旦那さんが浮気をしていることが発覚した場合、ショックを受けて落ちこんだり、強い怒りや悲しみを覚えて感情的になってしまったりする人がほとんどかと思います。

それにもまして、旦那さんの浮気相手が複数いるということが分かった場合、怒りを通り越してあきれ果ててしまうかもしれません。

ただ、旦那さんの浮気相手が複数いるとなると放っておくわけにはいきません。そもそも浮気相手1人だけでも対処が大変なのに、複数人もいるとなると、一刻も早く問題を解決することが急がれます。

まず、あなたは以下のようなことを模索しているのではないでしょうか?

旦那さんは自分も含めて誰を本命と思っているのか・・・

複数いる相手女性のうち誰に慰謝料を請求したら良いのか・・・

そもそも複数の浮気相手全員から旦那さんを遠ざける方法はあるのか・・・

など、きっとわからないことばかりで、大変かと思います。

そこで、今回は旦那さんが複数の女性と浮気をしていた際の対処法や慰謝料の請求方法などを中心に、探偵に浮気調査を依頼するメリットなどについてもまとめていきます。

複数の女性と浮気しているご家庭にありがちな具体例

普段は仕事から帰ってくると、食事をすませるとすぐに寝てしまうような旦那。

『大変だなぁ…』と労い、子供の世話くらいはできる限り頑張ろうと日々、奮闘する妻。

しかし、旦那は妻に隠れて複数の女性と浮気をしていたことが発覚・・・。

あなたのご家庭もひょっとすると、これと似たような状況ではないでしょうか。

浮気が発覚すると、はらわたが煮えくり返るくらい怒りたくなったり、 『浮気をしている暇があるなら子供と触れ合ってほしい』とこのようにも思ったりするはずです。

もちろん、妻である限り、このように考えるのは当然のことです。

ですが、ひとまずその気持ちを落ち着かせて、“旦那がなぜ浮気をしてしまったのか”ということを考えてみる必要があるのです。

そもそも男性はなぜ浮気をしてしまうのでしょうか?

“寂しいから”

“家では相手にしてもらえないから”

“帰りたいと思える家ではないから…”

男性の浮気の理由としてよく聞かれる内容ですよね。

これらの理由に共通して言えることは、“旦那さんが愛情に飢えている”ということではないでしょうか。

『いやいや、私は旦那を愛しているから』

とあなたは思うかもしれません。

しかし、愛情が必ずしも旦那さんにしっかりと伝わっているとは限りません。

あなたがもし以下に近い内容に当てはまっている場合は注意が必要です。

どうしても子供の食事の面倒を見るのに夢中になって、旦那のことを放ってしまうことが多い。

旦那のすることが気に入らなくてイライラを態度に表したり理不尽に怒ってしまったりすることが多い。

もし、あなたがこのようなことをしてしまうと、いくら『愛している』と思っていても旦那からみれば愛情を素直に感じることはできません。

奥さんが子育てに必死になればなるほど、旦那さんの気持ちを考えてあげることまでには気が回らずに、キツい言い方をしてしまっている可能性があります。

なので、あなたのこれまでの旦那さんへの態度をもう一度思い返し、旦那を傷つけていないか振り返ってみましょう。

また、あなたにまったく落ち度がなくても、旦那さんの生い立ちが複雑すぎて、それが浮気につながっていることも考えられます。

特に、幼い頃から親が共働きで家に帰っても1人の時間が多く寂しい思いをしていたり、親の仲が悪くてケンカばかりしていたりするようなご家庭で育った旦那さんの場合、空想の中で思い描く幸せな家庭に対する理想が高くなりがちです。

母子家庭で母親が毎日、自分を育てるために昼夜問わず働いていた環境で育つと、母親に甘えたくても素直に甘えることができなくて、我慢強い性格になりやすいです。

幼少期にこのような経験をしている男性は、『結婚をしたら自分は幸せな家庭を築きたい』と強く願うため、妻に求める愛情も強くなってしまいます。

このような背景で育った旦那さんの場合、たとえ夫婦の間に子供ができたとしても、妻が子供の世話に必死になりすぎていると、旦那はかえって寂しさを感じてしまう可能性があります。

