貧乏人にはなりたくない。
今よりも裕福で余裕がある生活をしたい。
そう思えば思うほど、思い通りにお金が貯まって行かずにもどかしさを感じることはありませんか?
それもそのはず。
願うばかりでは貧乏人からは脱出できませんし、目の前のことばかりを考えていると充分な収入があっても貧乏人になってしまいます。
ここでは、貧乏人の特徴と貧乏から脱出する方法をまとめていますので、自分の生活に余裕を持ちたいと考えるあなたはぜひ読み進めてみてください。
貧乏人の特徴
貧乏人の特徴は以下の通りです。
・心が貧しい
・安物を買う
・整理整頓ができない
・計画性がない
・時間を無駄にする
・すぐに人のせいにする
・断ることのできない人
・自己コントロール力がない
・ストレス発散のためにお金を使う
・短期的な思考
・視野が狭い
・思いやりの心がない
・人から影響されやすい
・他人の悪口や不平不満が多い
貧乏人の特徴:心が貧しい
お金に困っている貧乏人は、心まで乏しくなってしまっている可能性が高いです。
なぜならば、人はお金がないと衣食住を満足にすることができませんので、何事に対しても不満が増えてしまうからです。
そのため、相手に対してケチになったり奢ってもらうことを当たり前だと思ってしまったりする傾向があります。
さらに、貧乏人はお金がないことでいつもイライラしていて、その気持ちを他人にぶつけてしまうことも多いです。
たとえば、仕事がうまくいかないことを後輩に八つ当たりしたり、ブランド物の服を着ている友人をひがんだりすることは少なくありません。
このように、お金に余裕がない人は心にも余裕がなくなってしまうため、自分のことばかりを考えて他人に対してきつく当たってしまうのだと考えられます。
貧乏人の特徴:安物を買う
貧乏人は、安物をたくさん買う傾向が非常に強いです。
たとえば、季節が外れた服が半額で売られていますと、なんでも定価よりも安く買いたいと思っている貧乏人はすぐに飛びついてしまいます。
しかし、時期が外れている服ですので買ってすぐには着られませんし、安いというだけで購入した服が自分の好みだとも限りません。
そのため、安く買った服に合わせたバッグや靴を買わなくてはならなくなり、結果的に高くついてしまうこともあるでしょう。
また、貧乏人は食料品の特売にも弱くて、買う予定がないものでも安いと買いたくなってしまう傾向があります。
そのため、たくさん買いすぎて使い切れなかった食料品を悪くして捨ててしまったり、期限間近の食料品を焦ってたくさん調理したりして結局、買わなくても良かったものを買ってしまうことも多いです。
このように、貧乏人は定価よりも安いものに弱いため『特売』や『半額』という言葉につられてしまいやすいです。
貧乏人の特徴:整理整頓ができない
貧乏人は、自分の持ち物を整理整頓できない性格をしている傾向があります。
なぜならば、持ち物を整理整頓できない人は自分が持っているものと買わなくてはならないものを判別することができないからです。
そのため、お店に行って商品を目にしますと『とりあえず買っておこう』といって買ってしまいますが、家に帰ると同じものをすでに購入していたということも少なくありません。
たとえば、冷蔵庫の中が散らかっていてパッと見ただけでは何が足りないのか分からないような人は、必要以上に調味料を買ってしまうことが多いです。
また、収納ができない人は何十箱もテッシュを買いだめしてしまったり使う予定もない電池をたくさんストックしてしまったりすることもあります。
このように、整理整頓ができない人は家に何があるかということを把握できていないため、『念のため』と思って購入するものは家にたくさんあります。
そして、いざ必要なものを買おうとした時にはお金がなくなってしまうということを繰り返している可能性が高いです。
貧乏人の特徴:計画性がない
貧乏人は、計画性がない性格をしています。
そのため、お金も計画的に使うことができなくて、給料日が来ると買いたいものを買いたいだけ買ってしまいますので、給料日から1週間もしますと貧乏になってしまうのだと考えられます。
このような計画性がない性格の人は、生活をするのに満足がいく収入を得ていたとしても、使い方が上手ではないために貧乏人になってしまっている可能性が高いです。
