一匹狼とは常に人と関わらないで一人で行動している人のことを言います。こういう人はなかなか群れに入ろうとしないので、人嫌いなのかなと思ってしまうのですが、実は、一匹狼になる人は、群れたくないわけがあったりします。

そこで、今回は一匹狼にありがちな特徴と隠された心理についてご紹介していきます。

一匹狼の特徴・心理

一匹狼の特徴と心理は以下の通りです。

・プライドが高い
・ナルシスト
・周りの目が気にならない
・傷つきやすく繊細
・強いふりをしている
・メリハリがはっきりしている
・強い信念を持っている
・周りの信頼を得やすい
・独創的な考えがある
・浮気しない人
・ミステリアス
・協調性がない
・冷静沈着
・自分を常に律している
・秘密主義
・人の悪口を言わない
・自立心があり、しっかりしている
・とても一途な性格
・自分に自信がある
・あまのじゃくの傾向がある
・ストイックである
・マイペース
・頑固な性格
・集中力が高い

一匹狼の特徴・心理:プライドが高い

一匹狼の人は、自分に対するプライドが非常に高い傾向があります。

そのため、周りの人の意見や考え方に賛同したり共感したりすることができなくて、自分のプライドを守るために一匹狼になっていると考えられます。

そして、一匹狼の人は誰かに頼らずに1人でも仕事をしっかりとこなすことができる自分のスキルと自立心に誇りを持っている傾向がありますので、仕事の際に、いつも一匹狼で黙々と作業していることをけなされますと、機嫌を損ねてしまう可能性がありますので注意が必要です。

一匹狼の特徴・心理:ナルシスト

いつも1人で行動をする一匹狼は、1人でいることをカッコいいと勘違いしているナルシストである可能性が高いです。

たとえば、一匹狼がいつも1人でいることを気遣った周囲の人が一匹狼に声をかけますと、『1人でいたいけれど、自分は人気者だから声をかけられてしまう』というような考え方をしてしまいます。

このように、一匹狼はナルシストな一面があり、周りの人に対してはクールに気取って接しますので、周囲からは思い込みが激しすぎる人だという印象を持たれてしまいがちです。

一匹狼の特徴・心理:周りの目が気にならない

いつも1人で行動することを好む一匹狼は、周りの人の目があまり気にならない人が多いです。

と言いますのも、普通の人は自分が周りの人からどのように評価されているかということを気にしながら、周りに合わせて空気を読んだ行動をしようとします。

しかし、一匹狼は周りの人の目を気にしないで自分さえ良ければ良いという自己満足している部分がありますので、周りの人と協調しながら生活をすることが苦手です。

そのため、周りの人からは自分勝手な行動をする人だと思われてしまうのですが、その反面、周りの人のことを気にしない自由な振る舞いは羨ましがられることも多いです。

一匹狼の特徴・心理:傷つきやすく繊細

一匹狼は、傷つきやすく繊細な性格をしているために、人と関わりながら生活をすることよりも1人で行動をすることを選んでいる可能性があります。

と言いますのも、社会の中で人付き合いをしながら生活をすることは、必ずしも楽しいことや幸せなことだけとは限りません。

たとえば、友人と喧嘩をしたり同僚と言い合いになったりすることもたくさんあり、仲のいい人と険悪な関係になりますと特に傷つきやすくなります。

ですので、傷つきやすく繊細な人は自分が辛い思いをしないために、あらかじめ人付き合いを必要最低限にしておき、基本的には一匹狼で行動をしていると考えられます。

一匹狼の特徴・心理:強いふりをしてる

一匹狼と聞きますと、周りの人の手を借りなくても生きていくことができる、強くてたくましい人を想像する人も多いでしょう。

しかし、一匹狼の中には気弱な自分の性格を隠すために、わざと1人で行動をすることで強いふりをしている人もいます。

このように、強いふりをしているような人は、負けず嫌いで人から見下されることを嫌っている人が多いです。

ですので、自ら1人になることで自分は強い存在だということをアピールして、周りの人から一目置かれる存在になろうとしていると考えられます。

一匹狼の特徴・心理:メリハリがはっきりしている

1人で行動をすることを好む一匹狼の人は、物事に対してのメリハリがはっきりしている傾向が強いです。

たとえば、職場の飲み会に誘われた際に、一匹狼は飲み会に参加する意味を理解することができませんので、『その飲み会は仕事の一環ですか?』というような聞き方をして、自分が参加する必要性を尋ねます。

