕草は自分が気を許した親しい友人や恋人に向けられることが多いです。
つまり、相手が自分に対して舌を出す可愛らしい仕草をした場合には、自分に対して親近感や好感を持っていると考えて、まず間違いないでしょう。
このように、舌を出す仕草は距離を置いている相手に対してすることは非常に少ないですので、自分の意中の人から可愛らしく舌を出す仕草をされた場合には相手も自分に興味を持っている可能性が高いです。
舌を出す人の心理:嘘をついている
相手に見えないように舌を出す仕草をする人は、話の最中に嘘をついている可能性があります。
なぜならば、舌を出すという行為は相手のことをバカにするような意味合いもあるからです。
そのため、相手にバレないように嘘をつきますと、相手には見えないように舌を出すことで、嘘を見抜けなかったことをバカにするかのような態度をとります。
このように、舌を出すという行為は相手のことをバカにしたり見下したりする意味合いもあります。
ですので、相手や場面を考えなくて相手に対して、失礼な行為になってしまうこともあるため、舌を出す癖がある人は注意が必要です。
舌を出す人の心理:相手に媚びたい
特定の相手と接する際に舌を出す仕草をする人は、その相手に対して媚びたいという気持ちの表れであると考えられます。
たとえば、自分が好意を持っている相手に対しては、誰でも媚びて気に入られることで仲良くなりたいと思うでしょう。
そのような時に、舌をペロッと出して相手にアピールすることで、相手も可愛らしい甘え上手な人だと思い好感を持つことも多いでしょう。
また、相手に媚びることが上手な人は職場の上司のように目上の人に対しても、舌を出すことで相手に媚びて気に入られることができます。
ですが、通常ですと目上の人に舌を出すという行為は失礼に当たることが多いです。
しかし、媚びることが上手い人は人懐っこい社交的な性格と笑顔で、相手にもともと好印象を持たれています。
ですので、舌を出す仕草をしたとしても『人のことをバカにしている』という意味ではなく『可愛らしい仕草』というように捉えてもらうことができるのでしょう。
舌を出す人の心理:可愛さをアピールしたい
舌を出す仕草がクセになっている人は、周りの人に自分の可愛さをアピールしようとしている可能性があります。
なぜならば、笑顔で舌をペロッと出している顔は可愛さの象徴的な表情だと言えるからです。
たとえば、アニメでみんなから愛されているヒロイン役や可愛らしいキャラクターの多くは舌を出すことで、より一層キュートな印象を与えることができます。
このように、舌を出す仕草は自分の可愛さをより一層、引き立てるための1つの技として特に女性が好意を抱いている男性に対してすることが多いです。
また、女性のグループの中で自分が一番可愛いと思っている人も、その可愛さをアピールするために、何かを言い間違えたり小さいミスをしたりするたびに舌をペロッと出してかわいい子ぶることも多いです。
舌を出す人の心理:甘えている
特定の相手に対して舌を出すクセがある人は、相手に対して甘えている可能性が高いです。
なぜならば、舌を出すという行為は相手によっては失礼にあたる場合もあるからです。
そのため、舌を出して自分の気持ちをアピールすることができる相手のことを、甘えることができる身近な存在だと考えている証拠だと言えるでしょう。
特に、女性が彼氏に対して舌をペロッと出したり子供が親に対して舌を出したりする行為は、かまってほしいと思っているサインだと考えられます。
ですので、相手が甘えてきていると感じましたら、すぐに自分の手を止めて相手をしてあげると良いでしょう。
そうしますと、相手との絆もより一層、深まりますし、自分の仕草で甘えたい気持ちを察してもらえますと、相手に対しての信頼感も深めることができるようになります。
舌を出す人の心理:かわいい子ぶっている
異性が近くにいる時に舌をペロッと出す人は、かわいい子ぶっている傾向があります。
また、SNSなどにアップする自撮りの写真で舌を出す人は、多くの人に自分の可愛さをアピールしたいと考えているため、かわいい子ぶった姿を写真に残そうとしていると考えられます。
このように、かわいい子ぶって舌を出す人は相手から『かわいい』と言われますと、自分は誰よりも可愛い存在なのだと思い込んでしまうことが多いです。
そのため、かわいい子ぶって舌を出す仕草をする人のことを必要以上に褒め過ぎますと、周りの人のことを考えない自己中心的な発言や行動をするようになってしまいます。
ですので、かわいい子ぶる人のことを褒める際には言い方に注意する必要があります。
舌を出す人の心理:照れ隠し
舌を出して茶目っ気のある表情をする人は、照れていることを隠そうとしている可能性があります。
たとえば、仕事の業績が伸びて同期で一位になった際に、みんなの前で上司に褒められますと、照れ隠しに舌を出すクセがある人は、つい自然に舌をペロッと出して嬉しい気持ちを隠そうとします。
また、照れ隠しに舌を出す人は恥ずかしい気持ちを隠したい時にも舌を出して誤魔化そうとする傾向があります。
ですので、仕事で小さなミスをしてしまったり簡単な言い間違いをしてしまったりした際に舌を出すことも多く、その仕草が周りの人から見ると愛らしくてかわいいと感じることも多いでしょう。
このように、舌を出す仕草は自分の本当の感情を隠そうとする時にすることも多いです。
舌を出す人の心理:異性に対して好意がある・異性を誘っている
特定の異性に対して舌を出す仕草をする人は、その異性に好感を持っている可能性が高いです。
なぜならば、舌を出すという仕草は相手から見ますと、可愛らしくて愛らしい印象を受けることが多いからです。
そのため、自分の可愛らしくて好感を持たれやすい表情を、自分が好意を寄せる人に対してする事で、その異性のことを誘っていると考えられます。
ですので、たとえば好意を寄せる異性が参加する飲み会では、わざと注文を間違えたり舌が回らない喋り方をして噛んだりして、舌をペロッと出すタイミングを作ることで、自分の可愛さをアピールしようとします。
このような好意を寄せる異性に対してかわいい子ぶる仕草は、同性から見ますと『あざとい』とか『わざとらしい』と思われることが多いですが、異性から見ますと『可愛らしい』という印象を持たれることも少なくありません。
舌を出す人の心理:敵意を持っている
相手に対して舌を出す人は、その相手に対して敵意を持っている可能性もあります。
なぜならば、舌を出す仕草は時と場合によっては相手のことをバカにする時に使われる仕草でもあるからです。
そのため、相手に敵意を持って舌を出す時には、怒った表情や無表情であることが多いです。
たとえば、自分の彼氏の元カノがしつこく付きまとってくるような場合、相手にしないようにはしていても、どうしても敵意を感じてしまうでしょう。
そのような時に、舌を出して相手のことを威嚇する事で、元カノに対してこれ以上、近寄って欲しくないというアピールをしようとします。
このように、舌を出す時の表情や場面によっては、舌を出すという仕草が可愛らしさを感じられないような、相手に対する威嚇の意味を示すこともあります。