そして、計画性がない人は給料日まで我慢した生活をしていた分、再び収入を得るとすぐに使ってしまうため、給料日が来るたびに毎月のように同じことを繰り返してしまうのでしょう。
貧乏人の特徴:時間を無駄にする
貧乏人は、お金だけではなく時間の使い方も上手ではない傾向があります。
そのため、1日の中の決まった時間を無駄にしてしまうことも少なくなく、周りの人からは『もっと時間を有効に使ったらいいのに』と思われてしまうことも多いでしょう。
たとえば、仕事で営業成績を上げるためには無駄な時間を作ることがないように、移動時間にも仕事ができるように工夫したり、仕事相手と会う時間を上手に調整したりする必要があります。
しかし、時間を上手に使えない人は1つのことに集中しますと、他のことを同時並行することができないため、1日にできる仕事の量も限られてしまいます。
そうしますと、必然的に給料は上がりませんし必要最低限の仕事がこなせないことで減給されてしまう可能性もあるでしょう。
このように、時間が上手に使えないことは仕事をするにあたっては致命的な欠点となってしまうことが多く、それが原因で収入が少なくて貧乏人になってしまうことも少なくありません。
貧乏人の特徴:すぐに人のせいにする
貧乏人は、何かあるとすぐに人のせいにするクセがあります。
また、貧乏であること自体を他人のせいにすることも少なくなく、自分は他人のせいでお金がなのだと言い張る人も貧乏人の中には非常に多いです。
たとえば、社会人になってもなお親の仕送りを頼りにしようとしている人は、いつまで経っても自分で努力する気がないので自立することができないでしょう。
そして、自分がお金がないのは親が仕送りをしてくれないからだという言い訳をして、自分の貧乏を親のせいにしようとします。
このように、貧乏人であることを親のせいにしようとする人は、親からお金をもらうことだけを求めますが、いざ親が倒れて介護が必要になったり助けを求められたりした時には、知らん顔をする薄情な一面があります。
貧乏人の特徴:断ることのできない人
貧乏人の中には、相手からの誘いやお願いを上手に断ることができないような人もいます。
たとえば、同僚の数人のグループでいつも高級なお店でランチをすることが恒例になっていますと、同僚との交流を大切にしすぎるあまり、お金がなくても毎日のように高級店のランチに付き合ってしまいます。
しかし、そうしますと普段の生活を切り詰めなくてはならなくなりますし、最悪の場合、借金をしてまでも同僚に合わせることを優先させてしまう人も少なくありません。
また、他人からお金を貸して欲しいというお願いを、はっきりと断ることができない人は、返してもらえるかどうかわからないような相手にでもお金を貸してしまうため、自分が貧乏になってしまいます。
このように、物事をはっきりと断ったり自分でお金のコントロールをすることができなかったりする人は、自分にとっては充分な収入を得ていても貧乏人になってしまう可能性が高いでしょう。
貧乏人の特徴:自己コントロール力がない
貧乏人は、自己コントロール力がない人が多いです。
なぜならば、貧乏人の多くは自分の収入に見合わない欲求を持ってしまうからです。
たとえば、収入が少ないにもかかわらず周りの友人に合わせてブランド物の服を買ったり、見栄を張るために高級外車に乗ったりしてしまいます。
そのため、日頃は毎日のようにカップラーメンを食べていたり、光熱費を滞納したりしてしまうことは日常茶飯事です。
このように、普通の生活を送っていたなら満足な生活ができるにもかかわらず、自己コントロールができなくて見栄や欲求を優先させてしまう人は、貧乏人になってしまいやすいです。
貧乏人の特徴:ストレス発散のためにお金を使う
貧乏人は、ストレスの発散方法が買い物だったり旅行だったりする傾向が非常に強いです。
また、このような人は少しストレスがたまるとすぐに『頑張った自分へのご褒美』という名目で、色々なものを買ったり出かけたりしてしまいやすいです。
そのため、多少怒られただけでもストレス発散をしたいと思ってしまうことが多く、結果的に毎日のように多額のお金を使うことになってしまうので、貧乏になってしまうのだと考えられます。
