人を見る目がある才能の持ち主はトラブルを極力回避できるので、無難な人生を送れるようになります。実は、これってすごい大切なことです。

たとえば、結婚した相手が以下のような人だったとしたらどう思いますか?

DVばかりするような人だったとしたら・・・
お金ばかりせびるような人だったとしたら・・・
浮気ばかりするような人だったとしたら・・・

想像しただけで嫌ですよね。ですので、今後の人生がより良い人生を送るために人を見る目がある人の見分け方を説明していきます。

人を見る目があるの意味とは

人を見る目があるというのは、表面上の態度に騙されることなく、相手の本質や本性を的確に見抜くことができる人のことを指します。

そのため、人を見る目がある人は他人に騙されたり利用されたりすることがほとんどなく、良好な人間関係を築いていくことができる傾向があります。

また、付き合っている恋人が本当はどのような人が自分だけでは判断することができなくて悩んだ場合、人を見る目がある人に会わせることで相手の本質を見抜いてもらおうとすることもあるでしょう。

このように、人を見る目がある人は自分自身が相手に騙されにくいだけではなく、人間関係について周りの人から相談されることも少なくなく、頼りにされる存在になりやすい性格をしています。

人を見る目がある人の特徴

人を見る目がある人には、以下の3つの特徴が挙げられます。

・人付き合いが多い
・洞察力がある
・感情に流されない

人付き合いが多い

人付き合いが多くて、たくさんの人と会う機会がある人は、人を見る目がある傾向があります。

なぜならば、人付き合いが多い人は『人間は誰一人として同じ性格の人はいない』という事を、たくさんの人と会うことで実感しているからです。

そのため、同じような発言や行動をする人たちでも、思っていることや期待していることが違うという事を理解することができています。

ですので、人によって違う相手の言葉や行動の本質を誰よりも素早く見抜くことができることが多いです。

たとえば、接客業のように不特定多数の人と会話をする機会がある人は、同じ主婦を相手にするとしても、その主婦の家族構成や生活満足度によって、考えることや発言が違う事を実感しているでしょう。

このように、人付き合いが多い人は人の性格が多種多様だということを実感しているため、先入観を持つ事なく相手のことを見極めることができるのだと考えられます。

洞察力がある

人を見る目がある人は、高い洞察力を持っている傾向が強いです。

そのため、周りの人は気づかないような相手の小さな仕草や動作も見逃すことなく、しっかりと観察しているため、相手の本質や本性を的確に見抜くことができるのだと考えられます。

また、洞察力がある人は常に周りに対して気を配りながら生活をしていますので、特定の相手のことだけではなく、その相手に対する周りからの評価も見抜くことができます。

ですので、洞察力がある人は人間関係を円滑に進めることが得意で、周囲に対しても気遣いをしながら関わり合いを持っていくことが得意な傾向があります。

このように、人を見る目がある人は洞察力があり視野が非常に広いため、相手がどのような人かということを判断する材料をたくさん持っています。

そして、高い洞察力で得た相手の人間性を見抜く材料を元に、客観的に相手のことを観察しますので、相手の本質を的確に見抜くことができるといえます。

感情に流されない

人を見る目がある人は、自分の感情に流されることなく相手のことを客観的に見て評価することができます。

たとえば、自分が好意を寄せる相手からお金を貸して欲しいと要求されますと、相手のことを疑うことなくお金を貸してしまう人も多いのではないでしょうか。

このように、相手に対して感情移入してしまいますと、冷静な判断ができなくなってしまうことも少なくありません。

しかし、人を見る目がある人はたとえ自分が好意を寄せる相手に対してでも、深く感情移入してしまうことはなく、自分の考えをしっかり持って接することができます。

そうすることで、感情に流されることなく冷静に相手の本質を見抜くことができるので、どんなシチュエーションでも冷静に対処できます。

人を見る目を養う方法

人を見る目を養う方法は以下の通りです。

・追い詰められた時の対処の仕方を見る
・第一印象だけで判断しない
・言動が矛盾していないか
・色々な人に出会う
・言葉に行動が伴っているか
・行動を観察する

人を見る目を養う方法:追い詰められた時の対処の仕方を見る

人を見る目を養うためには、追い詰められた時の対処の仕方を見ると良いでしょう。

なぜならば、人は土壇場に立つと本性が出て化けの皮が剥がれることが多いからです。

たとえば、彼氏が他の女性と一緒にいる現場を目撃した際に、その場で声をかけられることは、浮気をしている男性からしますと追い詰められた状況だと言えるでしょう。

このような時に、声をかけられても冷静に普段と変わらない様子で『こちらは職場の◯◯さんだよ』と教えてくれたり、『この人は僕の彼女です』と一緒にいる女性に紹介してくれたりした場合には、彼氏のことを信頼してまず間違いないでしょう。

しかし、逆に声をかけたことで焦って誤魔化したり、その場から立ち去ろうとしたりした場合には十中八九、彼氏は浮気をしていると考えられます。

このように、相手にとっても自分にとっても追い詰められた状況で、相手の対処の仕方を感情的にならないで冷静に判断することができるようになりますと、人を見る目が養われてくるでしょう。

人を見る目を養う方法:第一印象だけで判断しない

相手のことを判断する際に、第一印象だけで相手のイメージや評価を決めてしまうことは危険です。

なぜならば、人は誰でも初対面の人に対しては警戒している分、良い顔をしようとする傾向があるからです。

そのため、第一印象だけで相手のことを判断して付き合っていますと、相手に嫌なことをされたり騙されたりしても、『あの人は優しい人であるはずだ』という第一印象で得た先入観が邪魔をして、冷静な判断ができなくなってしまいます。

このように、強い先入観を持ってしまわないためにも、人を見る目を養うためには第一印象だけで相手のことを判断しないで、常に相手の発言や行動に対して考えるように心がけることが大切です。

