人に会いたくないときは誰にもありますよね。

すぐに立ち直れるといいのですが、簡単には立ち直れないこともあります。

できるならすぐにでも立ち直って前向きに進みたいですよね。

そこで、今回は人に会いたくないときに生じるありがちな原因や心理と対処法についてご紹介していきます。

人に会いたくない人の原因と心理

人に会いたくない人の原因と心理については以下の通りです。

・失敗やミスが重なった
・ストレスが溜まっている
・無気力
・更年期
・うつ病になっている
・人が怖い
・無職
・自分に自信がない
・いじめられている

人に会いたくない人の原因と心理:失敗やミスが重なった

一時的に人に会いたくないと感じる人は、失敗やミスが重なったタイミングである可能性が高いです。

と言いますのも、誰でも一度は自分の思うようにいかないことが重なって、誰とも会いたくないと感じた経験があるでしょう。

特に、自分の失敗やミスは自分でも反省をしていますし落ち込んでいて忘れたい事柄だと思っているにもかかわらず、誰かと顔を合わせますと再度そのミスを指摘される可能性があります。

そうしますと、より一層、深く落ち込んでしまいますので、ミスや失敗が重なった時には自分の気持ちが落ち着くまでは、あらかじめ誰とも会わないように、人のことを避けて歩もうとする傾向があります。

人に会いたくない人の原因と心理:ストレスが溜まっている

知り合いに会いたくないと感じる人は、ストレスが溜まっている場合が考えられます。

なぜならば、ストレスが溜まっている時は自分でも感情のコントロールが上手くできないため、些細なことで相手に対してあたってしまう可能性が高いからです。

また、自分がイライラして切羽詰まっているタイミングで、機嫌の良い友人から自分とは全く違うテンションで話しかけられますと、余計にイライラしてしまいますので、それを避けるためにもストレスが溜まっている時には極力、人には会わないようにしているのでしょう。

人に会いたくない人の原因と心理:無気力

誰にも会いたくないと考えている人は、基本的に無気力で何をする気も起きない人が多いです。

たとえば、仕事をする気も趣味を持つ気もない無気力な人は、誰にも会わないで家にこもってゲームやインターネットをすることを楽しみに生活をしています。

なぜならば、外に出て人と会っても、そもそも何をする気もありませんので、他人と会話をしても得るものもありませんし刺激を受けることもないからです。

そのため、人に会うメリットはなく、むしろ面倒な話を聞かされて時間の無駄だと考えてしまう結果、家族や友人に会うことすらも拒むようになってきてしまいます。

人に会いたくない人の原因と心理:更年期

ある日突然、人に会うことが嫌だと感じ始めましたら、更年期障害である可能性が高いです。

特に、更年期障害になるのは定年前後の年齢の女性が多いですので、この時期に人に会うことが億劫だと感じたりイライラすることが増えたりしたと感じる人は、更年期障害を疑う必要があるでしょう。

ただし、更年期障害はある程度の年月が過ぎますと気持ちも落ち着いてきますし、その期間に人と会っていなかった分、更年期障害の時期が過ぎますと色々な人と交流をしたいという気持ちも出てきます。

ですので、更年期障害によって人と交流することを拒んでいる場合には時間が過ぎるのを待ち、周りの人からの理解を得ると気持ちも落ち着きやすくなるでしょう。

人に会いたくない人の原因と心理:うつ病になっている

極度に人に会いたくないと思っている人は、うつ病になっている可能性もあります。

特に、家族や仲のいい友人と会うことすら拒んで、一人で部屋にこもっているような状態はうつ病の可能性が高いですし、うつ病の前兆だとも考えられます。

ですので、このような場合には自分で人に会いたくないという自覚があるうちに、精神科や心療内科を受診したりカウンセラーに相談をしてみたりすることをおすすめします。

また、家族の中で部屋からほとんど出てこなくて顔も合わせようとしない人がいましたら、うつ病などの精神疾患を疑って早めに病院を受診するようにしましょう。

人に会いたくない人の原因と心理:人が怖い

自分が心から信頼する人以外には会いたくないと思っている人は、人が怖いと感じていると考えられます。

たとえば、過去に恋人から裏切られた経験がある人は、特に異性に会うことを怖いと感じる傾向がありますし、友人から悪口を言われていじめられた経験がある人は、自分と同年代の人とは関わりたくないと思ってしまいがちです。

