なんとなく視線を感じる・・・そこで、周囲にそっと気を配ると遠くからこっちを見ながらニヤニヤしながらヒソヒソ話をしている人たちがいる・・・どうやら自分のことを話しているっぽい・・・不気味ですよね・・・

このようなシーンを目撃したあなたは、実際にその人達によって、あなたのことについて何やら詮索されている可能性が高いです。

では、実際に詮索する人たちはなぜ、あなたのことを詮索してくるのでしょうか。

ここでは、そんな疑問を解決するために、詮索する人の心理と対処法についてご紹介していきます。

詮索する人の特徴・心理

詮索する人にありがちな特徴や心理は以下の通りです。

・仲良くなりたい・親密になりたい
・話のきっかけを作りたい
・支配欲が強い
・自己愛が強い
・他人の気持ちがわからない
・フレンドリーな人
・噂話好き
・人の不幸が好き
・他人の弱みを握りたい
・人のプライベートを知りたがる
・寂しい・寂しがり屋
・自分に自信がない
・おせっかい
・相手の情報を得て有利な立場でいたい
・自分の考えが正しいのか気になる
・他人に必要とされたい・認められたい
・相手のことを見下している

詮索する人の特徴・心理:仲良くなりたい・親密になりたい

こちらの事情やプライベートに対して、やたらと詮索してくる人には、あまり良い印象を持たない人も多いでしょう。

このように、他人のことを詮索する人には、その人と仲良くなりたいとか親密になりたいという願望があることが多いです。

ですので、このようなタイプの人は相手のプライベートなどを散策することや相手のことをよく知ることで、話題を増やして会話を広げようとしたり同じ趣味を持とうとしたりする傾向があります。

しかし、あまりしつこく詮索するような行為は、相手に嫌悪感を覚えられてしまうようなことも少なくありません。

詮索する人の特徴・心理:話のきっかけを作りたい

人に対してよく詮索をしてくる人は、相手と話すためのきっかけを作りたいと思っている場合が多いです。

と言いますのも、相手のことを詮索しようとする人は、直接、相手と話をして話題を増やして行くことが苦手な場合が多いです。

ですので、まずは相手のことを知ることで、話すことができる話題を増やそうと試みた結果が、相手のことを詮索する形となってしまう場合もよくあります。

このように、相手のことを詮索する人の中には人とのコミュニケーションの取り方が分からなかったり、上手ではなかったりする人が非常に多いと考えられます。

詮索する人の特徴・心理:支配欲が強い

特定の人に対しての支配欲が強くなりますと、相手に対して異常なほど詮索をする場合もあります。

このようなケースでは、自分の彼女や妻などを自分の支配下に置きたいという過剰な独占欲から、このような行動に出ていると考えられます。

たとえば、自分の彼女に対して過剰な支配欲を持っている人は、彼女の行動やスケジュールを逐一、把握していなくては気が済みません。

ですので、過剰に詮索をする事で彼女のことを自分の支配下に置いて、彼女の行動やスケジュールをしっかりと把握しておくことで、気持ちも行動もコントロールしようとします。

詮索する人の特徴・心理:自己愛が強い

自己愛が強い人は、自分と相手を比べるために相手のことを詮索する傾向があります。

そして、相手のことを詮索することで自分が優越感に浸ったり相手に対して嫌味を言ったりすることもあります。

このように、自己愛が強い人は本人に対して直接、根掘り葉掘り話を聞いて、その人のことを詮索しようとします。

また、直接話すことで自分とはっきりとした差を相手にも見せつけることで相手が落ち込んだら気を落としたりするような反応をみて、満足するような行為もすることがありますので、このようなタイプの人は周りから敬遠されやすいです。

