がめつい人はなにがなんでも出世しようとするようなガツガツしている人など
いろいろな特徴があります。
職場や学校でもいろんな人と触れ合う中で
がめつい人は必ずいます。
問題はがめつい人にであったときにどのように対処するかがポイントです。
そこで、今回はがめつい人の特徴や対処法について解説していきます。
がめつい人の特徴
がめつい人の特徴は以下の通りです。
・落ち着きがない・せかせかしている・ガツガツしている
・感情的になりがち
・自分の考えを人に押し付ける人
・相手を見て態度を変える
・自分にしか興味がない
・図太いところがある・周りの人のことを考えない
・面倒なことから逃げる
・品がない人・下品
・損得勘定で動く人
・貧乏性
がめつい人の特徴:落ち着きがない・せかせかしている・ガツガツしている
自分の利益を優先させるようながめつい人には、いつも落ち着きがなくせかせかしているという特徴があります。
なぜならば、自分の利益になるようなことがありますと、恥ずかしげもなく貪欲に行動をしますので、他の人に遅れをとってはいけないと思っているからです。
ですので、何事にもいつもガツガツしていて、押しが強いと周囲の人からも思われがちです。
また、このようながめつい態度はお金やものに対してだけではなく、たとえば仕事でもより楽な仕事を自分が請け負うように、誰よりも早く行動を起こします。
このように、自分が誰よりも得をする、もしくは楽をするための努力をいとわないのが、がめつい人の大きな特徴と言えます。
がめつい人の特徴:感情的になりがち
がめつい人は、自分よりも他人が利益を得たり得をしたりしますと、感情的になる一面があります。
たとえば、外食先で並んでいる際に、お手洗いなどの理由で後ろの人に順番を譲ったとき、譲った人がたまたまそのお店の来店100人目ということで景品をもらったりしたとします。
そうしますと、がめつい人は当然、譲らなければ自分がもらえたわけですので、堂々と「本当は私がもらうべきものだ」と強く主張します。
このようなとき、もしも丁寧に列を譲ってくれた人に笑顔で祝ってもらえたら、何も言わなくてもその人に景品をあげるという人も多いのではないでしょうか。
ですので、がめつい人は自分から損をする道を選んでしまうこともよくあります。
がめつい人の特徴:自分の考えを人に押し付ける人
がめつい人は、自分の考えが正しくて常識だと考えている傾向がありますので、自分の意見を他人にも押し付けがちになります。
なぜならば、がめつい人はその性格がゆえに、自分が評価されたり得をしたりする道しか歩んでいないからです。
ですので、謙虚に生きていて損をしている人を見ますと、もっと上手に生きれば良いのにと思ってしまいます。
そして、結果的に成功をしているがめつい生き方や考えを他人にも押し付けて、こうすることが世間の上手な渡り方なのだと主張します。
もちろん、誰の生き方が正解だというわけでもありませんが、このように自分の考えを人に押し付けるようなことは、周囲からもありがた迷惑な行為だと思われてしまいます。
がめつい人の特徴:相手を見て態度を変える
自分の利益になることを優先させて行動をするがめつい人は、当然、相手によって態度を変えることが多いです。
たとえば、同僚や部下にいい態度を取ったとしましても、自分が得をすることはまずありません。
むしろ、後輩から慕われて食事に連れて行って奢らなければならないという立場になってしまっては、がめつい人としても不本意でしょう。
そこで、自分の利益になりにくい人に対しては非常に冷たく適当な対応をする反面、上司や取引先の相手などに対してはとても丁寧で腰の低い態度をとります。
このように相手によって態度を変えることで、偉い人から気に入られるようにして、自分の職場での仕事のしやすさや昇級することを狙う傾向があります。
がめつい人の特徴:自分にしか興味がない
がめつい人は、自分の利益になることを常に考えていますので、自分の事柄に対しての興味しかありません。
たとえば、職場の中で転勤や異動がある仕事もあり、特に年度末になりますと自分は転勤があるかということが気になる人もいるでしょう。
また、自分が異動にならなくても同僚や先輩に異動が出ますと、悲しみや今までの感謝などの気持ちが込み上げてくるものです。
しかし、がめつい人は自分自身に異動が出ていないと、他の人のことはどうでも良いという態度をします。
なぜならば、異動が出た人は周囲からチヤホヤされて送別の品をもらえることがありますが、送り出す側はもらえることはまずありませんので、他人の移動には全く興味を示しません。
がめつい人の特徴:図太いところがある・周りの人のことを考えない
周囲のことを考えない図太いことも、がめつい人の特徴です。
と言いますのも、がめつい人は自分の利益になることでしたら、たとえ他人のことを押しのけてでも自分が前に前に出ようとする傾向があります。
ですので、自分のことだけを考えて行動をする図太い性格をしていると考えられます。