『自分だけ家族の輪から外れている…』

『妻が自分のことを見てくれない…』

もちろん妻が旦那のことを気にかけていないわけでも無視しているわけでないとしても、このように感じてしまうものなのです。

ですので、こういった背景から旦那さんは妻に対して徐々に物足りなさを感じてきてしまい、他の女性に愛情を求めて浮気に発展してしまうというケースは少なくないです。

もし、あなたの旦那さんも、このような経験をされている場合、あなたが思っている以上に旦那さんから愛を求められている可能性がありますので、浮気されても旦那さんへの愛が残っているのなら、浮気相手との関係を絶たせてから、もういちど愛情を注ぐ努力をしてみるようにしましょう。

浮気相手との関係を絶たせる方法は裁判で言い逃れのできない不貞の証拠を掴んだ後で、慰謝料請求したり、誓約書を書かせたりといった方法があるのですが、後ほど説明させていただきます。

そもそも、複数の浮気相手と浮気してしまうわけは?

浮気相手は会社の仕事仲間や友人、SNSで出会った女性などいろいろと考えられます。

ですが、なぜ、旦那さんは一人だけでなく複数の女性と浮気してしまうのでしょうか?

その理由として、一人の浮気相手の女性との遊びにも満足できていないからということが挙げられます。

まず、旦那さんが求める愛情が大きければ大きいほど、ひとりの女性では満たすことができずに複数の女性と関係を持ちたくなってしまいます。

そして、その時その瞬間に自分のことを一番大切にしてくれる女性の元にいることで、自分自身の存在価値を見いだすようになっているわけです。

複数の女性と浮気をしてしまう男性にとって一番恐れていることは、“孤独”になってしまうことです。

なので、先述にもありますように、もし、あなたが旦那が複数の女性と関係を持っていることに気づいたなら、怒りや悲しみなどの感情を少し落ち着かせ、まずは最近の旦那に対する態度や行動について振り返ってみてください。

もう少し、愛情表現をするべきだったかも・・・とか心の中では旦那を大切に思っていても忙しさのあまりキツくあたってしまった記憶があるとか、そっけない態度をとってしまったことがあったかも・・・とか、何かしら思い当たる節があるかと思います。

ですが、あなたがもし旦那さんに対して冷たい態度をしてしまったとしても決して旦那に対する愛情がなくなったからではないはずです。

もしも本当に愛情がなくなっていたとしたら、浮気をされてもこれほど強い悲しみは感じませんよね?

そこで一度、旦那としっかり向き合うためにも時間を作って2人だけで話し合うタイミングを設けてみましょう。ただし、話し合うタイミングは細心の注意が必要です。

旦那さんとの話し合いのタイミングには特に注意が必要です。

もし、あなたがこれから複数の浮気相手に対して慰謝料を請求したり、二度と近づかせないように誓約書を書かせたりしたいときには不貞の証拠が必要なので、その証拠を掴むまでは浮気を疑っていることが旦那さんにばれてないほうが証拠が掴みやすいので、まずは証拠を手に入れてから話し合うのがベストです。

もっと具体的に話しますと、不貞の証拠を手に入れるためには探偵の浮気調査でないとなかなか手に入りませんので、浮気を疑っていることがばれてしまうと、調査費用がかなりかさんでも証拠が掴めないということにもなりかねませんので浮気を疑っていることは絶対に気づかれないほうがいいです。

ただ、もし、すでに旦那さんに浮気を疑っていることがバレてしまっていて、ご自分ですべてを解決されたい方はこの際、話し合うしかないのかもしれませんが探偵に浮気調査を依頼しようと考えている場合には、ひとまず、話し合うことは後回しにして、まずは探偵に相談するようにしたほうがいいかもしれません。

旦那さんとの話し合いの機会が訪れたら何について話し合うべき?

いずれにしても、旦那さんと話し合う時が来ましたら、妻にとって旦那はどのような存在なのか、どれほど大切な人なのかということを自分の口でしっかりと伝えてあげると良いです。

きっと旦那さんも今までは言葉では聞くことができなかった妻の本心に大きな喜びを感じてくれます。

とはいいましても、子育てなどもあり常に100パーセントの愛情を旦那に注ぐことが難しい場面も少なくありません。

そのような時には、旦那さんに素直に甘えて協力を求めてみてはいかがでしょうか?