詮索する人の特徴・心理:他人の気持ちがわからない

他人の気持ちがわからなくて、理解する努力すらすることもできない人は、相手のことを詮索する傾向があります。

といいますのも、他人の気持ちがわからない人は、しつこく詮索されることを嫌だと思っている人の気持ちがわかりません。

ですので、相手への自分の興味や関心が先行してしまい、相手のことを考えることなく自分の思うままに、相手に聞きたいことを聞いてしまいます。

このように相手の気持ちがわからなくて、理解しようとする努力もしないような人は、悪気はないとは言っても相手にひどく嫌な思いをさせてしまっていると考えられます。

詮索する人の特徴・心理:フレンドリーな人

フレンドリーな人は、話し相手の受け取り方によっては自分のことを詮索していると思われてしまいがちです。

といいますのも、フレンドリーな人は『相手のことをもっと知りたい』とか『知って仲良くなりたい』という理由で、いろいろなことを相手に対して質問している可能性があります。

しかし、相手がまだそこまで仲良くなる関係性ではないとか、そのような話までする間柄ではないと感じてしまうこともあります。

そうしますと、相手のことを知りたくてたくさん質問したことが時には、しつこく詮索していると思われてしまうこともあります。

詮索する人の特徴・心理:噂話好き

噂好きな人は、他人の話をしつこく詮索して話を聞こうとします。

なぜならば、噂話好きな人は人の面白い話や失敗話、そして身の上話などを噂話として周囲に広めたいと思っているからです。

そして、このような噂話好きな人は相手から聞いた話をそのまま周囲に伝えるわけではなく、多くの場合が勝手に話を付け加えたり盛ったりすることで、話を面白おかしく広めている傾向があります。

ですので、実話とは異なる盛った内容を周囲に広められていたり、時には根も葉もない嘘の噂話を勝手に広められていたりすることも少なくありません。

詮索する人の特徴・心理:人の不幸が好き

人の不幸を聞いて喜んでいるような人は、自分が好きな話に対しては異常に詮索をして話を聞くことで楽しんでいます。

たとえば、子どもが受験に失敗した母親に対して周囲が気を使っている中、人の不幸が好きな人はここぞとばかりに根掘り葉掘り話を聞いて、『どこの学校に落ちたの?』とか『将来どうするの?』というように、不安を増長させるようなことすら、面白おかしく詮索しようとします。

さらに、相手の不幸が好きな人は相手が話を聞かれることを嫌がるようなそぶりをしていることに対しても、楽しんでいる場合も考えられます。

詮索する人の特徴・心理:他人の弱みを握りたい

特定の相手に対して、弱みを握りたいと思っている人も、相手のことを詮索するような行為をしてきます。

といいますのも、人の弱みを握りたい人は相手のことを詮索して、相手の落ち度を見つけたり弱みと思われることを知ったりしますと、自分が優位になったと感じる傾向があります。

さらに、相手の弱みを握ったことで、その相手に対して命令したり逆らえない状態にしたりしようとするような人も少なくありません。

このように、他人の弱みを握りたいというような人は、ライバル視している人などにしつこく詮索をしようとする傾向があります。

詮索する人の特徴・心理:人のプライベートを知りたがる

他人のプライベートをやたらと知りたがる人は、相手に対してしつこく詮索をしてくることがあります。

たとえば、自分が好意を寄せる人に対して、職場や休日の過ごし方などをしつこく詮索して把握しておくことで、偶然を装って会いに行こうとするような行為をする人は少なくありません。

そして、偶然を装って会えたことで満足しますと、より一層、相手のプライベートを詮索して趣味を合わせたり、しつこく会いに行ったりする傾向があります。

このようなタイプの人は、ひどくなりますとストーカーになる可能性もありますので注意が必要です。

詮索する人の特徴・心理:寂しい・寂しがり屋

寂しくて相手のことを知ることで会話を増やそうとしたり趣味を合わせようとしたりする傾向がある人は、異常に相手のことを詮索しようとしがちです。

このように、寂しがり屋な人はうまく周囲に溶け込めなかったり会話の仕方が分からなかったりする人が多いです。

ですので、しつこく詮索をする事で周囲との交流を増やして情報を集めようとします。

このように寂しがり屋な人は、周囲に相手にされないと、より一層、相手への詮索が強くなってしまう傾向がありますので、周囲の人が寂しがり屋な性格を理解して気にかけてあげることも大切です。

