名古屋市南区の村永義雄容疑者が2019年11月15日に逮捕されたという報道がされたことで世間がざわついています。
あれだけ騒動になって反省したのかと思いきや現在でも相変わらず、”ハトに優しく、人に厳しい”ので、相変わらず通称で”ハトに餌やり男”とか近所でも”ハト男”と呼ばれているみたいですが、村永義雄容疑者の逮捕は2017年7月に続いて2度目。
村永義雄容疑者のfacebookやツイッターの顔画像
村永義雄容疑者のfacebookやインスタグラムを調べてみたのですが、本人と確認できるアカウントはみつかりませんでした。
ただ村永義雄容疑者の逮捕時の画像は以下の通りです。
ハトへのエサやり注意され、執行猶予中に男性殴る 名古屋・南区https://t.co/Mxkr8mkVDn
名古屋市南区の公園でハトへのエサやりを注意してきた男性らに対し、暴行を加えけがをさせたとして南区三吉町の無職・村永義雄容疑者(64)が傷害の疑いで逮捕されました。#餌やり #動物愛誤 #名古屋市
— 杉原秀正正正@板橋 (@HidemasaSugihar) November 16, 2019
まだ、ハトにエサを与えている、名古屋市南区三吉町、無職、村永義雄 元容疑者 pic.twitter.com/avKspfTLLX
— 乙姫 乙女 (@lovetoyota1) December 29, 2017
逮捕された村永義雄容疑者、事件前から行政指導にきた名古屋市職員や取材に来たマスコミに水を掛けている。立派な犯罪であり、一般市民に重傷を負わせる前に何とか成らなかったか?⇒
ハトに餌やり男 傷害容疑で逮捕(CBCテレビ) https://t.co/BOfTt5sqz3 … pic.twitter.com/reKDqrdmy8
— ピンからさん (@pinkarasan) July 21, 2017
村永義雄容疑者は「ハトにエサまいちゃいかん法があるのか」といったこと言っているみたいで、なぜハトに餌を挙げてはいけないのかがいまだに理解されていない様子。
村永義雄容疑者がハトに餌をやる理由は?
そもそも、ハトに餌をやる理由は2017年のときの村永容疑者は以下のように話しています。
14日に開かれた初公判で起訴内容を認めた村永被告。被告人質問では、動機について「エサをやろうとしたら、男性に音を立てられハトが逃げ降りてこなかったので」などと話し、エサをまく理由については「昔、ハトが死にそうになっていて、それに見かねてエサをやるようになった」「何とか生かしてやりたくて」などと話した。
引用元:2017年9月14日http://www.news24.jp/nnn/news890157325.html
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)
もともと、ハトが死にそうなのを見かねて餌をあげた心優しい一人のおじさんだったみたいですが、ハトに対する愛が強すぎたのか、かえってハトの餌やりを注意する人々に敵視するようになり、結果的に警察に逮捕されるような事態になってしまいました。
こればかりは悲劇としかいいようがありません。
なぜハトに餌をまいちゃいけないの?その理由とは?
通称ハト男と呼ばれている村永義雄容疑者ですが、今回初めて知ったという方もいるのではないでしょうか。
そもそも、なぜハトに餌をまいてはいけないのかというと餌をまくことでハトが群がるようになって糞をたくさんするようになり、衛生上よくないからです。
とくに村永義雄容疑者の場合、長年ハトに餌をやり続けたことでハトが餌を求めて集まるようになりました。
集まるハトの数は年々増えて50羽くらいだったのが100羽くらいになり、村永義雄容疑者の近所はハトの糞まみれで悪臭が立ち込め、洗濯物も干せない状況で苦情がでるようになりました。
そこから、名古屋市役所と村永義雄容疑者の戦いが始まり、メディアも参戦するなど戦いはいまだに終わりを告げません。
おそらく、2016年にもメディアで村永義雄容疑者の様子が報道されていましたので、ご存じの方も多いことでしょう。
今回は、ハトに餌をやる理由はなぜなのか、どうやって有名になっていったのか村永義雄容疑者の軌跡をまとめてみました。
村永義雄容疑者の軌跡!ハト男はこうやって有名になった!
餌をやり始めたのは2007年?2014年?どっち?