あなたは、“子供のオムツ替えは妻がやるべき”と思っていませんか?

“旦那さんにゴミ捨てなんてさせられない”と、勝手に完璧な妻を演じようとはしていませんか?

ですが、妻が1人で家のことを完璧にこなしてしまうと、旦那は家庭の中に居場所を見つけることができなくなってしまいます。

オムツを替えようとしても『私がやるから座ってて!』と言われてしまうと、せっかく自主的に子育てに参加しようとしたにもかかわらず、邪魔扱いされてしまったと感じてしまいますよね?

こうしていくうちに、なんとなく自分だけ家族の輪から外れてしまったような気持ちになってしまいます。

妻は自分がどうにか頑張ったら出来るようなことだったとしても、旦那の手が空いている時にはお願いをしてみることも大切です。

例えば、高い場所の電球が切れてしまった時には、旦那が帰ってくるまで待っていて『私じゃ届かないの。お願い。』と素直に頼ってあげると良いですね。

もしかすると、脚立を使ったら自分でも簡単に替えることができるものかもしれません。

ですが、大切なのは“電球が替わるかどうか”ではなく“旦那が家庭内の仕事をしたかどうか”ということです。

“家庭内では自分しかできないことがある”ということに気づけたなら、旦那は家庭の中に居場所を見つけることができますし、妻も旦那に頼ることができると仕事が減って楽になりますよね。

妻の気持ちを知り家庭に居場所を見いだした旦那は、浮気をやめて家庭に帰ってきてくれることでしょう。

旦那のために頑張っていたことが、逆に家庭内に旦那の居場所を無くしてしまうというケースは決して少なくありません。

相手のことを思って頑張りすぎるだけではなく、時には頼ることも良好な夫婦関係を築いていくためには大切なことだといえますね。

浮気問題を解決するためのベストな方法は複数の女性との浮気の証拠を集めること

上記のように、旦那次第では妻の気遣い1つで浮気が解消されることもあります。

ですが、妻の努力だけでは簡単には浮気癖が直らない旦那も少なくありません。

もうすでに複数の女性と浮気する快楽を知ってしまった旦那さんはなかなか浮気という魔力から抜け出せなくなっているというケースもありますし、浮気相手の女性がなかなか引き下がらないというケースもあります。

さらに、もともと特定の女性のみと付き合うことが苦手な男性もおり、そのような男性を旦那に持った妻の中には“ある程度の遊びは黙認している”という方もいらっしゃいます。

とはいいましても、浮気をするために出かける旦那に大手を振って送り出す妻はいませんよね?

旦那のことが好きだからこそ、ケンカや離婚に発展したくないために我慢をしているというケースがほとんどでしょう。

このような場合には妻が態度や行動をいくら変えても旦那が必ずしも浮気をやめてくれるとは限りませんし、頑張りすぎると妻ばかりが我慢をする形になってしまいます。

そこで、いざという時のために私生活の中でできる限りで構いませんので浮気の証拠をある程度、集めておくことをオススメします。

本来は、不貞の証拠がないと法的に浮気として認められないですし、その不貞の証拠を手に入れるためには、まず、探偵に浮気調査を依頼する必要があるのですが、その調査時間を減らしたり、調査費用を少なくするためにもご自分でも証拠になりそうなものを集めたりしておくといざというときに役立つことが多いです。

ただ、場合によっては浮気の証拠集めのやり方を間違えてしまうと法に触れる可能性がでてくるので細心の注意を払ったほうがよいでしょう。

浮気の証拠集めをすると失敗してしまうケースについて

例えば、以下のようなケースは旦那さんもしくは浮気相手から訴えられてしまう可能性がある行為ですので注意が必要になります。

○旦那さんのスマホを勝手に見る

意外かもしれませんが、スマホはたとえ配偶者のものであっても勝手に覗き見ることは違法行為になります。

たしかにスマホの中には、浮気相手の連絡先やメールでの会話の内容、一緒に出かけた際の写真などさまざまな証拠があることが予想されるかもしれません。

しかし、旦那さんのスマホを勝手に開きLINEなどを覗き見てしまった場合、旦那さんだけではなく浮気相手のプライバシーまで侵害したということで訴えられてしまう可能性があります。

