あんなに信頼していたのに…
うちの旦那に限ってそんなこと…
多くの妻は旦那の浮気が発覚するその瞬間まで、自分の旦那に限って浮気なんてしないと信じているものですよね。
だからこそ、浮気の事実を知ると怒りを通り越して悲しくなったり自分を責めてしまったり…
早く今までの生活を取り戻したいけれど、なかなか簡単には気持ちを切り替えることができないという方も少なくはないはずです。
そこで今回は、旦那の浮気によってどうしても立ち直ることができなくなってしまった方の気持ちを改善させる方法を考察するとともに、夫婦の希望する将来別の慰謝料相場や探偵調査のメリットなどについても紹介をしていきたいと思います。
旦那の浮気が発覚後、落胆してしまい何も手につかない、肉体的精神的にも支障をきたすまでになってしまっているという方はぜひ続きをご覧ください。
旦那の浮気から立ち直れない理由とは?そもそも、なぜ立ち直りたくなるの?
旦那の浮気が発覚後、例え旦那や浮気相手から謝罪をされても、なかなか立ち直ることができない理由には以下の点が挙げられます。
・また同じこと(浮気)が繰り返されることを恐れている
・自分の存在価値を見出せなくなってしまう
・旦那の発言や行動の全てを疑うようになってしまう
たしかに、一度でも信頼していた旦那が別の女性と関係を持ってしまうと、全てに対して疑心暗鬼になってしまい自分はいらない存在なのではないかと考えてしまうのもわかりますよね。
では、なぜ妻はそんな気持ちから立ち直りたくなるのでしょうか?
1つ目の大きな要因として考えられるのは、自分自身が楽になりたいという気持ちが大きいためでしょう。
“辛い・寂しい・悲しい・裏切られた・悔しい”というようなマイナスな感情が一日中、頭の中を巡っていたら肉体的にも精神的にも参ってしまいますよね。
食欲の減退や体重の増減、不眠症など目に見れる症状が表れる人も少なくありません。
人は、無意識のうちに自分の身を守ろうとするため、マイナスな感情が渦巻く状況から1秒でも早く抜け出し、今までのような幸せで健康な日常が戻ってくることを願っています。
2つ目の要因として、妻が落ち込み続けることで夫婦関係がより悪化することを懸念している場合もあります。
浮気の事実に気づいた妻が落ち込んでいる間にも、旦那と浮気相手の関係は着々と進んでいますからね。
このように妻が落ち込んでしまい、旦那にあまり話しかけなくなったり、家を開けるような日が続くようになったりすると、さらに旦那は浮気をしやすくなります。
また、浮気について妻から問いただされて謝罪をし反省をしても、妻が暗い雰囲気のままの生活が続いていると旦那は嫌気がさしてしまいやすくなります。
これも、旦那が浮気相手の元に帰ってしまったり新たな浮気に発展したりする要因になりますね。
そして、落ち込み続けることが3つ目の要因である離婚につながってしまうことにつながります。
結婚生活とはある意味、信頼関係の最終形態です。
前述のように妻の気落ちが原因で新たな浮気に発展したり、改心した旦那の気持ちを受け入れきれずに、より深い傷を負って離婚をしてしまう可能性があります。
妻は落ち込み続けた状態が続くと気持ち的にも疑心暗鬼になり、被害妄想が広がってしまいます。
そして、その場の勢いだけで離婚を切り出したり、カマをかけるつもりで言った『離婚』の言葉に旦那が思いの外、快諾してしまい、あとあと後悔することもあり得ます。
妻は、自分自身が落ち込み続けていることの辛さやリスクをある程度、認識しているからこそ、できることなら浮気のショックから立ち直りたいと切に願っているのです。
たとえ旦那が浮気をしないと誓い、今までどおりの生活が帰ってきたとしても妻の気持ちは晴れませんよね。
今までのように自然な会話ができない。
旦那の仕事や友人同士での飲み会すら疑ってしまう。
一緒にいること自体が苦痛。
これまではなんでもなかった日常が、これほどまでに壊れてしまい、旦那の行動の1つ1つに妻がストレスと不安を抱えることになってしまうのが浮気の恐ろしさなのです。
これほどの状態になりながらも子供が幼いことや家族の反対があって離婚に踏み切ることができない妻はたくさんいます。
また、浮気のショックを抱えながらも心底、旦那を嫌いになることができないという妻も少なくありません。
浮気のトラウマは、どれだけ旦那が懺悔をしても一生消えることはないでしょう。
今は幸せな生活を取り戻していたとしても、ふと旦那がスマホを裏返しに置いたり、電話が鳴った瞬間に別の部屋に行ったりするだけで、過去の出来事がフラッシュバックするものです。
当たり前ですが、結婚当初は誰も『自分の旦那は将来浮気をする』なんて考えてはいませんからね。
まして、『もし旦那に浮気されたらどうしよう』なんて普段から考えていて、気持ちの切り替え方を調べている方なんてほとんどいないでしょう。
浮気の発覚というのはある日突然、自分の身に降りかかるトラブルなのです。
心の準備ができていないトラブルだからこそ人は心底、落ち込んでしまい、できるだけ早く今までの幸せな生活に戻りたいと切に願うのでしょうね。
旦那の浮気から立ち直るための方法とは?どうしても立ち直れない場合には?