そして、飲み会は仕事ではないし参加を強制するわけでもないと言われますと、迷うことなく定時できっかりと帰ってしまいます。

このように、一匹狼はメリハリがはっきりしていて仕事とプライベートをきっかりと分ける傾向が強いです。

一匹狼の特徴・心理:強い信念を持っている

いつも1人で行動をする一匹狼の中には、強い信念を持っている人もいます。

と言いますのも、いつも周りの人に同調してばかりいるような人は、他人の意見に便乗して物事を解決しようとしますので、人と群れることを好みます。

このような人は、協調性がある性格と言える一方で、自分の意思がない人だとも言えるでしょう。

その反面、一匹狼は自分に強い信念を持っていますので、自分とは違う意見を言う人とは協調することができなくて、協調するために自分の考えを妥協をするくらいでしたら1人で行動をした方が良いと考えています。

ですので、一匹狼は協調性はありませんが自分の意見を貫き通す心を持っています。

一匹狼の特徴・心理:周りの信頼を得やすい

周りの人と群れることを好まない一匹狼は、周りの人から信頼を得やすい性格をしています。

なぜならば、一匹狼は強い信念を持っていますので長いものに巻かれることなく、いつも自分が正しいと思うことをしっかりと意見することができるからです。

また、一匹狼は他人の目を気にしないので目上の人に媚を売ったりゴマをすったりすることもありません。

ですので、必要以上に社交辞令を言ったり上司の機嫌をとるような行為ばかりしたりすることもなく、いつも本心で相手に接することができる点が、周りの人から非常に強い信頼を寄せられるでしょう。

一匹狼の特徴・心理:独創的な考えがある

人と群れることを好まない一匹狼は、独創的な考え方をしている傾向があります。

そのため、周りの人と協調しながら生活を送っていくことよりも、自分のアイディアを元に行動をしたいと言う気持ちが強いです。

このように、独創的な考え方をすることが出来る人は、仕事をする際などにも周りが思いつかないようなアイディアをたくさん出すことができます。

ですので、協調性がないため一緒に働いている同僚たちからは煙たがられがちですが、上司や目上の人からはアイデア力の面で会社に貢献することから評価が高い傾向があります。