また、スマホを覗き見ることで浮気の事実は把握できるかもしれませんが、このような方法で得た証拠は、実際に裁判に至った際に確実に浮気をしていたということを証明する不貞の証拠としては扱われない場合が多いです。

つまり、違法行為をして得た証拠はそもそも証拠としては扱われず、逆に妻がプライバシー侵害で訴えられて慰謝料を請求されてしまう可能性もあるということになります。

○浮気相手に連絡をとる

こちらも、旦那さんの浮気に気づいた妻がやりがちな行為の1つです。

“旦那さんが浮気をしていたから、相手の女性に電話をしてやめるように話した”

このような話は、テレビや雑誌などで【旦那さんに浮気をされた人の対応】としてもよく紹介される内容ですよね。

たしかに、旦那さんと話し合った上で浮気相手の連絡先を教えてもらい、その場で連絡を入れて冷静に話をする分には問題ありません。

しかし、中には旦那さんのスマホを覗くことで相手の連絡先を知ってしまうと、妻が勝手に連絡を入れてしまうケースも少なくありません。

まずはこの時点で前項で紹介したプライバシー侵害に当たる可能性があります。

さらに、電話口で妻が感情的になってしまい、暴言を吐いたり罵倒するような発言をしたりしてしまうと脅迫ととらえられてしまう可能性もでてきます。

他にも、LINEなどの内容から浮気相手の職場や自宅を割り出して、追いかけ回すようなことをしてしまうと、ストーカー規制法にも引っかかる行為になってしまいます。

このように、割と罪の意識なく行ってしまいがちな行為の中にも、実は法に触れてしまうようなことはたくさんあります。

本来は浮気をされた被害者である妻が、調査方法を誤ったことで逆に旦那さんや相手女性から訴えられてしまうということだけは避けたいですよね。

そこで、法にも触れずに正確に浮気の事実確認や証拠集めができるということでオススメなのが、探偵に依頼するという方法です。

繰り返しになりますが、優良な探偵に浮気調査を依頼することでプロにしかできない方法で証拠を集めてくれます。

探偵の浮気調査が最も安全に浮気の証拠集めができる理由

探偵は浮気調査について素人の妻とは異なり、豊富な経験と知識を持っています。

もし妻が旦那さんの浮気調査をするとなるとどのような心配がありますか?

子供がいて夕方以降は調査ができない・・・

尾行してもすぐにバレそう・・・

そもそも証拠とは何を集めたらいいの・・・?

証拠を集めたとしても、反論されそう・・・

おそらくこのような心配をしている方は大勢いらっしゃることでしょう。

そんな心配も浮気調査のプロである探偵なら全て解決してくれます。

優良な探偵は、もし裁判になったときに有効な不貞の証拠とはなにかをしっかりと把握しているので、それに基づいた調査をしてくれます。

さらに、調査の際にはピザ屋さんになりすましたり、宅配屋さんになりすましたりなど、通行人がタバコを吸うフリして撮影するなど、あらゆる方法で街に溶け込んで顔バレしないように慎重を期していますし、もしも、尾行に気づかれてしまう可能性があるときには調査員を変更するなどの対応をとって対策します。

さらに優良な探偵は、これまでに数多くの調査依頼を引き受けてきているので、成功体験やマニュアルを持っているため、探偵社独自の知識や技術を駆使してあなたが有利になるような証拠を集めてきてくれます。

もちろん合法の範囲内での調査を行ってくれますので、妻側が訴えられてしまうこともありません。

あなたが旦那さんの浮気の事実を確実に把握したい場合や、いざという時のために不貞の証拠を集めたいと考えている場合には、探偵に無料相談をしてみることをオススメします。きっと浮気を解決するためのヒントが浮かんでくると思いますよ。

もちろん、無料相談するといっても、合わないと思ったらやめてもキャンセル料は一切かかりませんので安心していただけたら幸いです。

妻としては、浮気については探偵に依頼することこそが浮気問題解決のために不可欠なのですが、繰り返しになりますが、調査費用を削減するためにも探偵に提供できる情報を集めておくことはできるはずです。

