よくクールな人という言葉を耳にしますよね。

有言実行したり、立ち振る舞いがいかにもカッコイイ人みたいな
意味で使われたりすることが多いですが、
このようなクールな人の特徴と心理について徹底解説していきます。

クールな人が何を考えて、このようなクールな行動をしているのかについて
ぜひ、知っておきましょう。

クールな人とは・意味

クールな人とは、いつも冷静で慌てずに理論的な考え方ができて、自分の意見をしっかりと持っている人のことを指します。

さらに、周囲からは同年代の人たちよりも大人っぽくて落ち着いた雰囲気があると思われることも多いです。

このように、同年代の人たちと比べて落ち着いた人を、クールな人と言います。

また、日本ではこのような落ち着いた冷静な態度を、『冷たい』というイメージに重ね合わせて、『クール』という言葉が使われますが、英語で『クール』と言いますと『カッコいい』というように、日本とは意味が異なる言葉になります。

クールな人の特徴

クールな人の特徴には以下のようにたくさんの特徴があります。

・大人の雰囲気を醸し出している
・感情を表に出さない
・理論派
・感情のコントロールができる
・飾らない
・清潔感がある
・姿勢がいい
・自分の意見をはっきり言う
・誰にでも平等
・近寄りがたい
・冷たそう

クールな人の特徴:大人の雰囲気を醸し出している

クールな人の代表的なイメージといいますと大人っぽい雰囲気があるというところでしょう。

このような大人っぽいという特徴は、基本的には同年代の人たちと比べて考え方や立ち振る舞いが大人びている人のことを言います。

たとえば、小学生の子供が友人の親に対して「こんにちは」のような挨拶だけではなく「いつもお世話になっています」というような言葉も付け足せる様な子ですと、明らかに周囲の子に比べて大人びていると感じるでしょう。

このように、年齢にそぐわない行動ができることも、周囲から大人っぽいと思われる要因の1つです。

クールな人の特徴:感情を表に出さない

周囲の人に本心を気付かれない様に、感情を表に出さないようなことは、クールな人の特徴です。

また、喜怒哀楽のような感情の起伏が小さく、自分の感情をコントロールすることができる人も、クールな人と言えるでしょう。

このように、感情の起伏が小さい人はある程度のトラブルには動揺せずに対応することができます。

また、多少の怒りは表に出さなくても自分の中で解決して、周囲のことを巻き込まないようにする気持ちの切り替えもできるという特徴があります。

このようなタイプの人は、周囲から非常に頼りにされることが多いでしょう。

クールな人の特徴:理論派

クールな人は、考え方が理論的で話していることや考えていることが知的であるイメージがあります。

と言いますのも、クールな人は周囲をしっかりと見渡して落ち着いて対処ができますので、分析力も高くて非常に周囲からも信頼度が高いです。

また、考え方が自分の感情を挟まないような理論的な考え方ですので、誰に対しても贔屓することもない平等な思考を持っています。

ですので、感情に左右されない正しい答えを選ぶことができる知的で理論的な人は、仕事でもプライベートでも大切な決断を任されることが多い性格であると言えます。

クールな人の特徴:感情のコントロールができる

クールな人は基本的に物事に対して慌てず冷静な態度をとる傾向があります。

また、もしも辛い思いや嫌な思いをした時にも、感情のコントロールをして気持ちを切り替えることが非常に上手ですので、周囲の人からはあまり感情の変化が気付かれにくいです。

