沢山の人が訪れる関西で有名なイルミネーション。冬になると、神戸にはイルミネーションで作られた光の回廊が出現します。神戸ルミナリエ2019です。
大震災からの復興を願って開催される神戸ルミナリエ。イタリア人の監修によって作られた光の回廊を多くの人が見にきます。
繊細なつくりの素晴らしいイルミネーションを見に県外や海外からも人がやってくるビッグイベントなんです。
ですがあまりに来場者でごった返すことも多いイベントなので日程や時間を間違えると並ぶばかりで疲れてしまうことも・・・どうせ見に行くなら混雑は避けたいところですよね。
そこで今回は、神戸ルミナリエの期間や点灯時間、見どころやルミナリエの場所、混雑回避方法、駐車場情報やルミナリエを見るのにおすすめなスポットなどもり沢山のお得情報を紹介していきます!
また、そんな神戸ルミナリエ2019ですが、度々開催の危機に晒されてきたことをご存知ですか?
特に2015年起きた事故の事もあり、存続が危ぶまれていました。しかし2019も無事開催されることが決定しました。今年でついに25回目となりました。非常にありがたいことですね。なので、過去の事故について説明していきますね。
点灯時間は例年の傾向から以下の通りとなります。
月曜日から木曜日までは午後6時から午後9時半、金曜日は消灯時間を30分延長で午後10時まで。土曜日は1時間早めに始まり午後5時から午後10時まで。日曜日も一時間早めに始まるのです午後9時30分までとなります。
ただし、当日の天候や混雑状況によっても点灯時間が変更される場合がありますので正確な時間を早めに知りたいときはお出かけ前に神戸ルミナリエ組織委員会までお確かめください。神戸ルミナリエ組織委員会のお問い合わせ: (078)303-0038
神戸ルミナリエ2019の場所は?
神戸ルミナリエ2019の場所は旧外国人居留地と東遊園地です。
神戸ルミナリエ2019は、元町駅から東遊園地にかけて決まったルートを歩いて鑑賞しなくてはなりません。
元町駅周辺はこのようになっています。
ここから元町通りを通って大丸や三井住友銀行を迂回しながら通って行かなくてはならないのです。
来た道を戻ることはできないので、沢山の人が同じ場所に集まることになります。そしてただ歩くだけでなく立ち止まって見たりする人もいます。
なので混雑は避けながら行かないとなかなか進まずイライラすることになります。せっかくの綺麗な思い出が台無しになることも。
ですが、ルミナリエが混まないという状況はありえません。それだけの数の人が見に来るという事なのです。人気のあるイルミネーションだという事がわかりますね。
でも、混雑は避けられませんがまだましな程度の人ごみの日はあります。その日を狙っていけばそこまでストレスにはならないでしょう。次の項目で混雑回避方法を詳しく説明していきますね。
神戸ルミナリエ2019の混雑回避方法は?
まず、神戸ルミナリエ2019の混雑が少ない日について。
神戸ルミナリエ2019が比較的混みにくい日は平日です。なんだやっぱりそうかと思いましたか。
以下が2017年の来場者数になるのですが、最も混みやすい日は土曜日と言われている通りの結果になっていますね。
2018年の来場者数も傾向は大して違いはありませんでした。
たしかに来場者数は土曜日だけ飛びぬけて多いので土曜日に行くのだけは絶対にやめた方がいいでしょう。
次に多いのが日曜日です。土曜日ほど多くないのですが、やっぱり土曜日から泊まりで2日かけて行きたいという方が多いのかもしれないですね。
2014年~2018年までの来場者数は神戸ルミナリエ公式サイトに載っているのですが、やはり何と言っても初日はそれほど混んでいない傾向があります。あと、雨が降ったときにも来場者数が減っているので混雑を避けるのには雨の日に行くのもありですね。
12月 8日金曜日 雨のち曇 21万6千人
12月 9日土曜日 晴 47万5千人
12月10日日曜日 曇 37万8千人
12月11日月曜日 晴 23万4千人
12月12日火曜日 晴 25万5千人
12月13日水曜日 晴 28万6千人
12月14日木曜日 晴 28万7千人
12月15日金曜日 晴 32万2千人
12月16日土曜日 曇 51万7千人
12月17日日曜日 晴 42万6千人
神戸ルミナリエ2018-2019の駐車場情報は?