例えば、書斎のゴミ箱からラブホテルの領収書が出てきたり、たまたま見えた旦那さんのスマホの通知に怪しいやりとりが見受けられたりした際、チェックしておく分には問題はありません。

このような情報は旦那さんの浮気相手の名前や、よく行くラブホテルを特定するために役立ちます。

探偵に依頼する際に、旦那さんのスマホの通知を撮った写メやラブホテルの領収書などを持参していくと、探偵としても調査場所や対象者を特定しやすくなり手間が省けます。

自分自身でできる限りのことは旦那さんに気づかれないように行動に移し、核心を突く部分は探偵に依頼をしておくと迅速かつ的確に結果を出すことができるかと思います

浮気相手が複数いた場合の慰謝料の請求はどうなるの?

旦那さんが浮気をした場合、あなたは旦那さんと浮気相手の双方から慰謝料を請求ができます。

では、今回のケースのように複数の女性との浮気をしていた場合にはどうなるのでしょうか?

結論から言うと、旦那さんが複数の女性と浮気をしていた場合、その浮気の事実がしっかりと確認できる不貞の証拠があると、複数の浮気相手から慰謝料を請求することが可能になります。

浮気相手に慰謝料請求できる条件

ただし、旦那さんに対しては慰謝料を請求できることは当然ですが、相手女性からも慰謝料を請求する場合、以下の条件を満たす必要があります。

○旦那さんが既婚者であることを浮気相手が知っていたかどうか

この点は慰謝料を請求するにあたり非常に重要なポイントとなります。

旦那さんが既婚者であることを知っていながらの浮気は確実に故意だと言えますが、旦那さんが『自分は独身だ』と語っており相手もその言葉を信じていた場合には相手に過失を問えない可能性もあります。

“付き合っている相手が結婚しているかどうかも気づけないものか?”

と、思う方もいらっしゃいますよね?

ですが、出会ったきっかけがSNSだったり出会い系サイトだったりすると、相手女性が得られる情報は旦那さんの発言やプロフィールへの書き込みなどに限られてしまいます。

デートの頻度も仕事帰りの週2〜3回。

週末は会える時と会えない時がある。

いかがですか?

男性側が既婚者でなかったら、普通のカップルと同じようなスタイルですよね。

まして相手女性が旦那さんに惚れていることを考えると、旦那さんの発言をうそだと疑ったり怪しんだりすることもないでしょう。

男性の発言や行動に多少の違和感があったとしても、まさか妻帯者であるということまでは考えないでしょう。

この場合、この女性には慰謝料を請求できない可能性があります。

逆に、旦那さんが既婚者であることを知っていながら浮気をしていた場合には、確実に相手女性にも過失が認められます。

また、旦那さんが既婚者であることは知らなかった場合でも過失が認められるケースもあります。

例えば、旦那さんと浮気相手が同じ職場で働いていたり共通の友人がいる同級生だったりした場合、旦那さんの素性を知ることができる機会はいくらでもありますよね。

そんな中、浮気がバレて『相手が妻帯者だなんて知らなかった』と言い訳をしても、信ぴょう性に欠けると捉えられてしまう場合がほとんどです。

このような場合にも、妻は相手女性に慰謝料を請求することが可能になるケースが多いですね。

○妻が権利の侵害を受けたかどうか

当然のことですが、あなたは旦那さんと結婚をした時点で“旦那さんの配偶者である”という権利を得ています。

そんな家庭が旦那さんの浮気によって破綻してしまったら…

当然、旦那さんだけではなく相手女性にも慰謝料を請求できますよね。

旦那さんの浮気によって良好な夫婦関係が破綻してしまった場合、たとえ肉体関係がなかったとしても慰謝料請求をできるケースもあります。

条件としては以下のようなものが挙げられます。

・肉体関係はなくても交際が親密過ぎたために妻が大きなダメージを負った

・もともと円満だった家庭が浮気行為によって破綻し、離婚にまで至った

特に今回のように複数の女性との浮気の事実があるケースでは、旦那さんと相手女性との間に肉体関係がなかったとしても非常に辛く悲しい思いをしたことには変わりはありません。

身体の関係がないと言われても信用できない。

もう旦那さんに対して浮気発覚前のように接することができない…

今後、どれだけ謝られても普段通り生活ができそうにはない…

円満な夫婦関係が浮気によって壊されてしまった場合、妻の権利を侵害されたといっても過言ではありませんよね?