このように、お金を使うことでストレス発散をする人は、友人と愚痴を言い合ったり相談したりというように、他にストレスを発散させる方法を見つけなくては、いくら収入が増えたとしても貧乏人からは抜け出せないでしょう。
貧乏人の特徴:短期的な思考
貧乏人は、短期的な思考を持っている傾向があります。
なぜならば、短期的な思考の人はすぐに『自分へのご褒美』と称して、小さな成功や成果で高価な物を購入したり高級店で食事をしたりしてしまうからです。
たとえば、営業職で1日の営業ノルマを達成しただけで自分にご褒美をしていては、毎日のように多額のお金を使うことになってしまうでしょう。
また、このような人は逆にノルマを達成できなくて上司に怒られると、ストレス発散のためにお金を使おうとする傾向もあります。
そのため、結果的には成果を得ても得なくてもお金を使う思考になっていますので、貧乏人から抜け出せなくなってしまっているのだと考えられます。
このように、頑張った自分へのご褒美を作りたい人は、ある程度の大きな目標を掲げて、その目標を達成した時に買いたい物やしたいことを決めておかなくては、いくら収入が多くても貧乏な生活は変えることができないでしょう。
貧乏人の特徴:視野が狭い
貧乏人は、視野が狭いため周りの人の気持ちや状況を把握して理解することができない人が多いです。
なぜならば、貧乏人は生活が苦しいため自分のことしか頭にないからです。
そのため、他人に気遣って行動をしたり他人の生活ぶりを参考にして、自分の生活に活かしたりすることができません。
このように、他人のことや周りの環境を見て行動することができない人は、自分の世界の中だけで生きている傾向があります。
ですので、困っている人のことを助けたり手を貸したりすることもない分、自分自身が困った時にも助けてくれる人はいないでしょう。
このような貧乏人は、金銭面だけではなく心も交友関係も乏しい人が多いです。
貧乏人の特徴:思いやりの心がない
貧乏人は、他人に対する思いやりの心が全くありません。
その理由は、貧乏人は自分が生きていくだけでも精一杯なため、他人に気を遣っている余裕がないからです。
ですので、たとえば友人が家に遊びに来たとしても、お茶やお菓子を用意する思いやりや気遣いがなく、逆に訪れてくる友人の手土産をアテにすることも少なくありません。
このように、相手に対しての思いやりの心がない人は、どんなに相手が困っていたとしても進んで手を貸すことはありません。
ただし、貧乏人ですので大きな見返りがあったりお礼の品を用意されたりしますと、意欲的に手助けをしようとする傾向があります。
貧乏人の特徴:人から影響されやすい
貧乏人は、他人から影響を受けやすい傾向があります。
たとえば、友人が通販のダイエット食品を利用して、1ヶ月に5キロも痩せたという話を聞きますと、自分も痩せたいと思っている人は友人に簡単に影響されてしまって同じダイエット食品を買ってしまいます。
ですが、そのダイエット食品では効果が出ないと、すぐに別の友人の話に飛びついたり通販や広告の謳い文句に飛びついたりしてしまいます。
そしてその結果、効果が出ないダイエット食品や用品を買い集めるだけになってしまい、結果は出ていないにもかかわらず費用だけがかさんでしまうようになります。
このように、他人から影響を受けすぎてお金を使うところを間違えてしまい、貧乏になってしまう人も少なくありません。
貧乏人の特徴:他人の悪口や不平不満が多い
貧乏人は、他人の悪口や不平不満が多い傾向があります。
なぜならば、貧乏人は財布が満たされていない分、心も満たされていないからです。
そのため、自分よりも裕福な人や幸せそうな人のことを悪く言うことで、自分の気持ちだけでも満たそうとしていると考えられます。
また、このように人の悪口や不平不満を言う人は、他人の不幸を喜ぶ傾向もあります。
ですので、友人が恋人と喧嘩をした話や近所の人が夫婦喧嘩をした話などを耳にしますと、すぐに誰かに話したくなってしまう口が軽い一面もあります。
このように、財布も心も満たされていないような人は、相手のことを悪く言ったり他人の不幸を喜んだりすることで、満足感を得ようとします。