前項でも説明した通り、旦那に浮気された妻は落ち込む気持ちをできることなら改善したいと思っているものです。
当たり前ですが、好き好んで暗い雰囲気を出している人なんていませんからね。
そこで、ここでは旦那の浮気から立ち直ることができない妻にオススメの方法をいくつか紹介していきたいと思います。
・毎日スケジュールをいっぱいにしておく
旦那に浮気をされたことなんて忘れてしまうほど、仕事に没頭したり今まで以上に友人と食事を楽しむ時間を増やしたりすると、気持ちも明るくなりやすいです。
特に友人のように悩み事や不安ごとを包み隠さず相談できる人と一緒にいる時間が増えると、たとえ浮気についての相談をしていなくても心が落ち着き、安心感が強くなりやすいですね。
ただし、忙しい日々を送るようになるとその分だけ旦那とのコミュニケーションを取る時間が減ってしまいます。
特に家に帰るべき時間である夕方から夜にかけての時間ですら予定を埋めてしまうと、旦那との会話をする時間はおろか顔を合わせることすらなくなってしまい、関係修復のための大切な時間を失ってしまいます。
また、『逆に妻が浮気をしているのではないか』と旦那に疑われてしまう原因にもなりかねませんので、あくまでもリフレッシュする程度の気持ちで行動をすることが望ましいでしょうね。
・家庭以外に大切なものを持つ
特に専業主婦の女性の場合、家庭に入って以降は他人と話す時間が極端に減っている可能性が高いです。
家庭が生活のほぼ全てを埋め尽くしているため、旦那に依存しやすくなっている傾向があり、そんな旦那の浮気には一層落胆しやすいと考えられています。
そんな女性には、まずは外に出る機会を作ることをオススメします。
例えば習い事や資格の取得などに没頭すると、他人との会話をする機会も増えてリフレッシュがしやすくなります。
・別居をする
“物理的な距離を置くと気持ちの距離もわかる”という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
例えば、就職を機に一人暮らしを始めたことで親のありがたみが分かるといった話はよく聞くエピソードです。
夫婦関係についても場合によってからこの方法が効果的な可能性も高いです。
『旦那とは離婚はしたくないが、どうしても今までのように旦那のことを信頼できない』という気持ちに悩んでしまっている妻も多いでしょう。
そのような妻が、旦那と一時的に別居をしてみると以下のことが分かります。
1.生活の中での旦那の必要性
旦那は家の中では少なからず、気持ちのサポートや手助けをしてくれている場合が多いです。
例えば家事の手伝いや子供の世話。
育児で悩んでいた時に隣で支えてくれていたのは旦那ではなかったですか?
知らないうちにパソコンの修理や電球の取り替えをしてくれていたのは旦那だったのではないでしょうか?
いないからこそわかることは、やはりいなくなってみてからでなくては分かりません。
困った時に無意識のうちに頼っていた旦那の存在に気づくことができるかもしれませんね。
2.幸せだった過去
人は離れてみると不思議なことに幸せだった頃の記憶が強く思い出されます。
交際中に訪れた温泉での出来事。
誕生日のたびにもらっていたプレゼント。
『あの頃はなんて幸せだったのだろう…』と、思い起こすとともに『いつから夫婦はすれ違ってしまったのだろうか』ということを自分自身でゆっくりと考え直す時間ができます。
自分に落ち度はなかったか。
旦那ばかりを責めてはいなかったか。
相手がいないと、責める気持ちだけではなく自分自身の反省の気持ちも芽生えてきます。
ただし、別居について注意すべき点もあります。
例えば、別居している間は旦那は1人になる可能性が高いですので、浮気が再発しやすくなると考えられます。
また、妻が子供を連れて実家に帰る形になると、両親の助けを借りる形となりますので旦那のありがたみが実感できにくくなるというデメリットもあります。
別居については、その行為自体が離婚につながることも少なくない選択肢ですので、行動を起こす前にしっかりと自分の意思を固めて旦那とも別居の必要性についての考えを統一させておく必要がありそうです。
ここまでの方法を試みても、どうしても旦那の浮気から立ち直ることができないという場合には、結果として離婚という選択肢になってしまうでしょう。
ただし、その場合には結論を急ぐことなくしっかりと下準備をした上で離婚に至る必要があります。
夫婦関係を継続するにしても離婚するにしても、旦那もしくは浮気相手から慰謝料を請求できる可能性は非常に高いです。
慰謝料の場合別の相場や要点については次項で詳しく説明をしますが、いずれにせよ確たる証拠を集め、旦那ともしっかりと話し合うという下準備が必要になります。
旦那との夫婦関係を継続する場合でも離婚する場合でも、探偵に浮気調査を依頼した上での証拠集めは欠かせない大切な要点となります。
探偵による浮気調査は、100万円以上かかる非常に価格の高いサービスだと思われがちですが、実は費用は15万円?35万円ほどで済む可能性が高いです。
時間や日時、場所などある程度、依頼者が情報を集めておくと調査時間の幅を狭めることができますので、費用の節約になりますので依頼前には自分でも出来る限り行動を起こしておくと良いでしょう。
旦那の浮気による慰謝料の相場は?探偵に調査を依頼するメリットは?