ただし、浮気発覚前から別居をしていたり夫婦生活がすでに破綻しており離婚目前だったりした場合には、妻はこの権利を主張できません。

あくまでも、“もしも浮気がなかったら円満な家庭を築いていた”というケースにのみ、有効な慰謝料請求の方法です。

また、妻が旦那さんからすでに充分すぎる慰謝料を受け取っている場合にも、浮気相手からは慰謝料を請求できなくなりますので注意が必要です。

浮気についての慰謝料は次項で詳しく説明をいたしますが、裁判で目安とされる慰謝料相場を旦那さんが一人で負担をして支払った場合、妻はそれ以上の金額を浮気相手には請求できません。

つまり、“旦那さんと浮気相手に慰謝料を請求できる”というのは、“慰謝料を折半で分担して負担させることができる”ということです。

「浮気が原因で離婚をするから、払ってくれるなら相手は誰でも良い」という場合には、旦那さんが1人で慰謝料を支払うケースもあるでしょう。

また、話し合って復縁をすることにしたが旦那さんにも責任はとってもらう。浮気相手の女性にもそれなりの誠意を見せてもらいたいという場合には、慰謝料を旦那さんと浮気相手とで折半するということもあるでしょうね。

ただし、たとえば浮気と同時に家庭内暴力も並行して行われていた場合、旦那さんに対して家庭内暴力に対する慰謝料が請求できます。

その場合には、旦那さんから充分な慰謝料をもらっていたとしても、別途で浮気についての慰謝料を相手女性に請求することが可能です。

また、慰謝料についてはあくまでも相場が定められているだけであり、婚姻期間や子供の有無によっても加算される部分があります。

旦那さんが浮気相手には迷惑をかけたくないといい慰謝料相場を支払ったとしても、裁判で相場よりも高い額の慰謝料が請求できると判断された場合には、加算分を浮気相手に請求することもできます。

このように、旦那さんが複数の女性との浮気をしていた場合には慰謝料を請求できる人とできない人、また、慰謝料を請求できる金額も変わってきます。

さらに浮気の時効は“浮気の事実と浮気相手の名前や住所を妻が知った時から3年”と定められていることなどもあり、浮気という問題は法律的に素人である妻だけでは対処が難しくなるケースもあるので浮気の悩みはやはりプロに頼るのが一番です。

なので、もし探偵に浮気調査を依頼して不貞の証拠が集まったら、浮気の慰謝料の請求相手や金額などの話について、浮気調査をしてくれた探偵のアフターサービスを活用してすすめるとよいかと思われます。

旦那さんが複数の女性と浮気をしていた際の慰謝料と探偵調査費用の相場

前項では、旦那さんや浮気相手に請求できる慰謝料の決まりごとについて触れてきました。

ここでは、慰謝料の具体的な金額についてまとめていきたいと思います。

旦那さんが複数の女性と浮気をしていた場合、旦那さんや浮気相手に請求できる慰謝料相場はそれぞれ以下のようになります。

・離婚する場合=200万円〜300万円

・別居する場合=100万円〜200万円

・復縁する場合=50万円〜100万円

こちらの慰謝料の相場の金額はあくまでも相場であり婚姻期間や子供の有無などによって慰謝料が増額することもあります。

また、慰謝料金額が増減するときに考慮される材料として“浮気相手の認識”や“妻の精神的苦痛の大きさ”なども挙げられています。

特に“妻の精神的苦痛”については、“複数の女性との浮気”という時点でかなり辛い思いをしていることは誰の目にも明らかです。

旦那さんが複数の女性と浮気をしていることを知り、辛い気持ちを抑えきれずに精神科を受診しようと考える方もいらっしゃいます。

しかし、精神科にかかると仕事にも支障をきたす可能性もあり行動に移せないと考える方や、病院に通いたくても旦那さんに止められてしまい通うことができなかったという方の例も実際にあります。