一匹狼の特徴・心理:浮気しない人

いつも1人で行動をすることを好む一匹狼は、浮気をしない傾向が強いです。

と言いますのも、一匹狼はそもそも他人と関わることをあまり好みませんし、社交性もほとんどありません。

そのため、自分からパートナー以外の異性に必要以上に話しかけることもありませんし、人と関わろうとしない一匹狼に対しては相手から話しかけてくることも少ないでしょう。

このように、一匹狼が浮気をしないのは、浮気をするくらい他人と関わるような機会がないからだと考えられます。

一匹狼の特徴・心理:ミステリアス

独創的な考え方が強い一匹狼は、周りの人からは見ますとミステリアスに感じることも多いです。

なぜならば、一匹狼は他人と関わる機会があまりなく、会話をするタイミングもありませんので、一匹狼が何を考えているかということが周りの人には伝わりづらいからです。

また、会話をしたとしても自分のことを進んで話すことが少ないですので、謎に包まれた空気を醸し出していることが多いです。

このように、一匹狼は周りの人と必要最低限の関わりしか持たないですので、相手が得られる情報が少ないため、ミステリアスな人だと思われがちです。

一匹狼の特徴・心理:協調性がない

いつも1人で行動をすることを好む一匹狼は、周りの人と協調しようという気持ちがほとんどありません。

と言いますのも、一匹狼は周りの人に共感して協調することよりも、自分の持っている信念を貫き通すことを大切に思っています。

そのため、わざわざ自分と違う意見を持っている人に対して媚びたり共感したりすることがなく、相手に合わせるくらいなら1人で行動をしたほうが気が楽だと考えています。

このように、一匹狼は自分の考え方を曲げたくないため、自分の意思を優先させてしまい協調性を欠いてしまうのだと考えられます。

一匹狼の特徴・心理:冷静沈着

いつも1人でいることを好んでいる一匹狼は、周囲の人からクールな人だと思われることが多いです。

また、予想外の出来事が起こった時にも焦らないで冷静沈着に対処することが出来ることから、周りの人からの信頼は非常に厚い傾向があります。

このように、一匹狼がクールで冷静沈着に物事を対処することができるのは、普段1人でいるため何事も自分で解決しなくてはならないことが多いからだと考えられます。

そして、何事にも1人で対応するために、あらかじめ幅広いことを想定した上で準備を整えているため、いざという時にもクールでいられるのでしょう。

一匹狼の特徴・心理:自分を常に律している

1人で行動することが多い一匹狼は、常に自分を律している傾向が強いです。

なぜならば、一匹狼は何事にも自分で対処しなくてはならないことが多いですので、自分に厳しく物事を考えていることが多いからです。

ですので、一匹狼は非常にストイックで努力をすることを怠らない性格をしています。

このように、一匹狼は1人でいることに不便を感じないように、いつも自分を律して自分に対して厳しく接しています。

そして、何かあった時でも自分1人で対応しても周りの人に迷惑をかけないように、知識や技術を身につける努力をしています。

一匹狼の特徴・心理:秘密主義

人といることよりも1人で行動することが楽だと考える一匹狼は、秘密主義である傾向が強いです。

と言いますのも、一匹狼はあまり他人に興味を示すことがありませんので、自分のことを相手に知ってもらおうとする気持ちも少ないです。

そのため、自ら自分のことを他人に話すこともありませんし、相手から家庭の事情などのプライベートについて聞かれたとしても、話す必要がない質問だと判断しますと適当に話を逸らして誤魔化そうとします。

このように、一匹狼は自分についてのことを話したがらない秘密主義な一面がありますので、周りの人からは本性がわからないミステリアスな人だと思われることが多いです。

一匹狼の特徴・心理:人の悪口を言わない

いつも1人で行動することを好む一匹狼は、他人の悪口はほとんど言いません。

また、周りの人が誰かの悪口を言っている場面に遭遇したとしても、その会話に参加して悪口に加担したり悪口を言って盛り上がったりすることもありません。

なぜならば、一匹狼は周りの人に合わせて行動をすることよりも1人でいることの方が楽だと考えていますので、そもそも他人にあまり興味を示さないからです。

そのため、その人がなぜ悪口を言われているのかということを気にすることもありませんし、悪口を言っているみんなの会話に参加しなくては、周りの人から仲間はずれにされてしまうという焦りもありません。

このように、一匹狼は悪口を言っている側にも言われている側にも興味がありませんので悪口に加担することはありませんが、悪口をやめさせようという気持ちもあまりないでしょう。

一匹狼の特徴・心理:自立心があり、しっかりしている

人と一緒にいることよりも1人でいることを好む一匹狼は、自立心があってしっかりとした性格をしている傾向があります。

と言いますのも、一匹狼は何をする際にも基本的には1人で行動をしますので、場面や状況に合わせて対応する力が非常に高いです。

さらに、日頃から他人を頼らない生活をしていますので、自分1人で何でもこなすことができるように用意周到に準備をしてから物事を進める計画性を持った、しっかりとした一面もあります。

そのため、課題を与えられたときに自信がないからといって誰かの後ろに隠れて行動をするということはほとんどなく、行動力や向上心が強いため、何事に対してもまずは自分から試してみるという気持ちが非常に大きいです。

一匹狼の特徴・心理:とても一途な性格

いつでも1人でいることを好む一匹狼は、一度好意を抱いた相手に対しては、非常に一途に尽くす性格をしています。

と言いますのも、一匹狼は基本的には他人と一緒にいることよりも1人でいることを好みますので、自分から興味を示す相手が現れること自体が非常に珍しいです。

ですので、好意を寄せる相手に出会いますと、その相手のことは誰よりも大切にしなくてはならないという気持ちが大きく表れるため、他の異性には見向きもしないほど一途になる傾向があります。

