休日になるとどこへも出かけないインドア派はたくさんいます。恋人や友人が誘ってもずっと家にばかりいるので、引きこもりと周囲から勘違いされていることもありますが、インドア派にはそれなりのメリットがあるのでやめられません。

では、なぜインドア派になってしまうのでしょうか。こういった点も含めてインドア派の特徴についてご紹介していきます。

ちなみに筆者もインドア派です。学生時代は思いっきりアウトドア派でしたが、今ではどこかへ出かけることに対してメリットは感じられなくなっています。

インドア派の意味とは

インドア派とは、ドアの中、つまり室内にいることを好む人のことを指します。
インドアの反対の言葉としてアウトドアという言葉がありますが、外出することをアウトドアといいます。

また、基本的にインドア派の人は家の中にいることを好む傾向があり、ひとりでゲームをしたり趣味を楽しんだりして過ごすことで、ストレスを発散させて気分転換をしていることが多いです。

さらに、インドア派の人は恋人とデートをする際にも、水族館やテーマパークのような室外の施設に行くことよりも、自宅で手料理を食べたりDVD鑑賞したりすることを好みます。

このように、基本的に自分の自由な時間や恋人とのデートなどを自宅の中で過ごすことを望む人は、自分の空間にいることに落ち着きを覚えることが多いです。

ですので、外で体を動かしたり新しい挑戦をして周りから刺激を受けたりしなくても、のんびりとした時間を過ごすことで疲れを癒しストレスを発散させることができます。

インドア派な人の特徴

インドア派の特徴は以下の通りです。

・基本受け身
・人と会話するのが苦手
・人ごみが嫌い
・友達が少ない
・ネットやゲームなど室内でできることに熱中している
・1人が好き
・運動神経がよくない
・お金を使いたくない
・疲れたくない
・面倒くさい

インドア派な人の特徴:基本受け身

インドア派な人は、基本受け身な性格をしている人が多いです。

と言いますのも、インドア派な人の多くは幼少期からあまり外で遊ぶことが少なかった傾向がありますので、周囲の友人や大人たちとも関わりが少なかった可能性が高いです。

ですので、あまり人付き合いをした経験がなく、積極性や社交性が非常に少ないケースが多いです。

そして、相手に対して自分から話しかけたり意見を言ったりする勇気が持てなくて、相手から話しかけられたり意見を求められたりすることを待っている受け身な性格になってしまいがちです。

さらに、受け身な性格が強い人は相手から話しかけられても、うまく返事ができなかったりして返す言葉が出てこない場合もあります。

そのため、受け身な性格をしている人は相手からは『無愛想だ』とか『無視をしている』と思われてしまう人も少なくありません。

インドア派な人の特徴:人と会話するのが苦手

インドア派な人のなかには、他人と会話をすることが非常に苦手な方もいます。

なぜならば、インドア派な人は基本的に家の中にいますので、家の中にいる際にも一人でいることが多いため、人と会話をしたり関わったりする時間が極端に少ないからです。

ですので、学校や職場に行くために外に出る時間があっても、そのような場では周りの人と上手に楽しく会話をすることがほとんどできません。

このようなインドア派な性格をしている人と会話が合うのは同じくインドア派な人か、もしくは同じ趣味を持っている人が多いです。

たとえば、インドア派な人が家の中でやっているゲームに同じくハマっている同僚や、休日に外食店に並んでまで食事をするよりも、自分が手料理を作った方がのんびりできると考えている恋人などは、インドア派な人とも話が合って、会話をすることもできるでしょう。

インドア派な人の特徴:人ごみが嫌い

インドア派な人のなかには、人ごみが嫌いなため、あまり外に出ることを好まない方が多いです。

たとえば、人気のテーマパークはどれだけ人がいても楽しいし、むしろ人がたくさんいた方が雰囲気を楽しめるという人もいますが、人ごみの中では真っ直ぐ歩くこともできないし周りの人を見ているだけで酔ってしまうという人もいるでしょう。

また、人ごみの中にいますと必然的に何をするにしても並ばなくてはなりませんので、その時間を嫌う人も多いです。

さらに、平日に仕事をしている人は特に休日くらい休みたいのに、どうして休みの日まで人にまみれながら立っていなくてはならないのかと思う人も多いでしょう。

このように、周りに人が多いだけで疲れてしまいやすい人や、ゆっくりと休みたいような人は人ごみを嫌う傾向があり、家の中でまったりと過ごすことを好むインドア派な人になりやすいです。

インドア派な人の特徴:友達が少ない

インドア派な人には、どちらかというと友達が少ない傾向があります。

なぜならばインドア派な人は、そもそも外に出る機会が異常に少ないですので、人と関わる機会が少ないからです。

また、素行の悪い友達がいるくらいなら友達付き合いがないほうが気が楽でましという人もいますので、人それぞれですが、友達はとにかく少ないです。

さらに、学校や職場などで人と関わる機会があったとしても、インドア派な人は人と関わることに慣れていない傾向があるため、上手に会話をしたり意思の疎通をしたりすることができないことが多いです。

ですので、なかなか自分から話しかけられなくて友達を作れないですし、あまり返事ができなかったり話しかけられたことに戸惑ったりしてしまいますと、相手も嫌な気持ちになってしまって友達になってもらいにくくなります。

このように、インドア派な人は基本的に人と関わる機会が少なすぎるために会話慣れしていませんが、意外にも友達になってくれる人は共通の趣味を持っている人や、めげないで話しかけてくれる気さくな性格をしている人が多く親友がいるインドア派もいます。