詮索する人の特徴・心理:自分に自信がない

自分に自信が持てない人やネガティブな性格の人は他人のことを詮索しようとします。

なぜならば、自分に自信がないような人は基本的にマイナス思考で他人からの自分の評価を非常に気にする傾向があるからです。

ですので、自分に自信がない人は自分が周りからどのように思われているのかということを聞き出そうとします。

また、マイナス思考な人は、たとえ周囲から良い評価を受けたとしても素直に信じることができなくて『嘘をついている』とか『自分に気を遣っているのだ』というように思い込んでしまって相手を疑ってしまうこともあります。

詮索する人の特徴・心理:おせっかい

何に対しても口を出したがるような、おせっかいな性格をしている人は特に、他人のことを詮索してくる傾向があります。

そして、このようなおせっかいな性格の人は勝手に話を根掘り葉掘り聞いた上で、自分勝手なアドバイスをしてくる事も多いです。

たとえば、おせっかいな親戚が相談をしたわけでもないのに、こちらの家庭の子育てについて詮索をしてきて勝手にアドバイスをし始めたという経験をした事がある人も多いかと思います。

このように、おせっかいな人は自分の知識や経験を振りかざしたいために、相手のことを詮索している可能性もあります。

詮索する人の特徴・心理:相手の情報を得て有利な立場でいたい

他人のことを根掘り葉掘り詮索する人は、相手の情報を入手することで、自分が有利な立場にいれるようにしたいと思っている可能性もあります。

このような人は、相手の失敗話や悩みなどを重点的に詮索をしてくる傾向があります。

そして、相手の弱みとなる話を握ったことで自分の方が有利な立場にいるということをアピールしようとします。

このように、相手の情報を得て有利な立場に立とうとする人は、時には陥れようとしてきたり脅迫してきたりする場合も考えられますので、こちらの聞かれたくない話ばかり詮索してくる人には非常に注意が必要です。

詮索する人の特徴・心理:自分の考えが正しいのか気になる

周囲の意見を聞くことで、自分の考えが正しいかどうかということを判断しようとする人は、他人のことを異常に詮索しようとします。

このように、自分の考えが正しいのか気になって周囲の人を詮索するような人は、自分の考えや行動に自信がない人が多いです。

ですので、周りの人の気持ちや自分への評価などを詮索することで、自分の行動や思考が間違えていないことを確認していると考えられます。

このような自分の考えが正しいかどうかが気になって詮索してくる人は消極的で相手に対して直接、話を聞く勇気がないために詮索していると考えられます。

詮索する人の特徴・心理:他人に必要とされたい・認められたい

他人に自分のことを認められたいという願望がある人は、他人のことを詮索することもあります。

また、他人を詮索する人はその人に認められて必要とされたいという考えが非常に強い傾向があります。

といいますのも、このように他人に認められたいという願望が強い人は、自分自身にあまり自信がないマイナス思考な場合が多いです。

ですので、自分のことを相手がどのように思っているのかとか、相手は何をして欲しいのかというようなことを、しつこく詮索することでその人に認められて、その人から必要とされるような人材になろうと試みます。

詮索する人の特徴・心理:相手のことを見下している

人に認められたい人がその人のことを詮索する一方で、相手のことを見下している場合にも、その人に対して執拗に詮索をする場合もあります。

このように、見下している相手に対してしつこく詮索をするような行為は相手よりも、より優位に立つために相手のことをバカにしたり、けなしたりするためのネタを集めようとしていると考えられます。

そして、相手のことを見下すための要素が見つかった時点で、その話を盛ったり、ありもしない事実を付け加えたりして周囲に噂話として広めるような行為をする、迷惑な行為をする人も少なくありません。