前項でも少し触れましたが、旦那の浮気については離婚をしてもしなくても慰謝料の請求が可能です。
まずは、場合別の慰謝料の相場について紹介をしていきます。
・離婚も別居もしないで夫婦関係を継続するケース=50万円?100万円
・浮気が原因で別居に至ったケース=100万円?200万円
・浮気が原因で離婚に至ったケース=200万円?300万円
こちらはあくまでも浮気問題について裁判に至った場合の慰謝料の相場になります。
夫婦間、もしくは浮気相手も含めた当事者のみでの話し合いで示談という形で済ませる場合には慰謝料は安価になりやすいですが、旦那の謝罪の意が強い場合などには相場よりも高くなることもあります。
慰謝料とは、浮気相手や旦那の軽率な行動によって受けた精神的な苦痛に対して支払われるお金ということになります。
そのため、浮気の期間や特定の人との浮気など妻側の精神的なダメージが大きいと思われる要因がある場合には、慰謝料が高くなる傾向があります。
一言に浮気といっても、夫婦によって様々なケースがあり慰謝料に関しても一概に価格を定めることはできません。
参考までにですが、以下の要因が慰謝料の価格の増減の要因になります。
夫婦→年齢・婚姻期間・浮気発覚前の生活状況・妻の落ち度・浮気の再犯・子供の有無・精神的苦痛
旦那と浮気相手→浮気である認識・期間や頻度、内容・主導権・浮気の再犯・浮気相手との妊娠出産・浮気相手の反省や社会的制裁・社会的地位や収入、資産
たしかに、浮気相手の女性をコロコロと変えている旦那と、同じ女性との浮気を何十年も継続している旦那とでは、明らかに妻の精神的ダメージは異なりますよね。
また夫婦間、もしくは浮気相手との間に子供がいるかどうかは、裁判でも非常に大きな争点となります。
旦那に浮気をされた妻が立ち直ることができないのは、“また同じようなことが起こるのではないか”という不安が常につきまとっているからです。
そんな不安を払拭するためにも、浮気発覚後に旦那との夫婦関係を継続する場合であっても探偵に浮気調査を依頼することがオススメです。
夫婦関係を継続するにあたって探偵に浮気調査を依頼する最大のメリットは、浮気の事実について旦那に認めさせて誓約書を書かせることができるということです。
先ほども申し上げましたが、妻が旦那の浮気から立ち直ることができない大きな理由は“同じこと(浮気)が繰り返されるのではないか”と考えているからです。
そんな不安を払拭するためにも、『もう浮気はしない』という誓約書を探偵の監修のもとで旦那に書かせることができたなら、安心もできますし旦那に対する信頼感も生まれますね。
もし旦那が誓約書の内容を破り浮気を繰り返した場合には、慰謝料を請求するなどのペナルティを設けることもできます。
さらに、もしも浮気相手に慰謝料を請求することを考えている場合には、より一層、探偵による証拠収集が必要になります。
離婚をする際には、裁判でも有効な浮気の確たる証拠を集めるためにも探偵に依頼をすることを考える方も多いかと思いますが、実は婚姻関係を継続する場合でも探偵の役割は非常に大きなものがあります。
旦那の誠意を口だけではなく、慰謝料や誓約書という形に残すことで、妻としては非常に強い心の支えを得ることができますね。
以上が、旦那の浮気から立ち直れない妻の対処法と浮気の慰謝料の相場についての情報でした。
ここで、これまでに集めてきた情報を簡単にまとめていきたいと思います。
・旦那の浮気から立ち直れない妻は、自分が楽になることの期待や夫婦関係の悪化を懸念しており、本心では立ち直ることを希望している。
・浮気のショックから立ち直るためには、“忙しい日々を過ごす”や“習い事などを始める”、そして“一時的に別居をしてみる”などの方法がある。しかし、リスクを抱える方法もあるため、行動を起こすまでにしっかりと考える必要がある。
・浮気による探偵の依頼は、離婚時だけではなく婚姻関係を継続する場合でも必要性がある。旦那との信頼関係を取り戻すためにも、誓約書や慰謝料などの手続きをしてもらうと安心できる。
・慰謝料の相場については、今後の婚姻関係の継続の有無や浮気の内容などによって大きく異なる。夫婦によって事例はさまざまなため一概に価格は決められないが、裁判での相場や慰謝料の増減の要因は定められている。
以上になります。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。