インドア派な人の特徴:ネットやゲームなど室内でできることに熱中している

インドア派な人は、インターネットやゲームなどを使うことが非常に大好きですし、詳しい知識を持っている傾向があります。

と言いますのも、インドア派な性格をしていますと外に出る機会がありませんので、必然的に外の世界の情報を入手する手段はインターネットになります。

また、そもそも外に出ないインドア派な人の時間の使い方は、家の中にあるものと言いましても限りがありますので、一つのゲーム機でたくさんの種類が楽しめますし長時間遊ぶことができるゲームを好んで遊びます。

このように、インターネットやゲームはインドア派な人にとっては、外の世界の情報を入手する大切な手段ともなりますし、長く家の中にこもっていても時間を潰すことができる最良の遊び道具だと言えるでしょう。

インドア派な人の特徴:1人が好き

インドア派な人は、1人であることが好きな人が多いです。

たとえ誰かと一緒に行動をするとしても2人か3人までで、大人数でのグループ行動は非常に苦手な傾向があります。

なぜならば、インドア派な人は人間関係を円滑に進めることが心理的に苦手で、相手の気持ちを理解した発言や、空気を読んだ行動をすることがどうしても苦手だからです。

また、人と関わることでトラウマがある人は、関わること自体がめんどくさいように考えてしまい、余計に1人でいたいと思ってしまいます。

ですので、周りの人との関わりを極力、持たないようにするために、学校や仕事以外のプライベートな時間くらいは、人間関係から解き放たれた1人の時間を楽しみたいと思うようになります。

そうしますと、1人であることに慣れすぎて、周りの人に誘われても断ってしまい、結果的に学校や職場の中でも孤立してしまうことも多くなってしまいます。

インドア派な人の特徴:運動神経がよくない

インドア派な人は、あまり運動神経がよくない傾向があります。

と言いますのも、前述のとおりインドア派な人は幼少期から家の中で出来ることを楽しんでいる傾向がありますので、運動よりもインターネットやゲーム、そして勉強などをすることを優先して時間を費やしています。

ですので、外で走り回ったり周りの友人と一緒に球技をしてみたりした経験が異常に少ないため学校の体育の授業などで、いざスポーツをするとなりますと、運動神経がよくないので、あまり良い成績を残せない場合が多いです。

また、周りの人と協調することが苦手な人は、特にサッカーや野球のように団体競技をすることが苦手で、部活ではスポーツをするとしても卓球やテニスのように個人競技を選ぶ人も少なくありません。

このように、インドア派な人は、もともとスポーツをする基礎体力が幼少期から付いていないことが多いですし、体力があっても周りの人と一緒に目標に向かって頑張るという考え方ができないため、運動神経がよくない人が多い傾向があります。

インドア派な人の特徴:お金を使いたくない

インドア派な人の多くは、倹約家であまりお金を使いたくないと考えている場合があります。

と言いますのも、外に出ますと移動をするにも遊ぶにも何かとお金がかかってしまうことが多いのは、誰もが気づいていることでしょう。

ですが、お金を費やしてでも自分のストレス発散のために趣味に没頭したり習い事をしたりする人も多いです。

そんな中、インドア派な人は、外に出ることで家にいる時よりもお金を使ってしまうことを嫌う傾向があり、家にいてお金を使うとしても安価に抑えようとします。

たとえば、インドア派な人の多くが利用するインターネットは、月々の支払いさえしっかりとしていましたら、使い放題であることがほとんどですし、ゲームも一度購入しましたら何度でも遊ぶことができます。

また、映画を観に出かけるよりもDVDを借りた方が、はるかに安価ですので、インドア派な人は気になる映画があってもDVDの発売までは見ることを我慢することも少なくありません。

インドア派な人の特徴:疲れたくない

インドア派な人は、疲れたくないという理由で家の中を好む場合もあります。

たとえば、外に出ますと目的のお店に行くまで歩いたり電車に乗ったりしなくてはいけないことが多いですし、たとえ車で移動をしたとしても買い物をしたりお店をたくさん回ったりすることは非常に疲れると感じる人も多いです。

さらに、大人気のテーマパークに行くことになりますと、人ごみに揉まれて歩きながら、食事をするにも乗り物に乗るにも行列に並ばなくてはならないことは安易に想像ができます。

このようなことは、インドア派な人は想像をしただけで嫌になりますし、もともと疲れることが嫌だと思っている人は人ごみに入りますと、周りの雰囲気を楽しむことよりも疲労を感じて早く帰りたいという気持ちが強くなってしまいます。

ですので、初めから疲れることがわかっている場所には、どれだけ話題になっている場所でも絶対に行こうはしないで、のんびりと家で過ごすことを選びます。

インドア派な人の特徴:面倒くさい

インドア派な人の基本的な考え方は、何事に対しても面倒くさいと思っていることが多いです。

と言いますのも、行列に並ぶことも人付き合いをすることも根本を考えますと、全て面倒くさいと考えているからこそ、インドア派な人にこのような特徴が見られるのだと考えられます。

たとえば、行列に並ぶことは待っている時間が長いことで、進まない列に並んでいることが面倒だと思ったり、一緒に並んでいる人と必死に会話をしようとする行為も面倒くさいと思ったりしてしまいます。

また、スポーツで団体競技を好まないのも、他の選手と協調し合って日頃から練習をしていくという行為が面倒くさいと思っています。

ですので、本当は食べてみたいお店でも行列ができるために食べなかったり、やってみたいスポーツも団体競技だからという理由だけでやってもみなかったりすることも少なくありません。

最後に

いかがでしたでしょうか?

インドア派になってしまう理由は、それなりの理由があります。

ただ、あまり家にばかりいても健康上良くないので、インドア派になりがちという方は1日30分くらいは散歩したりして外に出るようにしましょう。