神戸ルミナリエ2019を車で見に行く人が気になるのは、やはり駐車場情報ですよね。
神戸ルミナリエ2019を見に行くにあたっておすすめの駐車場は神戸ハーバーランドのセンタービルパーキングです。
この駐車場、30分250円で平日は最大1000円までなんです。他の駐車場よりも安くてお得なんです。
営業時間が9時から23時と長い時間なのもお得ポイントです。
この駐車場の最寄り駅は神戸駅です。なので神戸駅から電車で元町駅に向かえばルミナリエの会場まで行けます。
歩きで行くことも可能なのですが、帰りは元町駅側から戻ることが出来ないので、歩いてだと疲れてしまうでしょう。
神戸ルミナリエ2019のおすすめ鑑賞スポットは?
さて、混雑がなかなか避けられない神戸ルミナリエ2019ですが、人ごみに巻き込まれずに神戸ルミナリエ2019を見ることが出来るスポットがあるんです。それが、神戸市役所展望ロビーです。ここから神戸ルミナリエ2019全体を見ることが出来るんです。上から見たイルミネーションもとてもきれいなんですよ!
そんな神戸市役所展望ロビーへの行き方を紹介します。
最寄り駅は貿易センター駅です。貿易センター駅を出たら磯上公園付近の横断歩道を渡ります。
横断歩道を通り左折したらまっすぐ進んでいきます。すると目的地が見えてきます。
詳しいルートはグーグルマップをどうぞ。
ここまでで約5分です。
展望台のある階に向かうには、本庁舎の一番左側にあるエレベーターに乗る必要があります。
展望ロビーは平日は8時15分から22時まで。土日祝日は10時からと遅めの開放時間になります。
展望ロビーのある階にはカフェやレストランもあるので、食事を楽しみながら見ることもできますよ。
神戸ルミナリエの見どころは?
神戸ルミナリエの見どころを紹介していきますね。神戸ルミナリエで注目すべきはやはり、フロントーネです。
神戸ルミナリエで最初に見ることになる光の回廊の入り口。毎年違う姿で出迎えてくれます。
ただ建物に沿ってライトアップするのではなく、独特の華やかな模様が浮かび上がるんです。
異国情緒あふれる繊細なつくりは、元の建物の姿を忘れさせ日本ではない別の国に来たような錯覚を与えてくれますよ。
そしてそんな作りこまれたイルミネーションが初めて点灯される点灯式というのもあります。
点灯初日に大々的に行われる式には、多くの人が集まります。今年はどのような姿を見せてくれるのか楽しみにしながら待つ
心躍るイベントです。
神戸ルミナリエ2015の時に起きた事故とは?
そんな神戸ルミナリエですが、2015年の開催日、とんでもない事故が起こったのです。
事故が起こったのは2015年12月10日。その日の早朝に台風のような強さの風でルミナリエのイルミネーションが倒れてしまったのです。
メインであるフロントーネなどのイルミネーションではなく、噴水広場に設置された協賛企業によるルミナリエ応援イベントの作品が崩壊したのです。
修復不可能なほどボロボロになってしまったイルミネーション。この年は修復できず光がともることはありませんでした。
このニュースは瞬く間に広まり、ネットの間ではこの惨状を嘆き中止を残念に思う声が飛び交いました。
幸いにして下敷きになったなどの負傷者は出ませんでした。震災復興を願うイベントでけが人が出たら大変でした。
本当にそれだけはよかったと思います
倒れた作品は撤去されたものの、その他のイルミネーションは問題なく灯されました。
しかし安全性の問題という課題は残りました。
強い風が吹いているときにはなるべく作品に近づかないほうが良いのかなといった教訓もできてしまいました。
そしてこれにより、神戸ルミナリエをこのまま存続させるべきかという不安も人々から出てきたのです。
もともと神戸ルミナリエ自体、協賛金がなかなか集まらず、存続の危機自体には前々から陥っていたのです。
安全性に疑問の声が出たこの事故をきっかけに不安の声が出るのも納得できるかもしれませんね。
この事故を受けてどうなるのかと危惧されていた神戸ルミナリエですが2018
年まで何事もなく無事に開催されています。
神戸の冬の風物詩が消えずに済んでよかったですね。
まとめ
神戸ルミナリエ2019の期間や見どころ、開催事場など興味を持っていただける情報を紹介してきましたが
いかがだったでしょうか?
復興に向けての願いが込められた神戸ルミナリエ。何度も開催の危機に見舞われながらも続いていく様は
震災を乗り越えてきた歴史を想起させます。
是非、この素晴らしい神戸ルミナリエの光の風景を一度は見に足を運んでみてくださいね!