また、恥ずかしげもなく他の人に迷惑をかけるような周囲のことを考えない行為をすることも非常に多いです。
さらに、がめつい人はこのように自分が図太くて周りのことを考えていない行動をしていることに気づいていません。
だからこそ、周囲から批判をされるような行為でも改善させることもなく、同じことを何度も繰り返す傾向があります。
がめつい人の特徴:面倒なことから逃げる
がめつい人は、お金や物に対しての欲だけではなく、仕事に対してもがめつい性格が出てしまうことがあります。
と言いますのも、がめつい人は自分の利益になることや自分がより楽ができることのためなら、苦労をいとわないという性格があります。
ですので、仕事の面でも面倒な仕事を任されないために、あらゆる手段を用いて面倒ごとから逃げるような行動をします。
たとえば、面倒な仕事をお願いされそうになった時には、書類の整理やコピーなどいつでもできるような雑務を、さも忙しそうにやり始めます。
そして、相手がお願いしにくい空気を作って、他の人に仕事が渡るのを待つことで、面倒ごとを避けるように仕事をします。
がめつい人の特徴:品がない人・下品
がめつい人は、自分の利益のためでしたら他人を押しのけたり蹴落としたりするような下品で品がない行為をすることも多いです。
たとえば、タイムサービスをするお店に行列ができていたとしますと、がめつい人はしっかり並んでいる人の目を盗んでこっそり割り込みをしたり、たまたま友人が並んでいたら、そこに入り込んだりと自分がタイムサービスの品を購入するためでしたら手段を選びません。
そして、列に並んでいた人から割り込みについて指摘をされたとしても、「証拠はあるのか」とか「混みすぎてて列に見えない」というように、何かしら理由をつけて結局その場からは動かずに、目的の品を手に入れるという下品な行為もしがちです。
がめつい人の特徴:損得勘定で動く人
がめつい人は、基本的に損得勘定で行動をすることが多いです。
ですので、自分に得になると感じることでしたら、どんなに周囲に迷惑をかけても、その行為をどのように思われても関係なく行動をします。
そして、逆に自分が損をすると感じることですと、なにかと理由をつけて損をすることから逃れようとします。
たとえば、会社の飲み会に誘われたとしますと、普通の人でしたら予定が空いていれば参加することの方が多いでしょう。
しかし、がめつい人はみんなの飲み代を払ってくれる気前の良い上司がいたり、自分が好意を寄せている人が参加したりする場合には参加しますが、同僚同士や後輩が多い飲み会などにはほとんど参加をしません。
がめつい人の特徴:貧乏性
貧乏性な性格もがめつい人の特徴のひとつです。
たとえば、ランチの時間に同僚が社員食堂で食事をしている中、自分は家から持ってきたおにぎりやお弁当を食べていることは非常に多いです。
ですが、ひとりで食べるのは寂しいですので、食堂の中で周囲が購入したものを食べている中でお弁当を食べるようなことも、気にせずにしてしまいます。
このように、節約志向が高い傾向が強いがめつい人ですが、自分が持ってきたものがおにぎりだけの際には、同僚が注文した定食のおかずを平気で食べてしまったりもします。
そして、その行為を良しとしてしまった同僚がいますと、次回からずっとその同僚はおかずを取られるようになってしまいます。
がめつい人への対処
がめつい人への対処法は以下の通りです。
・きっちり指摘する・きちんと注意する・毅然とした態度をとる
・距離をとる・関わり合いにならない
がめつい人への対処:きっちり指摘する・きちんと注意する
毅然とした態度をとる
がめつい人は、自分が良くないことをしているという自覚がない場合がほとんどです。
なぜならば、自分が良ければそれでいいという行動を常にしていますので、結果的に自分はいい結果が出ているからです。
ですので、もしがめつい人に改善を求めるのでしたら、毅然とした態度できっちりと指摘をする必要があります。
このように、しっかり注意をしないとがめつい人には、こちらの意思が伝わりません。
また、その性格からがめつい人は多少のことを言っても傷ついたりしませんので、相手に改善を求めてこれからも付き合っていきたい場合には、悪いと思うところや不快に思うところはしっかりと指摘をすることが大切です。
がめつい人への対処: 距離をとる・関わり合いにならない
これまでも注意を重ねてきても全く改善する気持ちが見られない場合や、これ以上付き合っていく気持ちがなくなってしまった場合は、がめつい人とは距離をとって関わり合わないことも1つの対処法です。
もちろん、職場などにこのような人がいますと、関わらないことは難しいでしょう。
そのような際には、がめつい態度も相手にせず気にしないようにすることが一番です。
そして、もし嫌なことをされた場合にのみ、その行為が嫌な気持ちになったということを、がめつい人にしっかりと伝えると良いでしょう。
このようにすることで、その後はがめつい人とは必要最低限での付き合いをしていくことができます。