貧乏から脱却する方法
貧乏から脱却する方法は以下の通りです。
・収入を増やす
・酒・ギャンブル・テレビをやめる
・家計管理をしっかりする
・勉強する・自己投資
・貯金できるようにする
貧乏からの脱却する方法:収入を増やす
貧乏から脱却するためには、収入を増やすことが一番の近道でしょう。
たとえば、仕事をしていなかったりフリーターをしていたりする人は、思い切って就職活動をしたり仕事を増やしたりしますと、収入は格段に増えるでしょう。
ただし、収入を増やすために仕事をするということは、それなりに苦労もストレスも今までに比べて増えるということです。
ですので、ストレス発散のためにお金を使ってしまう人は、収入を増やすと共にストレスの上手な発散方法やリラックス法なども考えておかなくては、より一層、心まで貧乏になってしまう可能性もあります。
このように、貧乏人がお金がない理由は人によって様々ですので、収入を増やすことはあくまでも金銭面を満たすための方法だと言えるでしょう。
貧乏からの脱却する方法:酒・ギャンブル・テレビをやめる
貧乏から脱却するためには、お酒やギャンブルなどのような娯楽をやめると良いです。
また、テレビは今の時代だとどこの家庭にもあるものですが、一日中テレビを見ていますと、仕事でのストレスや疲れを癒すことには繋がらない場合が多いです。
ですので、テレビを見る時間を決めたり休みの日は見ないようにしたりと、自分の中でルールを作りながら活用すると良いです。
そうしますと、お酒やギャンブルのような娯楽で無駄にお金を使うこともなくなりますし、テレビばかりをみて無駄な1日を過ごしてしまうこともなくなります。
さらに、テレビを見ることをやめますと今までテレビを見ることに使っていた時間を有効に活用することができるようになります。
このように、ギャンブルやお酒、そしてテレビをやめることで時間を上手に活用することができるようになりますと、自然とお金の使い方も上手になってきます。
貧乏からの脱却する方法:家計管理をしっかりする
貧乏から脱却するためには、家計管理をしっかりとする必要があります。
なぜならば、貧乏人の多くは満足な生活をするのに必要最低限の資金がいくらなのかということを自分自身で把握していないからです。
そのため、収入を得ますとすぐに欲しいものを買ったりやりたいことをしたりして、いざ生活に必要な食料品や光熱費を支払いする際に、お金が足りなくなってしまうのだと考えられます。
そこで、まずは自分の収入や支出、そして必要最低限の生活費がいくらなのかということを自分で把握した上で、家計簿をつけて家計管理をしてみましょう。
そうしますと、自由に使えるお金を把握することができますので、生活が苦しくなるほど遊んだり買い物をしたりすることもなくなるでしょう。
貧乏からの脱却する方法:勉強する・自己投資
貧乏から脱却するためには、時間やお金の価値を勉強する必要があります。
なぜならば、みんなに平等に与えられた1日24時間という時間を有効に活用して、何事も無駄なく生活をしている人は貧乏にはならないからです。
そのため、お金を自分のために投資して仕事以外の時間は勉強をする事で、起業したり投資をしたりする知識を身につけることができます。
そうしますと、ビジネスで成功させることができる可能性も高くなりますし、お金だけではなく時間の使い方も上手になりますので、普段の仕事の効率も良くなり収入を増やすことにもつながるでしょう。
貧乏からの脱却する方法:貯金できるようにする
貧乏から脱却するためには、貯金できるようにすることが大切です。
しかし、そもそも好きなだけお金を使ってしまい貯金ができない性格であるために、貧乏人になっている人がほとんどだと考えられます。
そこで、貯金をするためには遊びや買い物にお金を使ってしまう前に貯金するお金を分けておくと良いです。
たとえば、普段使う口座とは別の預金用の口座を作ったり定額貯金を活用したりすると、使って良いお金と貯金するべきお金をはっきりと分けることができます。
このように、自分の力で貯金をすることができない人は、銀行や郵便局の預金システムを上手に活用することで、自然にお金を貯めることができるようになってきます。