明日も仕事なのに寝られない…
最近寝不足なのになぜ…
寝なくてはならないことは分かっていても、寝たくないと感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。
寝たくないと感じるときの心理や原因は、時と場合、そしてその人の性格にもよるでしょう。
ですが、寝なくてはならない時に眠れないと、次の日の仕事に支障が出たり朝寝坊をしてしまったりする可能性が高くなります。
すると、今度は寝たくないのに寝てしまうことにもつながりかねません。
そこで、ここでは寝たくない人の心理や原因を追求して、寝なかったことがその後の生活に影響を及ぼさないための対処法を学んでいきましょう。
寝たくない心理と原因
寝たくない心理と原因は以下の通りです。
・1日が不完全燃焼
・ストレス
・楽しみなことが多い
・明日のことを思い煩う
・体内時計の乱れ
寝たくない心理と原因:1日が不完全燃焼
いつもは眠る時間に寝たくないと感じる原因の1つに、その日1日が不完全燃焼だった可能性が挙げられます。
たとえば、その日のうちにやるべき仕事をやらずに帰ってきてしまったり、友人も遊ぶ予定がなくなってしまって、することもなく家でゴロゴロとしていたりすると、満足感を感じることができなくて寝たくないと思ってしまいます。
また、体力的に不完全燃焼な時にも寝たくないと感じることがあり、昼間はやりたくなかったウォーキングやランニングを、夜中にしたくなってしまうことも少なくありません。
寝たくない心理と原因:ストレス
夜寝る時間になっても寝たくないと思ってしまう時には、ストレスを抱えている可能性があります。
なぜならば、ストレスを抱えていると、そのストレスが発散されるまでは気持ちがモヤモヤとしているからです。
そのため、寝たくないと思ってしまってゲームをしたりスマホをいじったりして、意味もなく夜更かししてしまうことも多いです。
また、ストレスを抱えた人の中には眠って忘れようとする人もいますので、ストレスへの対処法は人によって正反対になることもあると考えられます。
寝たくない心理と原因:楽しみなことが多い
いつもは寝る時間になっても寝たくないと思ってしまう原因の1つに、楽しみなことが多すぎることが挙げられます。
たとえば、休みがなくて録画していたドラマがたまっていますと、その録画を全て見終わるまでは深夜になったとしても寝たくないと思ってしまうでしょう。
さらに、ドラマが最終回まで録画をしていると、なおさら全てを見るまではドラマの展開が気になり寝ることができないでしょう。
このように、楽しみなことがたくさんあったり重なったりしていますと、寝なくてはいけない時間になっても寝たくなくて夜更かしをしてしまうことも少なくありません。
寝たくない心理と原因:明日のことを思い煩う
次の日が仕事だったとしても寝たくないと思ってしまう日は、明日のことを思い煩っている可能性があります。
たとえば、その日に仕事でミスをして上司から怒られていたり、仕事を残したまま帰宅してしまったりした日は、次の日に仕事に行くことが憂鬱に感じるでしょう。
そして、『もしかしたらまた怒られるかもしれない』とか『自分が仕事を残したせいで周りに迷惑をかけたかもしれない』というようなことを考えれば考えるほど、起きて朝になっていることが恐ろしくなってしまいます。
このように、明日のことを煩って寝たくないと思ってしまう人は、小心者で内向的な性格をしている人である傾向があります。
寝たくない心理と原因:体内時計の乱れ
夜になっても寝たくないと思ってしまう人の中には、体内時計が乱れている人もいます。
たとえば、数日間、海外に旅行に行っていて旅行先の時間に慣れてしまった人は、時差ボケで体内時計が乱れてしまっている可能性が高いです。
また、国内にいても看護師や介護士のように夜勤と日勤を掛け持つような職業の人は、なかなか体内時計を整えることが難しくなってしまいます。
ですので、次の日の仕事に備えて眠らなくてはならない時でも、目が冴えてしまって寝たくないと思ってしまうのだと考えられます。
寝たくないときの対処法
寝たくないときの対処法は以下の通りです。
・ハーブティーを飲む
・寝室から出る
・心地良い就寝環境を整える
・生活習慣の改善
・運動をする
寝たくないときの対処法:ハーブティーを飲む
寝たくないと思ってしまったけれど、次の日に仕事があり寝なくてはならない場合には、ハーブティーを飲んで見ると良いです。
なぜならば、ハーブティーの香りにはリラックス効果が期待できるからです。
そのため、夜お風呂から上がってから温かいハーブティーをゆっくりと一杯飲むと、心もリラックスできますし身体も温まるため、自然と心地よい眠りにつくことができるようになります。
このように、特に理由はないけれど目が冴えて寝たくないと思った時には、温かいハーブティーをゆっくりと飲むことで入眠効果を期待することができます。
寝たくないときの対処法:寝室から出る
寝たくないときには、思い切って寝室から出てみるのも1つの手段です。
なぜかというと、寝たくないときに無理やり寝ようとして布団に入ると逆に目が冴えてしまって、眠れないことにイライラしてしまう可能性があるからです。
そのため、寝たくないと思ってしまったときには、思い切って寝室からでてゆっくり湯船に浸かってみたり、読書をのんびりと楽しんでみたりすると良いです。
そうしますと、自分の有意義な時間を楽しみながら、徐々に自然な眠気に襲われてゆっくりと眠ることができるようになります。
寝たくないときの対処法:心地良い就寝環境を整える
眠らなくてはならない場面で寝たくないと思ってしまった時には、心地よい就寝環境を整えることが大切です。
特に、布団や枕の質は夜に心地よい眠りにつくためには、非常に大切になると考えられています。
そこで、自分にあった高さの枕や、しっかりと干した布団で眠るように心がけると、睡眠の質が上がるでしょう。
また、寝る前にハーブティーを飲んだり寝室でアロマを焚いたりしてみると、より一層、心が休まりリラックスした状態で眠ることができるようになります。
このように、寝なくてはならないときに目が冴えて寝たくないと思ってしまったときには、就寝環境を改善してみることも1つの手段です。
寝たくないときの対処法:生活習慣の改善
次の日も仕事や予定があり寝なくてはならないのに、寝たくないと思ってしまったときには、生活習慣を改善すると眠れるようになる可能性があります。
たとえば、ファーストフードやジャンクフードばかりを食べている食生活では、心も身体も満足感を得ることができなくて、夜になっても眠りたくなくなってしまう可能性が高いです。
また、全く運動をしないで家に引きこもってばかりいると、ストレスを発散することもできないですし体力を使わないため疲れて眠ることもできなくなってしまいます。
ですので、決まった時間に心地よい眠りをするためには、バランスの良い食事や適度な運動のように生活習慣を整えることは欠かせないでしょう。
寝たくないときの対処法:運動をする
何かしなくてはならないことがあり寝たくないと思ったときには、運動をすると目がさめる可能性が高いです。
たとえば、まだ残業をして仕事を片付けなくてはならないのに眠気が襲ってきたときには、一度外にでてウォーキングをしてみたりストレッチをしてみたりすると良いです。
そうすると、気持ちがスッキリとして目をさますことができますし、やらなくてはならないことが終わって家に帰った時には、運動をして疲れた分、いつもよりもより良い睡眠をとることができるようになります。