このように、人が怖いから会いたくないと思っている人は、過去や現在の人間関係に何かしらのトラブルを経験した人である可能性が高いでしょう。

人に会いたくない人の原因と心理:無職

誰にも会いたくないと感じる人の中には、仕事をしていない無職の状態の人もいます。

このような人は、特に知り合いや友人には会いたくないと感じることが多いです。

なぜならば、自分が無職であることを知っている人に会いますと、仕事をしていないことを責められることは想像がつきますし、久しぶりに会う知り合いには『仕事何してるの?』というように、仕事をしていること前提で話しかけられることが考えられるでしょう。

ですので、このように自分が無職であることを責められたり否定されたりすることを恐れるために、無職の人は人と会わないように家にこもりがちになってしまいます。

人に会いたくない人の原因と心理:自分に自信がない

人に会いたくないと思っている人の多くは、自分に自信がない傾向があります。

たとえば、現在は無職であっても自分が進みたい道に向かって前向きに頑張っている人は、誰に仕事について責められても自分の意思を貫くことができるでしょう。

しかし、自分の意思もなく仕事を始める勇気も続ける自信もない人は、胸を張って相手に話をすることができませんので、会うこと自体を拒んでしまいます。

このように、自分に自信がない人は他人から自分について口出しされることを恐れるあまり、人に会いたくないという考え方になってしまいます。

人に会いたくない人の原因と心理:いじめられている

特定の相手に会いたくなかったり、特定の場所に行きたがらなかったりする人は、いじめられている可能性が高いです。

たとえば、学校や職場に行きたがらない人は、その中で誰かにいじめられていると考えられます。

また、特定の人と会いたくないという意思を示している人は、その相手にいじめられていたり嫌がらせをされていたりしている可能性を考えたほうが良いです。

このように、誰でも自分のことをいじめる人とは進んで会いたいとは思わないでしょう。

人に会いたくないときの対処法

人に会いたくないときの対処法は以下の通りです。

・休養をとる
・周りの人に助けてもらう
・更年期の症状だと割り切る
・人に会わない
・生活のリズムを整える
・好きなことをする
・自然と触れ合う
・リラックスできる人と会う
・新しいことを始める
・自分と向き合う
・悩みを書き出す
・ポジティブなことを考える
・精神科を受診する

人に会いたくないときの対処法:休養をとる

自分が人に会いたくないと感じた際には、できる限り休養を取るようにすると、リフレッシュできて気分もスッキリするでしょう。

たとえば、仕事を数日休んで旅行に行ってみたり、今まで我慢していた買い物を思いっきりしてみたりしますと、ストレスを発散させることができます。

このように、人はある程度の休養をとることができますと、溜まっていた疲れやストレスを解消することができますので、嫌な気分がなくなって人と会うことにも抵抗がなくなり、普段通りに生活をすることができるようになります。

人に会いたくないときの対処法:周りの人に助けてもらう

誰かにいじめられていたり嫌がらせをされていたりする場合には、信頼できる友人や先生たちに助けてもらうことも1つの手段です。

と言いますのも、いじめられていることは辛いですが、それが原因で職場や学校に行くことができないのは、自分に不利益が生じてしまいます。

ですので、職場や学校に行くことすら拒むようになる前に、いじめをやめさせてもらったり話し合いをして仲直りをしたりすることができますと、相手に会うのも嫌ではなくなるでしょう。