村永義雄容疑者がハトに餌をやり始めたのはいつ頃なのかは名古屋市の土木事務所がメディアに伝えていたみたいですが、聴く相手が違ったのか、2007年の説と2014年の説の2つに分かれています。おそらくメディアの取材に応えている人もいつから餌をやり始めたのかを正確に確認したわけではないのでしょう。
以下は2017年のときの産経ウエストの記事になるのですが、10年前からと書かれていますので、ハトに餌をやり始めたのは2007年からということになります。
同市南土木事務所などによると、村永容疑者は10年前から、南区の公園や自宅前の道路でハトに餌をやり続け、洗濯物がふんで汚れるなどの苦情が近隣住民から度々寄せられていた。同事務所が昨年5月以降だけで、18回にわたり餌やりをやめるよう説得に当たっていた。
2017.7.20の産経ウエストの記事https://www.sankei.com/west/news/170720/wst1707200099-n1.htmlより引用
以下では2016年の産経新聞の記事ですが、2014年からと書かれています。まぁ、どちらにしても2014年以前からハトに餌をやり始めていたということは間違いなさそうです。最初は警察に公務執行妨害で任意で事情聴取をされ、迷惑行為をしないと約束したそうですが、結局のところ破ってしまいました。もうすでに5年も経過しているのですが、まったくやめる気がなさそうです。
市職員がやめるよう説得したところ、水を掛けられたため、南署は7日、公務執行妨害容疑で任意で事情を聴いた。男性は迷惑行為はやめると約束したという。
道路や公園を管理する市南土木事務所によると、男性は2014年ごろから餌をやり始めた。1日に何度も餌がまかれ、そのたびにハトが殺到。建物や道路、洗濯物がふんで汚れる被害が続き、住民から苦情が相次いでいた。
近くに住む無職の男性(78)は「餌がまかれるたびに50羽を超えるくらい集まっていた。臭いもひどいし衛生的に問題がないか心配だ」と憤る。
産経新聞2016年3月7日https://www.sankei.com/affairs/news/160307/afr1603070016-n1.html記載より引用
ついに2016年に全国デビュー!
どうやら、村永義雄容疑者の自宅周辺に100匹近くのハトが集まるというタレコミがあったのか、2016年にtbsのビビットがスクープとして報じて以来、全国的に有名になったみたいです。
この男性宅周辺に100羽近いハトが群れ集まることから、去年(2016年)2月に「ビビット」が初めて取材し「迷惑ハト男」として知られるようになった。このときも取材スタッフに水をまき、暴行。エサやりを取り締まる法律や条例はなく、行政や警察は注意しかできない。
名古屋市はこれまで村永容疑者を4回注意したが、職員に水をかけて追い返していた。去年(2016年)3月に取材した阿部祐二リポーターも、「なんだ、こらあ」と追いかけられた。
引用元:https://www.j-cast.com/
たしかにホースで水をかける様子はテレビで見かけました。かなり近寄りがたい雰囲気があって、お仕事とはいえ、取材された勇気あるリポーターに感動しました。
羽鳥慎一のモーニングショーでも放送されリポーターがひどい目に合っていました。とんでもないですね。正直、テレビ局に勤めるって大変なお仕事だと思いました。
年とともに偏屈具合も比例して上がりますしお寿司。
名古屋市もハト男に対して甘杉。
水はかけるわ、蹴りをいれるわ・・・ pic.twitter.com/910RKyHavj
— わり_と_ぐら...ぐら(毎日が) (@RicemanCook0724) February 28, 2016
東海テレビより引用
2017年7月ついにエスカレートな行動にでてしまい逮捕!
これまで村永義雄容疑者のありえない行動はテレビで放送されていましたが、さすがに相手にケガを負わせることはしていませんでした。ですが、2017年7月についに本格的にキレてしまったのか、お年寄りの男性を蹴って肋骨を折るほどのケガを負わせてしまい、逮捕となる事件になってしまいました。
公園でハトへの餌やりを注意されたことに腹を立て、男性(76)を蹴って肋骨を折るなどのけがを負わせたとして、愛知県警南署は20日、傷害の疑いで名古屋市南区三吉町、無職、村永義雄容疑者(61)を逮捕した。
産経新聞2017年7月20日記載より引用https://www.sankei.com/west/news/170720/wst1707200099-n1.html
2019年11月ハトの餌やりを注意されて逮捕!
村永義雄容疑者は2017年に逮捕されて以来、タガがはずれてしまったのか、またもやハトの餌やりを注意した相手を殴ってしまい2度目の逮捕へ・・・。今後さらにエスカレートしないことを祈ります。
ハトの餌やりを注意した相手を殴り負傷させたなどとして、愛知県警南署は15日、傷害容疑で名古屋市南区三吉町、無職村永義雄容疑者(64)を現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
時事ドットコムニュース2019年11月15日記載より引用https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111501111&g=soc
いかがでしたでしょうか。ここまでが村永義雄容疑者のハト騒動の経緯でした。ここまでお読みいただき有難うございました。