また、いつも焦らず冷静な態度が取れることができますので、感情的になって相手を傷つけてしまったり、ひどい言葉をぶつけたりしてしまうこともほとんどありません。

このように、人の気持ちをしっかりと考えて自分の感情をコントロールして行動ができることも、冷静な人の特徴と言えます。

クールな人の特徴:飾らない

クールな人は、ファッションもシンプルであまり自分自身を飾らない傾向があります。

と言いますのも、クールな人は自分の見た目や持ち物で目立つことをあまり好まない傾向があります。

ですので、服やバッグなども無地でモノトーンの色合いを好んで着用する傾向があります。

しかし、その少ない色合いでも決して地味には見えないシンプルさがおしゃれに見せることができるのがクールな人の特徴でもあります。

このように、クールな人はわざわざ派手なファッションをすることで自分を飾らなくても、おしゃれに着こなすことが非常に上手です。

クールな人の特徴:清潔感がある

クールな人は、見た目もスタイリッシュで清潔感があるという特徴があります。

と言いますのも、クールな人は自分の周囲が整然と整っていることを好みますので、自分自身も身なりを整えて外に出ても恥ずかしくない格好をいつも心がけています。

ですので、仕事が休みで予定もない日でもクールな人はしっかりと朝にパジャマから着替えていて、急な来客が来たり外出しなくてはならなくなったりした際にも焦らず対応ができます。

このように、クールな人は綺麗好きで身の回りも生活習慣も整っているしっかりしている人が多いです。

クールな人の特徴:姿勢がいい

クールな人は、何事もきっちりとこなしたいという性格が、日頃から仕事でもプライベートでもあらわれています。

さらに、クールな人は姿勢が良くて、そのきっちりとした性格がその見た目からも分かるような容姿をしていることが多いです。

たとえば、初対面でも背筋がピッと伸びて足をしっかりと足をそろえて立っている人でしたら、性格も頼りになるきっちりとしたクールな人だという印象を持つ人も少なくないでしょう。

このように、クールな人は性格だけではなく、外見も几帳面で抜け目がない見た目である場合が多いです。

クールな人の特徴:自分の意見をはっきり言う

自分の意見をはっきりと言うことができることが、クールな人の大きな特徴です。

なぜならば、クールな人は周囲には流されない自分の意見を持っていることが多いからです。

そして、クールな人は周囲に混乱をさせることを避けようとしますので、自分のその意見もしっかりと熟考してから発言をします。

たとえば、自分勝手な意見や理不尽な要求などは、相手を困らせるだろうと判断して口にはしません。

ですので、大きく間違えた意見や自己中心的な意見を言うこともなく、周囲からも信頼されていて意見を参考にされることも非常に多いです。

クールな人の特徴:誰にでも平等

クールな人は、誰にでも平等で公平に接することができるという特徴があります。

たとえば、学校でいじめられている人が居ましたら、その人を守ることよりも、いじめている側に付いて自分はいじめられない立場に立った経験がある人も少なくはないでしょう。