人に会いたくないときの対処法:更年期の症状だと割り切る

ある日突然、理由もなく漠然と人に会いたくないと感じた時には、更年期障害の症状である可能性が高いです。

ですが、更年期障害の症状の場合は病院に行ったりストレスを減らしたりすることで、ある程度の対処はできても、根本的な問題の解決に至ることは難しいです。

ですので、自分の症状が更年期障害によるものだと感じましたら、割り切って更年期が過ぎるのを待ちましょう。

このように、更年期障害によって人に会いたくない場合には、更年期が過ぎますと今まで通りに人と付き合うことができるようになります。

人に会いたくないときの対処法:人に会わない

自分にとって良くないことが重なって、人に会いたくないと思っている時には、無理に人に会う必要はありません。

と言いますのも、ミスが重なったり疲れが溜まったりしている時には人に会うことで、より一層、落ち込んでしまったりストレスが溜まってしまったりする可能性が高いです。

ですので、人と会うことを拒むほど嫌なことがあった時には、仕事や学校を休んで家で一人でのんびりすることができる時間を作ることも大切です。

そうしますと、自分の気持ちも落ち着きますし疲れも取れますので、時間が経つことで人と接することも嫌ではなくなってくるでしょう。

人に会いたくないときの対処法:生活のリズムを整える

人に会いたくないと感じた時には、自分の生活リズムを変えるのも1つの手段です。

と言いますのも、仕事や学校以外の帰宅後の時間や休日の過ごし方を変えるだけでも、自分の気持ちに余裕ができますので、人に会うことが億劫ではなくなる可能性があります。

たとえば、仕事を残業することが当たり前になっている人は、思い切って残業することをやめて早く帰ってみますと、ストレスも疲労もなくなるでしょう。

そして、残業をしなかった分、朝にみんなよりも早く出勤をして仕事をすることで、新しい気持ちで仕事に取り組むことができて、生活に充実感を感じることができるでしょう。

このように、人に会いたくないほどストレスを感じている場合などには、思い切って自分の生活リズムを変えてみますと、気分も新たに生活を送ることができて人に会うことのストレスを感じることも減るでしょう。

人に会いたくないときの対処法:好きなことをする

誰にも会いたくないような気分の時には、無理に人に会おうとしないで自分が好きなことをするようにしてみると良いです。

特に、仕事づくめで趣味を楽しむ時間も持てていないような人は、生活に充実感を感じていない可能性が高いですので、時には仕事を休んで趣味や習い事を楽しんでみましょう。

そうしますと、程よい気晴らしにもなりますし、自分と趣味が合う人と会うことができて交友関係を広げることができる可能性もあります。

すると、休みの日の楽しみができますので自分の心にも余裕を持てるようになり、辛い仕事をすることや会いたくない相手と関わることもつらいと感じなくなってくるでしょう。

人に会いたくないときの対処法:自然と触れ合う

周りの人と会いたくないほどストレスが溜まっていたり疲れていたりする時には、自然と触れ合うことをすると良いです。

たとえば、植物園に行ってみたりドライブがてらに海に行ってみたりと、自然に触れる時間を少しでも作ることができますと、気持ちが落ち着きやすくなります。

また、動物を飼ってみたり植物を育ててみたりすることは、より自然に触れる機会を増やすことができます。

ですので、家の中に観葉植物を置いてみたり熱帯魚を飼ってみたりしますと、非日常的な光景を家の中に作り出すことができるため、家にいるだけでも気持ちをリフレッシュすることができるようになります。

人に会いたくないときの対処法:リラックスできる人と会う

仕事に追われて疲労感が溜まっている時には、リラックスできる人と会う時間を作ると良いです。

このような一緒にいるだけでリラックスできる人は、仲のいい友人や恋人など案外、身近にいることが多いです。

ですので、誰にも会いたくないほど疲れている時には、自分の話を親身に聞いてくれたり何も話さなくても察して一緒にいてくれたりするような人に会ってみると良いです。

そうしますと、一緒にいるだけで心が休まりますし、自分の話を親身になって聞いてくれる人でしたら的確なアドバイスをしてくれる可能性もあります。

このように、誰とも会いたくないからと言って、ずっと誰にも会いませんと人との交流が無くなってしまいますので、いざという時に頼ることができる友人や知り合いを頼ること1つの手段です。

