大物芸能人が亡くなることが相次いだ2018年は、その芸能人の死を悼む声が相次ぐ中で家族の遺産相続問題も次々に勃発しました。そのときのことを振り返っていきたいと思います。
長嶋一茂の父・長嶋茂雄はまだ元気でいるとはいえ、高齢であることや親族のトラブルを避けたいという理由から、長嶋茂雄本人が『自分が生きているうちにある程度の相続については話し合おう』と話していたようです。
俗にゆう【終活】というものですね。
確かに、財産所有者本人が生きているうちに、意思を伝えられるうちに、家族に自分の気持ちを話しておくことで、自らの死後のトラブルを回避することはできますよね。
ですが、どうやら長嶋家にもさまざまな問題がある様子…
そこで、今回は長嶋一茂の生家の家族についてや抱えているトラブルなどについて詳しく考察していきたいと思います。
長嶋一茂の家系に興味がある人はもちろん家族の遺産について考えている方、終活を始めようとしている方もぜひ続きをご覧ください。
長嶋一茂の生家の家族構成は?父親の遺産相続の順位や想定金額は?
長嶋一茂の父親は言わずと知れたあの長嶋茂雄。
日本中で知らない人はいないですよね。
長嶋一茂の実家、つまり長嶋茂雄の自宅は大田区田園調布にある豪邸だといいます。
田園調布という時点でかなりの高級住宅街ですからね。
さらに長嶋茂雄の自宅ともなると、田園調布の中でもひときわ目立つ大豪邸なのでしょう。
その自宅で、長嶋一茂は長嶋茂雄の長男として生まれました。
兄弟姉妹は3人。
長男の長嶋一茂の次は長女である一般女性、長嶋一茂の妹として有名な長嶋三奈は次女ですね。
そして、4人目に元レーシングドライバーの次男がいます。
母親は長嶋茂雄の妻ということもあり、仕事は長嶋茂雄の資産を管理するオフィスエヌの代表取締役をされていました。
夫の長嶋茂雄を支えることはもちろんのこと、息子や娘たちをしっかりと守り育ててきた強い女性だったのでしょう。
長嶋一茂の母親は2007年9月にすでに心不全にて亡くなられています。
長嶋茂雄はまだ健在ですが、もしも亡くなったとすると法律的には第一相続人は妻ということになります。
通常でしたら、長嶋茂雄の全財産のうち半分は妻が受け取ることになり、残りの半分をさらに子供達が相続します。
ですが、長嶋茂雄の妻は先に亡くなられていますので、遺産は基本的には子供たちだけでの分配になりますね。
子どもたちは長男でも末子でも基本的には関係なく、平等に遺産が配分されることになります。
ただし、例外として父親の家業を継いだり家を継いだりする子どもの遺産配分は大きくなることもありますが、長嶋家については関係なさそうですね。
長嶋茂雄は現役時代、誰よりも高い人気を誇っていたこともあり、推定年俸は4億5千万円を超えていたとも言われています。
また、引退して監督を務めてからも年俸は推定1億円と、もはや一般人には想像もつかない金額ですよね。
豪邸を建てていることや関係者との飲食代、交際費など長嶋茂雄ともなると出費もかなりのものになると考えられますので、稼いだ全ての金額が残っているわけではありませんが…
噂では長嶋茂雄の資産は20億円も残されていると言われています。
長嶋茂雄は現役監督業を引退してからも、体調が良いうちはテレビ出演や野球の解説などもしていました。
引退してからも収入がなかったわけではなさそうですし、むしろ増え続けていたのではないでしょうか?
噂どおり、長嶋茂雄の推定資産が20億だとすると、妻はすでに亡くなっていますので子供たちが1人5億円の遺産を相続することになるのですね。
ただし、この配分はあくまでも本人の遺言や配分を左右する事由がない場合に限ります。
遺言が残されていた場合には、あまりにも理不尽すぎる内容を除いては本人の意思に沿った遺産の配分が行われます。
大げさにいうと、『全てを妻に』という遺言があったなら、本人の意思に沿って妻が遺産を全て受け取ることになります。
ただし、実際には遺留分制度がありますので、すべてを妻が遺産を受け取るというのは難しいです。
また先程、【子どもは平等に遺産を受け取る】との旨を話しましたが、もしも当人が要介護者で、その介護を一手に引き受けていた子供がいたなら、その子供は遺産相続の配分が大きくなる可能性が高いです。
このように、遺産相続についてはその家庭や状況によってさまざま。
一概に『基本はこう!』と言い切れない部分がありますね。
長嶋一茂と妹・三奈との仲は?絶縁状態って本当?理由や原因は?
