人によって態度を変えたりするような二面性がある人が近くにいると、陰で何を言われているかわからないので、なんだか怖い気がしますよね。

このような二面性がある人には深く関わらないのがベストですが、猫をかぶっているので見極めるのが大変です。

そこで、今回は二面性がある人にはどういう特徴があり、どういった心理が働いているのかについて真相に迫っていきたいと思います。

二面性がある人の特徴と心理

二面性がある人の特徴と心理は以下の通りです。

・空気を読んで行動する・家では全くの別人になる・外面が良い
・計算高い・損得勘定で判断する・権力に弱い・上司の前では態度が違う
・頭の回転が速い・器用
・人によって態度が変わる・男の前と女の前では態度が違う・ぶりっ子
・陰口をたたく
・言う事がころころ変わる
・おとなしそうと思っていたら違った・見た目とのギャップがすごい
・人をランク付けしたがる
・自分の本音やプライベートを隠したい
・不自然なくらい優しい・フレンドリー・馴れ馴れしい・お調子者
・目が怖い・目が笑ってない

二面性がある人の特徴と心理:空気を読んで行動する・家では全くの別人になる・外面が良い

性格に二面性がある人は、家と外での性格がかわる傾向があります。

そして、基本的には外面が良くて家の中では全く別人の性格になることが多いです。

たとえば、いつも周囲の人に愛想よく挨拶をしたり、困ったことがあったときにはすぐに手助けをしてくれたりするような男性が一歩、家の中に入った途端に家族と会話をすることもなく、子供の面倒を見たり家事を手伝ったりすることもないケースでは、その男性は二面性がある性格をしていると考えられます。

また、二面性がある人は行動だけではなく感情も二面性がある場合が多いです。

ですので、周囲に合わせて空気を読んだ行動をとりながらも心の中では『めんどくさい』とか『つまらない』と思っていることも多いです。

しかし、二面性がある人はそのような気持ちを顔や行動に出さないで、常に笑顔で対応することができます。

二面性がある人の特徴と心理:計算高い・損得勘定で判断する・権力に弱い・上司の前では態度が違う

二面性がある人は、相手によって態度を変えることが非常に多いです。

たとえば、部下に対しては命令したり仕事を押し付けたりと自分勝手で周りのことを考えないような自己中心的な行動をしていても、上司が目の前にいる際には急に態度を翻して、笑顔で下手に出るような態度をとります。

さらに、押し付けた仕事を取り返して『手伝ってあげる』というように、もともと部下の仕事だったものを、さも自分が手伝ってあげているかのような対応をすることもあります。

このように、上司の前で良い顔をするのは、上司から良い評価をもらって出世したいというような、損得勘定で物事を考えている証拠と言えるでしょう。

また、計算高い二面性がある人は上司の言うことを素直に聞き入れてゴマをする一方で、権力には弱いために、上司に対しての口答えをすることはまずありません。

二面性がある人の特徴と心理:頭の回転が速い・器用

二面性がある人は、他の人と比べましても頭の回転が非常に早くて何事に対しても器用に物事をこなすことができるという特徴があります。

なぜならば、二面性がある人は常に自分の表裏のある性格をコントロールしなくてはなりませんので、気持ちの切り替えや対応の切り替えなどを即座にする頭の回転の速さが必要だからです。

ですので、いつも場所や相手によって態度をコロコロと変えている二面性がある人は、自然に頭の回転が早くなったり言葉巧みに相手のことをコントロールする器用さが身についたりしているのだと考えられます。

このような頭の回転の速さや器用さは仕事でも重宝されることも多いですし、基本的に二面性がある人は長いものには巻かれて、権力には逆らうことはありませんので、上司のように目上の人からは非常に気に入られている傾向があります。

二面性がある人の特徴と心理:人によって態度が変わる・男の前と女の前では態度が違う・ぶりっ子

二面性がある人は、相手によって態度を変える場合が非常に多いです。

また、女性の場合は男の前と女の前で態度が全く違う人も多く、男性に対してぶりっ子な態度を取る人も多いです。

たとえば、女性同士で話をしている際には『まじで』とか『?じゃね?』というような話し言葉を使っている女性が、男性の前に行きますと『そうなんですよ?』とか『え?本当??』というように、丁寧な言葉をぶりっ子な言い方で話す傾向があります。

このように、二面性がある人は話相手が男性か女性によっても、自分の性格を使い分けることができます。

しかし、このように男女によって性格を変えるような人は、同性からはあまり好かれないことが多いです。

さらに、ぶりっ子な性格も兼ね備えている人は女性から好かれにくく、女性の友人があまりいないことも珍しくないです。

二面性がある人の特徴と心理:陰口をたたく

相手の陰口をたたくことは、二面性がある人にはよく見られる特徴です。

と言いますのも、二面性がある人は実際に思っていることと行動が伴っておりませんので、たとえ不服なことでも外面を良くするために、良い顔をしていることは非常に多いです。

たとえば、上司に飲みに誘われますと心の中では『絶対に行きたくない』と思いながらも笑顔でオーケーをして、飲み会に付き合います。

そして、飲み会の最中も自分の主張は控えて上司に話を合わせるようにします。

このように、自分の思っていることとは裏腹な行動をしている二面性がある人は、常にストレスを抱えていると考えられます。

ですので、このような場合に二面性がある人は上司が見ていないところや、部下などの前では上司の陰口をたたいて本音を言うことで、ストレスを発散させていることが多いです。