人に会いたくないときの対処法:新しいことを始める

誰にも会いたくないと感じた時には、今まではしたことのないような新しいことを始めてみると、良い気晴らしになるかもしれません。

と言いますのも、家と職場の往復だけの生活をしていますと、誰でも充実感を感じられなくなってしまって新鮮な気持ちが感じられなくなってしまいます。

そこで、新しく習い事を始めてみたり資格の取得に励んでみたりしますと、新鮮な気持ちになることができますし、何より自分に自信を持つことができるようになります。

このように、少しでも自分に自信を持つことができますと、人と接する時にも凛とした態度をとることができますし話のネタも多くなり、人に会うことが楽しいと感じることができるようになってきます。

人に会いたくないときの対処法:自分と向き合う

家族や仲のいい友人とすら会いたくないと思ってしまった時には、自分自身と向き合ってみると良いです。

なぜならば、人に会いたくなくなる理由は、その人それぞれですので、まずは原因を自分で見つけなくては問題を根本から解決することができないからです。

たとえば、自分自身で人に会いたくない理由を考えて、その理由がいじめられているからだということに気づきましたら再び自分と向き合い、『なぜ自分はいじめられるのか』とか『相手に何か悪いことをしたか』ということを、しっかりと考えることができます。

すると、自分が悪かった場合には相手に素直に謝ることで問題が解決する可能性がありますし、原因が分からなかったり相手に原因があったりする場合には、周りの友人の力を借りるという手段も考えられます。

このように、まず最初に自分と向き合うことで人と会いたくない原因や理由をあぶりだし、解決法を見つけることが大切です。

人に会いたくないときの対処法:悩みを書き出す

自分の悩みや困っていることが重なっているために、人と会いたくないと感じている場合には、まずは悩んでいることを紙などに書き出してみると良いです。

そして、頭の中で考えていた悩みを目で見ることで、より具体的に悩んでいる内容や原因を自分で考えることができるようになります。

また、深く考えていた悩みも文字にしてみますと案外、大した悩みではないこともあります。

ですので、自分の頭の中を整理するためにも考えているだけではなく、悩んでいる内容や原因を書き出してみますと悩みが減って、人に会うことも億劫ではなくなる可能性があります。

人に会いたくないときの対処法:ポジティブなことを考える

辛いことや悩み事が重なってネガティブな気持ちになってしまいますと、誰にも会いたくなくて一人にしてほしいと感じてしまうことも多いです。

ですので、そのような時には無理矢理にでもいいですので、ポジティブなことを考えてみましょう。

そうしますと、ネガティブなことを忘れて一時的にでも楽しくて幸せな気分になることができます。

そして、一瞬でもポジティブな気分になって気持ちがリフレッシュできますと、今まで悩んでいたことや辛いと思っていたことがちっぽけなことだと思えるようになるかもしれません。

人に会いたくないときの対処法:精神科を受診する

あまりにも長期にわたって人に会いたくないという気持ちが続くようでしたら、うつ病を患っている可能性があります。

このような場合、しっかりと病気を治すためには家族や友人の力だけでは解決できないことが多いです。

ですので、家族や仲のいい友人とすら会いたくないという気持ちが長く続くようでしたら、自覚があるうちに精神科や心療内科を受診することをおすすめします。

また、うつ病を患ってしまいますと治療に時間がかかりますので、仕事や人間関係で悩むことが多い人は、カウンセリングを受けることで少しずつ悩みを減らしていくようにすると、うつ病になることを防ぐことができます。