長嶋一茂と次女の長嶋三奈はお互いに芸能界でスポーツを中心として活躍を見せる著名人です。
長嶋三奈が長嶋茂雄の娘、つまり長嶋一茂の妹であるという事実は知っている人も多いかと思いますが、どうやらこの2人は現在絶縁状態なのだといいます。
あまりにも仲が悪すぎて、長嶋一茂の結婚式には長嶋三奈は咳だけを設けて欠席するという事態も起こったとか。
そこは大人ですからね…
我慢してでも出なくてはならない場面ではあるかと思いますが、それほど仲が悪いということなのでしょう。
原因はいろいろとあるようですが、大きな理由とされているのは長嶋一茂の嫁の仁子さんと長嶋三奈の仲が悪すぎることだといいます。
仁子さんはもともとホステスということもあり、人当たりがよく気が利く性格をしています。
そのため、長嶋一茂の両親にはかなり好かれており可愛がられていたようですね。
結婚の際に初めての顔合わせの時から仁子さんは明るく積極的に長嶋茂雄たちに話しかけていたといいます。
男性や目上の人にはとても気に入られることが多い仁子さんでしたが、同世代で同じ女性である長嶋三奈に対しては少し対応が違ったようです。
どうやら仁子さんは、長嶋三奈に対してはいいたいことを好きなように話すわがままな一面も見せていたのです。
ですが、両親を目の前にするとそのような素振りは1つもしないのだとか。
仁子さんも長嶋三奈も気が強く性格かきつい部分がありますからね。
2人が対立してしまうのも無理はないでしょう。
さらに、長嶋茂雄が2004年に脳梗塞で倒れてからは、長嶋一茂と長嶋三奈はその後の介護の体制で揉めることが多かったのだといいます。
これらの理由から、2人は現在も絶縁状態で盆正月にも顔を合わせることはなく、もちろんテレビ番組でも共演はNGのようですね。
長嶋一茂が父・長嶋茂雄の遺産を放棄!?理由は?現在の年収や収入、ギャラはいくら?
長嶋茂雄の資産についての驚きがおさまらないところですが、なんと長嶋一茂は遺産相続の際の権利を放棄したというのです。
本人が話していましたので、おそらく事実でしょう。
ネタでこのような話をするのはあまりにも不謹慎ですからね。
長嶋一茂が遺産相続の権利を放棄した最大の理由は『もめたくないから』。
長嶋茂雄の遺産ともなると、それはそれはもめるでしょうね。
金額が金額ですし、長嶋三奈との絶縁状態であることも長嶋一茂が遺産に関わりたくない大きな理由でしょう。
さらに、もめたくないという理由は長嶋一茂の性格を見ていたら明らかですよね。
なんとなくですが、面倒ごとや揉め事は嫌いそうですからね。
『長嶋三奈もいる場で遺産についての面倒な話し合いをするくらいなら、相続は放棄した方がいい』
長嶋一茂の考えをまとめるとおおよそこのような感じでしょうね。
さて、面倒だとはいえ相続が予想される金額はかなりのものです。
『私なら面倒でも話し合って遺産をもらう』と思う人も多いですよね。
実際、わたしもそう思います。
長嶋一茂は父の遺産を頼る必要もないほどの稼ぎがあるということなのでしょうか?
長嶋一茂の職業は現在はタレント兼スポーツコメンテーター。
もともと著名であることからも、芸能界デビューした頃から年収はなんと1億円あったといいます。
デビューのきっかけも明石家さんまですからね。
ある程度の保証はされていたのでしょう。
バライティー番組の出演のギャラも一本50万円以上といわれていますから、大物女優や俳優たちとほぼ変わらないギャラをもらっています。
さらに、野球の解説やワールドカップなどのようなスポーツ系のコメンテーターとなると本業ですので、このような仕事による収入はより一層、高くなっていることが予想されます。
年収1億円も納得ですね。
つまり、長嶋一茂は父の遺産を相続するためにストレスを溜めるくらいなら、自分が稼いだ方が気が楽だと思っているのでしょう。
これだけ稼いでいたら遺産を相続する必要もなさそうですからね。
ですが、父親である長嶋茂雄からみて長嶋一茂は長男ですし、唯一自分と同じ野球の道を歩んでくれた息子。
そして、それがきっかけで数々の苦労をしてきた子供ですからね。
せめて少しでも遺産を受け取って欲しいという気持ちはあるのではないでしょうか?