二面性がある人の特徴と心理:言う事がころころ変わる

二面性がある人は、自分の気分や機嫌で言っていることが、ころころと変える傾向があります。

ですので、このように自分の気分で性格が変わるような人は、その時の気分によって意見も変わってきます。

たとえば、自分の機嫌がいい時にはミスをした部下に対しても怒らないで、しっかりと丁寧にアドバイスをしてあげたにもかかわらず、自分の機嫌が悪い時に部下がそのアドバイス通りに仕事をしてミスしますと、二面性がある人は部下に対してミスを指摘して怒ります。

さらに、部下のミスを上司から『不適切なアドバイスをした』と自分が注意をされますと、『自分はそのようなアドバイスも指示もしていない』と、ころころと言うことを変えてしまいます。

ですので、このように二面性がある人と一緒に仕事をしている周囲としては『何が正しいのか』とか『何を信じたら良いのか』ということがわからなくなりがちです。

二面性がある人の特徴と心理:おとなしそうと思っていたら違った・見た目とのギャップがすごい

二面性がある人の中には、性格にギャップがあるタイプの二面性の持ち主もいます。

たとえば、とても質素で目立たないおとなしそうな見た目をしている女性が、本当はとてもおしゃべりで大きな声を出して笑うような性格ですと、誰でもギャップを感じるでしょう。

また、とてもきれいでモデルのように容姿端麗な近寄りがたい女性が、お笑い芸人のモノマネをしたり顔芸をしたりしますと急に親近感が湧いて『仲良くなれそうだ』と思えた経験がある人もいるのではないでしょうか。

このように、二面性がある人の中には大きなギャップを持っている人もいます。

そして、このようにおとなしそうに見えていたのにおしゃべりだったり、容姿端麗な人が面白いことをしたりするようなギャップのある人は、周囲から見ますと非常に意外性があって、魅力的だと思われることも非常に多いです。

二面性がある人の特徴と心理:人をランク付けしたがる

二面性がある人は、他人のことをジャンルごとによってランクづけしたがる傾向があります。

そして、そのランキングを周囲の人と共有して、他人のことを勝手に評価付けするようなこともあります。

たとえば、二面性がある男性は職場の女性の中できれいな人をランク付けして、同僚の男性たちと面白おかしく評価をします。

そして、誰が一位だとか次は誰だというような討論をすることを楽しむ一方で、下のランクの女性に対してはひどくバカにしたり悪口を言ったりします。

しかし、二面性がある人は本人の前では良い顔をする傾向がありますので、本人の前では平然を装って影ではランキングによって女性を褒めたりけなしたりしています。

このような行為は、時にいじめなどを招いてしまうこともありますので他人のランク付けに加担することはおすすめできません。

二面性がある人の特徴と心理:自分の本音やプライベートを隠したい

二面性がある性格になってしまう背景には、自分の本音やプライベートを隠したいという願望があるということも考えられます。

なぜならば、正直な性格で相手に対して接してしまいますと、知られたくないことを隠し切ることができなくて周囲にバレてしまうことを危惧しているからです。

たとえば、本当は馴れ馴れしくてセクハラまがいな行為をしてくる上司のことを嫌っているけれど、本音を言ってしまいますと職場での自分の立場が怪しくなってしまうことは目に見えていますので、仕方がなく上司の前では良い顔をしているという人もいるでしょう。

そのような人は、上司がいなくなった後に上司について陰口を言うことで、ストレスを発散していると考えられます。

このように、自分のことを守るために仕方がなく裏表がある性格を使い分けている人も多いです。

二面性がある人の特徴と心理:不自然なくらい優しい・フレンドリー・馴れ馴れしい・お調子者

二面性がある人は、時に不自然なくらいに優しかったりフレンドリーに接してきたりする事があります。

そのような行為は、周囲から見ますと馴れ馴れしくてお調子者な印象を受ける事もあるでしょう。

このように、二面性がある人がやたらと優しくなったり急にフレンドリーになったりした時には相手に何かしらの魂胆があると考えてまず間違いないでしょう。

たとえば、今までは自分の感情のままに怒りをぶつけたり怒ったりして機嫌をとるのが大変だった上司が、こちらが会社の社長の親戚だと知った途端に態度を翻して、急に優しくなったり仲良くなろうとしたりしてくるような上司は、自分の評価を上げたいためにそのような行為をしていると考えられます。

このように、二面性がある人はこちらの事情を知った途端に態度を翻して優しく接してくることもあります。

二面性がある人の特徴と心理:目が怖い・目が笑ってない

目が笑っていないことは、二面性がある人には良く見られる特徴です。

と言いますのと、二面性がある人は基本的に考えていることと行動が伴っていませんので、顔が笑っていても心が笑っていないということはよくあります。

そして、心が笑っていませんと当然、目が笑っていない状態になりますので、その状態で笑顔になればなるほど周りからは何だか不気味で怖いと思われてしまいがちです。

たとえば、温厚な上司が何度も同じミスをする部下に対して注意をしている際に、見た目は優しく丁寧に教えているように見えますが、目が笑っていないという現場を目撃しましたら、普通に怒られているよりも怖い印象を受けるのではないでしょうか。

このように、二面性がある人は自分の感情と行動が伴っていない場合には目が笑っていなくて、周囲からは怖い印象を持たれてしまうこともあります。