事実はどうであれ結果的に病院を受診していなくては、あなたが本当に気を病んでしまっていても、それを証明することが難しくなってしまいます。

精神科にかかることに悩んでいる方は、相談程度の気持ちでも良いですので一度、精神科の医師に話を聞いてもらうことをオススメします。

また、自分は行きたくても旦那さんや周囲から止められるという方は、まずは周囲の意見ではなくあなた自身の心を一番大切に考えましょう。

旦那さんが仕事の時にこっそりと1人で行ってみるだけでも気持ちが変わるかもしれませんし、もしも慰謝料請求をすることになった際には、精神科にかかったという診断書があるだけで自分の身を守ってくれることにもなります。

ただし、ここで注意していただきたいことがあります。

それは、妻が浮気に気づいただけで旦那さんや相手女性に慰謝料を請求できるわけではないということです。

不貞の証拠がないと浮気問題を解決するのが難しい理由

経験したことがある方と多いかと思いますが、『あなた、浮気しているでしょ?』と言って「うん、ごめんね」なんて素直に語る男性はほとんどいません。

普通は、ごまかしたり、うそをついたり、時には逆ギレをしたり…

もうお気づきではないでしょうか?

旦那さんや相手女性に浮気を認めさせて慰謝料を請求するためには、浮気をした2人が誤魔化しも嘘もつけないような不貞の証拠を掴んでおく必要があるのです。

不貞の証拠がなくては、旦那さんも相手女性も浮気を認めてくれるという確証はありません。

探偵に依頼するときにはあなたにあった探偵社を選ぶのがおすすめです。

もちろん不貞の証拠を手に入れるためには探偵に依頼する必要なのですが、どうしても『探偵に依頼するのは高そう…』と考えてしまいますよね。

たしかに、一例を挙げると調査員一人当たりに1時間調査を依頼する際の相場はおおよそ7500円といわれています。

日頃から時給900円でパートをしながら食費も切り詰めている妻からすると、かなり高額な調査費用に見えるかもしれません。

ですが、探偵にはあなたの予算や依頼内容に応じた対応ができるように、さまざまな調査方法が用意されています。

例えば、時間制で料金が発生するプランや、調査料金・経費などが全て含まれているパックプラン。

また、成功した時のみ報酬を得るという完全成功報酬プランを設ける探偵も多く、それぞれの夫婦によって異なる相談内容に沿ったプランを用意しています。

私の浮気問題が解決するときにお世話になった優良探偵の場合、調査を依頼すると、浮気の不貞の証拠をつかむための依頼費用の相場は15万円〜35万円くらいになることが多いです。

当サイトで掲載している探偵は主に悪徳探偵を一切排除してありますので、初心者の方でも安心して無料相談ができます。

この調査が成功して不貞の証拠が手に入った場合、浮気調査報告書を作成してもらえるのですが、その調査報告書のおかげで、あなたは旦那さんもしくは浮気相手に上記の相場の慰謝料を請求することができます。

探偵が集めた不貞の証拠により浮気問題も解決して、さらに浮気した2人に慰謝料を確実に請求することができるとなると、依頼前には高いと感じていた探偵調査費用もそれほど高くはないのかもと感じませんか?

また、優良探偵ではクレジットカードでの分割払いができる探偵も多いです。

慰謝料請求までは考えていないけど、浮気の事実確認だけをしたいという場合には、10万円〜20万円で調査が可能である場合が多いです。

このケースの場合には慰謝料を請求することは考えていないため、調査費用は自らの出費ということになりますが、必ずしもまとまった金額がすぐに用意できるというわけではない方も多いでしょう。

そんな時には、分割払いのサービスを利用することで、浮気調査に早めに着手してもらえますので浮気が深刻化しないうちに対処することもできます

むしろ、調査費用を貯めるまで旦那さんの浮気を放置していたら、浮気はより悪質化してしまいますし探偵も調査が難しくなってしまうこともありますので、とにかく悩まれている方は少しでも早く優良探偵に無料相談してみるほうが問題の解決につながるかと思います。

調査によって情報が得られたり、その日の調査が終わるたびに依頼人に調査経過を連絡してくれたりする優良探偵はたくさんいます。

自宅で自分1人で悩みながら、旦那さんの帰りが遅いたびにイライラしたり不安になったりしていても何も解決しません。大丈夫です。浮気された側が助かるために浮気調査があるわけですので、まずはあきらめないで現状を変えるためにあなたにあった探偵を探してみましょう。

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