長嶋一茂は父の気持ちも配慮した上で、その時が来るまでの期間に決断をしてほしいところですね。
長嶋一茂のバライティーでのブレイクはさんまのおかげ?大恩師と語る明石家さんまとの逸話とは?
パニック障害を発症してプロ野球選手としての活躍をすることができなくなった長嶋一茂のことを芸能界に導いたのは、もはや芸能界のドンともいえる明石家さんまだといいます。
当時、長嶋一茂は誰の手にも追えないほどの落ち込みようで、精神科のドクターの指示もほとんど聞かない状態だったといいます。
そんな引退してからも家にこもりがちだった長嶋一茂ですが、引退についての会見などテレビ局に出入りする機会は多く、その際に明石家さんまと顔を合わせることもあったといいます。
その時に長嶋一茂はパニック障害ながらも明石家さんまにしっかりと挨拶をすることは忘れなかったといいます。
明石家さんまはその時に『残念二世やバカと言われるけれど、人としてはしっかりしている』と判断したのだといいます。
そして、その場で長嶋一茂に声をかけ『一緒に芸能界を盛り上げないか』と言ったのだそう。
当時のことを明石家さんまは『あの時は暗くてなんの面白みもないやつだったけれど、本当は明るくて(いい意味での)アホな部分があることは知っていたから』と語っています。
ちなみに、長嶋一茂は声をかけられた時に『一番絡まれたくない人に声をかけられた』と思ったそうです。
たしかに、心底落ち込んでいる時にあんな明るい人にグイグイ話しかけられたくはないですよね。
とはいえ、長嶋一茂にとって明石家さんまはほぼ初めて自分のことを【長嶋一茂】という一個人として見てくれた存在。
話していくうちに徐々に心を開いたといいます。
そして、ついには【バカ息子】とか【残念な二世】というような、通常なら長嶋一茂が絶対に言われたくない言葉をワザと使うことで笑いを取れるほどの関係性になったのだといいます。
長嶋一茂は、明石家さんまのことを『存在としては2人目の父親のよう。自分のことを長嶋一茂として扱ってくれるから。本当の父親なら嫌だけど』と話しています。
2人の関係性は素敵ですよね。
長嶋一茂も他の人からは絶対に言われたくないことも明石家さんまから言われると笑いに変えられるといいます。
長嶋一茂のパニック障害が治ったのは、明石家さんまの影響もあるかもしれませんね。
長嶋一茂の衝撃の発言の数々とは?残した伝説は野球だけではない?長嶋語録ってなに?
長嶋一茂はプロ野球の現役時代も成績を残していますが、それよりも伝説として残っているのは天然なコメントや発言の数々。
例えば、長嶋一茂は解説の際に父と同じ時代で野球をしていた川上哲治(かわかみてつはる)のことを『かわかみてつじ』と読み間違えて謝罪しました。
しかし、その後に『まぁ、どっちでもいいんですけどね』との余計な一言。
そう、長嶋一茂は余計な一言が非常に多いのです。
そのことで共演者を怒らせたり気分を害したりすることも多いといいます。
また、最近では朝の情報番組【モーニングバード】にてレギュラーを務めていますが、司会の羽鳥慎一の質問とは関係のなく自分が話したいことを好きなだけ喋るスタイルが定着しつつあります。
それによってお茶の間には笑いが起こるわけですが、やはり司会者とするとやりにくさ以外の何者でもないようです。
実際に羽鳥慎一は、長嶋一茂のことが嫌いだと公言しており、本人の耳にも当然入るような場面でも『長嶋一茂さんとはやりにくい』と語っているようです。
長嶋一茂は歯に絹着せぬ物言いが評判となり【長嶋語録】ともよばれオファーも殺到しているわけですが、やはり番組をまとめる人物からすると共演は避けたい相手なのですね。
まとめ
いかがでしたか?
ここで、長嶋一茂の生家の家族構成や遺産問題などについて簡単にまとめていきたいと思います。
・長嶋一茂は父の長嶋茂雄と母、そして3人の兄弟姉妹との6人家族。自宅は田園調布にある超大豪邸だという。
・長嶋一茂は妹の三奈とは絶縁状態。嫁の仁子さんとの折り合いの悪さや父親の介護方針などについてなど、ぶつかる部分が多かった。
・長嶋一茂の年収はおおよそ1億円。長嶋一茂は父の遺産を放棄したが、放棄しても問題ないほどの稼ぎがある。
・長嶋一茂を芸能界に導いたのは明石家さんま。今では第2の父親と思えるほど慕っている人物だという。
以上になります。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。