しかし、クールな人は誰にでも平等に接しますので、いじめられている人にも普通に話しかけます。

そして、たとえそれが原因で自分がいじめられる対象になったとしても、自分が間違えたことをしていないと思ったら後悔することもなく学校生活を続けることができます。

クールな人の特徴:近寄りがたい

クールな人は、その冷静で感情をあまり察することができにくいことから、周囲の人から時には怖いと思われることもあります。

また、同年代の人に比べて大人っぽい容姿や考え方を持っていることから、歳が近い人からは近寄りがたいとか、相手にされないかもしれないと思われることが多いです。

ですが、クールな人は一度仲良くなりますと非常に知的で頼りになる存在ですし、クールな人も周囲と仲良くしたいという気持ちはもちろんあります。

ですので、交流を深めるとこちらが困った時や助けて欲しい時に頼りになることは、まず間違いないです。

クールな人の特徴:冷たそう

クールな人は、誰にでも平等に接することができる性格から、周囲からは時に薄情に見られることもあります。

たとえば、いつも一緒にいるグループの友人が誰かにいじめられたとしますと、グループ内の他の友人は相手をいじめ返したり無視したりすることもあるでしょう。

しかし、クールな人はそのやり方に賛成が出来ないと思いますと、特にいじめに加担したり相手のことを無視することもありません。

ですので、同じグループの人からは「友人がいじめられたのに仕返しをしない」と思われて、薄情に見られることもあるでしょう。

クールな人の心理

クールな人は以下のような心理が働いているとされています。

・単独行動が好き
・自立心が強い
・感情的になるのは良くないと考えている
・周りに流されない
・自分の考えを重視している
・頼ることが苦手

クールな人の心理:単独行動が好き

クールな人は、周囲の人よりも精神年齢が高い傾向がありますので、一緒にいるとどうしても友人の考え方が幼いと思ってしまうこともあります。

しかし、そのことを直接本人に言う必要もないと考えるクールな人は、自分から単独行動をすることを選択します。

また、周囲から大人っぽくて頼りになると思われている自覚があるクールな人は、人前ではあまり自分のやりたいことを好きなだけすることがあまり出来ません。

ですので、クールな人は単独行動をすることで自分の好きなことを好きなだけして、ストレスを発散させていることが多いです。

クールな人の心理:自立心が強い

クールな人は、大人っぽい性格や自分の意思をしっかりと持っていることから、自立心も強いです。

そして、ただ自力でしようとするだけではなく、しっかりと計画を練ってから行動に移しますので、周囲に迷惑をかけることはまずないでしょう。

たとえば、高校を卒業して大学に行く際に一人暮らしをしようと考える人は多いと思います。

そして、クールな人はすぐには行動に起こさずアルバイトをして、しっかりと引っ越し費用などのお金を自分で貯めてから引っ越しの作業に移りますので、親にかける負担を最小限にとどめるように考えています。

クールな人の心理:感情的になるのは良くないと考えている

クールな人は、感情を表に出さないことで周囲を混乱をさせることを避ける傾向がありますが、中には感情を表現すること自体が苦手な人もいます。

また、クールな人は喜怒哀楽を表現することを弱さをみせることになるので良くないことだと思っているようなケースもあり、周りの人に弱い自分を見せないために強がっていることも少なくありません。

このように、クールな人は常に自分自身の弱さと戦っていると考えられます。

しかし、感情的な性格は心の弱さということには必ずしもイコールにはなりませんので、クールな人は必要以上に自分の感情と戦っているケースもあります。

クールな人の心理:周りに流されない

クールな人は、周囲の人に媚びて生活をしたくないという考えが強いです。

ですので、単独行動を好んだり自立しようという考えが強くなったりするのだと考えられます。

また、クールな人は周りに媚びたくないですので、周囲の意見に流されないように、あまり感情移入をしないようにしているケースも多いです。

と言いますのも、やはり周囲の人に感情移入してしまいますと、付き合いが深くなっていって時には相手に媚びなければならない場面も出てきてしまいます。

ですので、クールな人は周囲と、ある程度の距離感を持って生活していることが多いです。

クールな人の心理:自分の考えを重視している

クールな人は、自分の周囲の意見よりも自分の考えを重視して生活を送っている傾向があります。

なぜならば、クールな人は言いたいことがあっても感情的になって物事を言うことは避けて、しっかりと熟考してから口に出すようにしているからです。

このように、自分自身で考え抜いた意見を述べていますので、自分の考えを重視するということは当たり前と言えるでしょう。

ですが、クールな人は自分の意見よりも正しく正確な意見に対しては真摯に受け止めることができる大人な思考もありますので、他人の意見も柔軟に受け入れることができます。

クールな人の心理:頼ることが苦手

クールな人は、同年代の人よりも精神年齢が高くて大人っぽいという理由から、頼られるケースが非常に多いです。

また、学校などですと目上の存在である先生から頼られることも多く、自分は周囲から頼られるべき存在なのだという自覚が充分にあります。

ですので、逆に自分は周囲に頼ることや相談することが極度に苦手で、何かに困っていても強がって自分自身で解決しようとしてしまいがちです。

そして、クールな人は困っている時にたとえ周囲から声をかけられたとしましても、その優しさを上手に受け入れることが非常に苦手です。