このように、一匹狼は一途な性格が顕著に表れますので、一度好意を寄せてしまった相手には、たとえフラれたとしても気持ちの切り替えがなかなかできなくて、簡単に諦めることができません。

一匹狼の特徴・心理:自分に自信がある

何でも1人でこなそうとする一匹狼は、自分に自信があるからこそ、思い切った行動を起こすことができるのだと考えられます。

と言いますのも、通常ですと人は自分の判断や考え方に絶対の自信を持って行動をすることは、ほとんどありません。

しかし、一匹狼は自分の信念を強く持っていて、その信念に基づく考え方は正しいと思っている傾向が非常に強いです。

ですので、何かしら行動をするときには周りの人に相談することなく、自分の判断のみで行動をしてしまうことが多いです。

このように、一匹狼は必要以上に周りの人に意見を求めたり相談したりすることがありませんので、失敗してしまった時に責任を負うのも自分1人になってしまいます。

一匹狼の特徴・心理:あまのじゃくの傾向がある

いつも1人で行動をしている一匹狼は、あまのじゃくな傾向があります。

なぜならば、一匹狼がいつも1人でいるのは周りの人から相手にしてほしいという気持ちの表れである可能性があるからです。

たとえば、友人に相手にしてほしいけれど、上手く会話をしたり交流を深めたりすることができない人は、わざと1人で行動することによって、相手から声をかけてくれるのを待っていると考えられます。

このように、周りの人から一匹狼に見える人は、本当はみんなと仲良くしたいけれど、その気持ちを上手く表現できない、あまのじゃくな性格をしている人である場合も充分にあり得ます。

一匹狼の特徴・心理:ストイックである

何事も1人でこなそうとする一匹狼は、自分に対して非常にストイックな考え方をしている傾向があります。

と言いますのも、通常ですと人は多くの仕事を抱えたり1人ではこなすことが難しい仕事をしたりする時には、誰かに頼ろうとする考え方をするのが自然です。

しかし、一匹狼は何事も他人に頼らないで1人でこなさなくては気が済まない性格をしていることが多いです。

このように、人に頼ることなく完璧に仕事をこなそうとする考え方は、非常にストイックで自分に対して非常に厳しい性格の表れだと言えるでしょう。

一匹狼の特徴・心理:マイペース

周りの人と協調することよりも1人で行動することを好む一匹狼は、非常にマイペースな性格をしている傾向があります。

ただし、このマイペースというのは日常的に使われているような『のんびりしている』という意味とは少し異なり、『自分の都合のいいペースで行動をする』という捉え方が正しいでしょう。

と言いますのも、一匹狼は周りの人に行動やタイミングを合わせようという気持ちがあまりありません。

そのため、いつも自分のペースで行動をすることが多くて、自分が思い立ったら周りの人のことを待たないで1人で行動を起こしてしまうことも少なくありません。

一匹狼の特徴・心理:頑固な性格

1人で行動をすることに慣れている一匹狼は、頑固な性格をしている場合が多いです。

そのため、周りの人から手を差し伸べられた時にも、頑なに相手に頼ろうとはしないで自分で全てのことを解決しようとしてしまう傾向が強いです。

たとえば、仕事が溜まっていて一匹狼が1人だけで残業をすることになった時に、同僚が『手伝おうか』と声をかけてくれても、一匹狼は上手に同僚に甘えることができません。

そのため、何度、同僚から声をかけてもらっても同僚に手伝ってもらうことを頑固に拒み続けてしまいます。

このように、一匹狼は上手に相手に甘える方法を知りませんので、時に相手の親切を無駄にしてしまうことも少なくありません。

一匹狼の特徴・心理:集中力が高い

何事を1人でこなすことに慣れている一匹狼は、集中力が非常に高い傾向があります。

なぜならば、一匹狼は1人で行動をすることが多いですので、周りの人の会話や仕事に気をとられることが少ないからです。

また、一匹狼の一途な性格は好意を寄せる相手に対してだけではなく仕事に対しても見られることが多く、自分がやらなくてはならない仕事に挑む際には、他のことには目もくれないで集中してその仕事に取り組む姿勢を示します。

そのため、周りの人は高い集中力を見せる一匹狼に、話しかけないでほしいというオーラを感じる人も多いでしょう。