詮索する人の対処法

詮索する人の対処法は以下の通りです。

・適当に受け流す
・必要以上にかかわらない・あまり関わらない
・同じ質問で返す
・その場を離れる
・適度な距離を保つ
・プライベートなことを話さない

詮索する人の対処法:適当に受け流す

やたらと詮索してくる人に対して、真摯に質問を受け止めて返答をしていますと、必要以上に相手に話をしてしまったり知られたくないことまで話さなくてはならなくなったりすることもあります。

ですので、相手に詮索されることが嫌だと感じましたら、適当に受け流してしまうことが一番簡単で効果的な対処法と言えるでしょう。

たとえば、返事を『はい』や『いいえ』というように短く最低限の言葉に留めたり、『私は知らない』というようにシラを切り続けたりしますと相手も空気を察して、しばらくしますと詮索をやめてくれるかもしれません。

詮索する人の対処法:必要以上にかかわらない・あまり関わらない

相手に詮索をされたくないと感じましたら、出来るだけ関わらないようにすると良いです。

たとえば、職場に執拗に詮索してくるような人がいましたら、仕事の必要最低限の話以外はしないようにしますと、詮索されることも減ってくるでしょう。

そして、仕事の話でこちらから話しかける際にも、要点を絞って仕事の話のみをするように心がけましょう。

また、相手から話しかけられても『忙しいから』とか『急いでいるから』というようにかわして、詮索をする人とはあまり関わらないようにしますと相手も詮索することをやめてくれるかもしれません。

詮索する人の対処法:同じ質問で返す

やたらと詮索をしてくる相手に対しては、同じ質問をおうむ返ししてみるのも1つの手段です。

といいますのも、詮索される内容の多くはこちらが聞かれたくない話や言いたくない話がほとんどです。

ですので、そのようなことを無神経に聞いてくる相手に対しては、そのまま同じ質問を相手に対しておうむ返しすることで、詮索された側がどれほどの嫌な気持ちになるのかということを感じてもらうと良いでしょう。

そうしますと、相手の気持ちを考えないで詮索してきているタイプの人は反省をして、しつこく詮索することをやめてくれるでしょう。

詮索する人の対処法:その場を離れる

こちらがあまり関わらないようにしたり、距離を保とうとしたりしても、しつこく詮索をしてくるような人は必ずいます。

ですので、そのような人に執拗に詮索され始めたと感じましたら、思い切ってその場を離れてしまうと良いでしょう。

このような行為は、相手に無視されたと思われてしまうことも考えられますが、執拗に詮索するような人に気を使っていますと、いらないことを話してしまって自分が傷つくことにもなりかねません。

ですので、どのような対処をしても効果がない場合には、その場から離れてしまった方が自分のためになるでしょう。

詮索する人の対処法:適度な距離を保つ

詮索してくる人と距離を保つことができる間柄でしたら、お互いが嫌な思いをしない程度に適度な距離を保って生活をすると良いでしょう。

たとえば、職場にしつこく詮索をしてくるような人がいましたら、普通に会話もしますし一緒に出かけたり飲みに行ったりすることもありますが、決してプライベートなことを話しすぎないように心がけます。

そして、相手との距離感を示すために同僚でも敬語を使ったり他人行儀な態度を取ったりしますと相手もこちらとの壁を感じて、あまりしつこく詮索してくることをやめてくれるようになるでしょう。

詮索する人の対処法:プライベートなことを話さない

詮索してくる人の多くは、プライベートなことを聞きたがる傾向があります。

たとえば、恋人の話や家庭の話を聞き出して、その話の中で面白い話やケンカをしたとか別れたというようなスキャンダルがありましたら、すぐに周囲に話したがる噂話好きな人も多くいます。

ですので、このように他人に自分のプライベートをバラされることが嫌だと感じましたら、執拗に詮索してくる人に対しては絶対に自分のプライベートを話ではいけません。

また、噂話が好きな人に対してはくれぐれも知られたくない話や内緒話は絶対にしないように心がけましょう。