人を見る目を養う方法:言動が矛盾していないか

人を見る目を養うために、相手の言動が矛盾していないかという点を見極めることは非常に大切になります。

なぜならば、人は相手のことを信用してしまいますと、なかなかその相手の言動の矛盾に気づくことができなくなってしまうからです。

特に、第一印象がかなり良かった人や自分が好意を寄せる人に対しては、相手の言動に矛盾している点があったとしても深く考えないで聞き流してしまうことも少なくありません。

このような人は、一度信じてしまった人のことは疑うことをしませんので、相手の本質や本性を見抜く力があまりないと考えられます。

ですので、人を見る目を養って相手の本質を見抜きたいと考えている場合には、小さな言葉の矛盾や行動の矛盾にも、しっかりと目を光らせておくと良いでしょう。

そうしますと、いざという時にも相手の言動の矛盾を冷静に見極めることができる人になることができるでしょう。

人を見る目を養う方法:色々な人に出会う

人を見る目がある人は、たくさんの人と接する機会があるため、色々な人の性格や考え方を見てきている傾向があります。

そこで、自分も人を見る目を養いたいと思いましたら、色々な人に出会う機会を作るように心がけると良いでしょう。

たとえば、職場と自宅の往復ばかりしていて、特定の人とばかり関わっているような人は、新しく趣味を持ったり習い事を始めたりすることで、今まで接したことが無いような人と関わってみると良いでしょう。

また、接客業をしている人は不特定多数の人と関わりを持っているため、人を見る目が養われている傾向があります。

ですので、学生時代に接客業を経験しておくことは、社交的な性格になることもできますし、人を見る目を養うためには非常に良い経験になるでしょう。

人を見る目を養う方法:言葉に行動が伴っているか

人を見る目を養うためには、相手の言葉に行動が伴っているかということをしっかりと見極めることが大切です。

なぜかというと、人のことを騙したり欺いたりする人は、口では都合のいいことを言いながら、実際には行動に移さない場合が多いからです。

たとえば、恋人からもらったプレゼントを『一生大切にする』と言ってもらっておきながら、そのプレゼントを使うこともなく売りに出してしまうような人は、言葉に行動が伴っていなくて信用することはできないでしょう。

このように、人は口先だけで都合のいいことを言うことは簡単ですが、それを行動に移すことは非常に難しいです。

ですので、人を見る目を養うためには、相手が、言葉に行動が伴っている有言実行できる人かどうかということを見極める力が必要になります。

人を見る目を養う方法:行動を観察する

人を見る目を養うためには、とにかく相手の行動を観察するようにすると良いです。

なぜならば、人は誰かが見ているところではいい顔をしますが、誰も見ていないような場では本性を現すことが多いからです。

たとえば、いつもボランティア活動に参加をしていて、街のゴミ拾いをしているような人でも、夜道で誰も見ていないような脇道に入りますとタバコのポイ捨てをしている可能性も充分に考えられます。

ですので、人の目を養うためには目に見える行動だけで相手のことを判断するのではなく、人が見ていないような場面で行動をしっかりと見るようにしましょう。

そうしますと、相手の表面的に発言や行動に左右されることなく、相手の本質や本性を見抜くことができるようになれるでしょう。

人を見る目がある人の見分け方

人を見る目がある人の見分け方には、以下の3つの特徴が挙げられます。

・言葉だけではなく相手の行動を見る
・相手の言うことを鵜呑みにしない
・みんなに対しての態度で判断する

言葉だけではなく相手の行動を見る

人を見る目がある人は、口先だけの言葉ではなく相手の行動を見て判断する傾向があります。

そのため、人を見る目がある人は発言だけでは相手のことを信用することはなく、行動が伴って初めて、相手に対しては信頼を寄せて認めようとします。

このように、相手の本質を見抜くためにはある程度の時間が必要ですので、簡単には相手のことを信用しない疑り深い人ほど、人を見る目がある人だと言えるでしょう。

また、人を見る目がある人は自分自身も発言に行動が伴っている人が多いです。

だからこそ、他人の言葉と行動の矛盾にも敏感になり、嘘をついている人や他人のことを騙そうとしている人のことを見抜くことができるのでしょう。

相手の言うことを鵜呑みにしない

人を見る目がある人とない人を見分けるためには、相手の言うことを鵜呑みにしてしまう人か自分の意見をしっかりと持っている人かということを見極めると良いでしょう。

なぜならば、人を見る目がある人は相手の言うことは鵜呑みにしないからです。

そして、自分の意見や考えをしっかりと持っているからこそ、相手の本質を見抜く冷静な判断ができるのでしょう。

ですので、上司の言葉をそのまま自分の言葉として使ってしまう人や、友人が持っている物を自分も欲しがる人は、あまり人を見る目がないと考えられます。

逆に、人から言われたことを自分の中で整理して活用することができる人や、自らの意思で新しいことを始めることができる意思の強い人は、人を見る目がある人だと言えます。

みんなに対しての態度で判断する

人を見る目がある人かどうかを見分けるためには、自分に対する態度だけで物事を判断しない人かどうかを見ると良いです。

なぜならば、人は自分に対して都合のいいことを言ってくれる人や自分に優遇してくれる人に対しては、甘い評価になってしまうからです。

そのため、自分に対する態度だけで相手のことを判断する人は、人を見る目がないと言えるでしょう。

逆に、自分に対しての態度はもちろんのこと、部下や後輩のように目下の人に対しての態度もしっかりとみて、相手の性格を判断することができる人は、人を見る目がある人だと言えます。

このように、人を見る目がある人を見分けるためには、主観的に判断するのではなく客観的に相手のことを見ることができるかどうかを見極める必要があります。